校長室から

校長室から

5月30日~6月3日

6月3日(金) リモートで思いを伝える児童総会

2年間のコロナ禍の中で、教室をリモートでつないで行う集会活動が多くなりましたが、子どもたちもずいぶん慣れてきたようで、意見交換もスムーズに行えるようになりました。(マイクの切り替えは、先生方が行っています)本日は、リモートによる児童総会が行われました。各学年の目標発表がありましたが、どの学年も本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の3点から学年に応じた具体的な実践事項を考えられていたことに感動しました。また、委員会から目標や年間計画の紹介がありましたが、多くの子どもたちが画面越しに挙手し、活動内容について質問していました。教室を回りながら意見交換の様子を見ていましたが、低学年の子どもたちが委員会の常時活動に対して、「いつもありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えていた場面が、とても印象に残りました。高学年の子どもたちもうれしそうに画面を見ており、さらに活動意欲が高まったようでした。
  

6月1日(水) 友だちともっとなかよくなるためには?

子どもたちの授業の様子を見て回っていると、2年生で道徳科の授業が行われていました。学習に一生懸命取り組む子どもたちの様子に誘われ、教室に入って参観させてもらいました。「友だちともっとなかよくなるためには」という課題に対して、教科書の教材を使って意見を考えていました。友だちを助けるために一緒に謝りに行く登場人物の気持ちを考え、一人一人が学習シートにまとめて発表していました。「一番の友だちだから・・」「友だちに嫌われたくないから・・」など、子どもたちの言葉で表現してくれました。先生から、「友だちともっとなかよくなるためには、どんな気持ちが大切なのかな?」という問いかけに、子どもたちが意見を生かしながら「一人も悲しい気持ちにしない。」という考えでまとまったようでした。この気持ちを大切にしながら、これからも友だちと仲良く学級生活を送っていくことでしょう。見ていた私の心が温かくなる授業でした。
  

5月31日(火) 『が』・・・くしゅうに一生懸命取り組む坂小の子どもたち

本校では、本年度も3年生と4年生が同じ教室で学ぶ複式学級を設置しています。その3・4年生の国語の授業を見せてもらいました。6人ずつと少ない学年同士ですが、主体的に学習に取り組む子どもたちの姿を見ることができました。3年生は、教材「こまを楽しむ」を使い、「問い」に対する「答え」の見つけ方や文のつくりを学び合いました。4年生は、教材「アップとルーズで伝える」を使い、対比で説明されている内容を捉え、その説明のよさを話し合いました。
教室の前方と後方で分かれて学習に取り組んでいましたが、学習リーダーを中心としながら、それぞれが集中して課題に取り組んでいました。また、学習の進め方で悩んでいる友達を見つけると、先にまとめた子がさっと近寄り、一緒に考える「かかわり合う力」も見せてくれました。
本校の複式学級での学びは、昨年度スタートしたばかりです。本校の先生方の努力により、1年間で大きな成長を見ることができましたが、まだまだ複式学級の学習の進め方について、先進校の取組から学ぶべき部分がたくさんあります。子どもたちの実態に応じた、本校なりの学習の在り方を求め、これからも実践を続けていきます。
  

5月30日(月) 空気をきれいにする?

各学年の授業の様子を見て回っていると、6年生が保健体育「病気の予防」について学習を行っていました。県内の新型コロナウイルスの感染状況は横ばい状況ですが、予断を許さない状況です。子どもたちの感染症対策への意識を確かめたいと考え、どのような意見を考えているか見せてもらいました。新型コロナウイルスをはじめ、様々な感染症に対して、「病原体をけす」「病原体の道筋を絶つ」「抵抗力を高める」の3点から、子どもたちが意見を考え、発表していました。「病原体の道筋を絶つ」については、日頃行っている手洗いやうがいの徹底を考えている子がほとんどでした。「病原体をけす」についてどんなことを考えるだろうと学習シートをのぞくと、「空気をきれいにする」と書いている子がいました。「どのようにきれいにするの?」と尋ねてみたところ、「自然を増やす」「木を植える」「自然が豊かになると、病気が少なくなるというニュースを見たことがあります」という答えが戻ってきて、「なるほど、そう考えたのか」と何となく納得させられました。
「病原体をけす」ということは難しいと考えますが、病原体の道筋を絶つ行動を心掛けるとともに、「抵抗力を高める」ために、規則正しい生活を実践してほしいと思いました。

5月24日~5月27日

5月27日(金) 生活科「レッツゴーまちたんけん」

2年生が生活科の学習で、坂瀬川校区を探検しています。本日は、坂瀬川公民館と学校近くの商店に出向き、聞き取り調査を行いました。先日、坂瀬川公民館の館長さんとお話ししたときに、「楽しみにしています。」と話されていました。学校近くにある商店は、休日などにお菓子を買いに行ったりする、子どもたちにとっては身近なお店です。事前の学習で質問する内容を考えていて、今日はしっかり聞き取りもできたようです。館長さんもお店の方も、2年生の子どもたちをやさしく受け入れていただきました。地域の方々の温かい心に感謝しています。
  

5月26日(木) どの例文がよい要旨かな?

5年生の国語の授業で、「見立てる/言葉の意味が分かること」の授業を見ました。1時間の授業の中で様々な工夫が考えられていて、大人も考えさせられるような内容でした。先生から3つの例文が示され、「この文章の要旨として、よい例文はどれだろう。」と子どもたちに投げかけられました。子どもたちは、それぞれがよい要旨と考えた例文にネームプレートを貼り、その理由をまとめました。その後、グループで意見を交流し合いましたが、「この例文が筆者の考えが伝わってくる。」や「「『つまり』という言葉が入っていて、この例文が詳しくなっていると思う。」など、自分たちで課題を解決しようと学習に取り組む様子が見られました。
5年生の授業の様子を見ながら、「学びに向かう力」が伸びてきていることを感じ、うれしくなりました。
  

5月25日(水) 体力の向上を目指して

本日、新型コロナウイルス感染症や熱中症の対策を図り、体力テストを実施しました。体力テストは、自己の体力の課題点を見いだし、今後の体力向上に生かす態度を養うことを目的に、毎年この時期に実施しています。また、体力テストの結果を基に、本校の子どもたちの体力の状況をつかみ、発達段階に応じて体育の時間の補助運動を工夫したり、サーキット等を活用したりしながら、課題克服に生かしてきています。
低学年と上学年でグループを組んで各種目を回りながら測定していきました。上学年の子どもたちが低学年の子に測定方法を教えたり、サポートしたりする行動が見られました。また、暑い中での実施でしたが、どの子もよい記録を目指して、一生懸命種目に取り組む姿が見られました。
  

5月24日(火) 「せ」・・・いいっぱいそうじを頑張る1年生

1年生も入学して2ヶ月ほどが経ちますが、学校の生活リズムにも慣れ、自分たちで掃除も頑張る姿が見られてきました。事務の先生が、「校長先生、掃除の時間に1年生が、チューリップを植えていた鉢の土を返して、きれいにしてくれています。ぜひ見てあげてください。」と話してくれました。早速の様子を見せてもらいましたが、2人で一生懸命鉢をきれいにしていました。「ありがとう。きれいにしてくれていますね。」と話しかけると、うれしそうに笑顔を返してくれました。
1年生がきれいにしてくれた鉢を使って、次はどんな花や野菜などが育てられていくのか楽しみです。
  

5月16日~5月20日

5月20日(金) 運動会準備へのご協力、ありがとうございました

5月22日(日)の運動会に向けて、午後から準備を行いました。保護者の方々にも協力を呼びかけたところ、多くの方が準備に駆けつけてくださいました。準備を始める前に急に雨が降り出し、濡れながらの作業となってしまったことを、本当に申し訳なく思っております。1年生から4年生は環境整備、5・6年生はテントの準備を行いましたが、早々に切り上げて教室に戻りました。しかし、保護者の方々は、テントの設置やテントの支柱を抑えるブロック運びなど、準備を進めていただきました。保護者の方々のご協力に対し、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
  

5月19日(木) 読み聞かせがスタートしました

子どもたちが楽しみにしている読み聞かせの取組が、本日よりスタートしました。先日のお話会でお世話になった読書ボランティア「たんぽぽホール」の方にも来ていただき、読み聞かせをしていただいています。また、本校の先生方をシャッフルし、担任以外の先生が教室を訪れ、読み聞かせをしています。また、毎週お世話になっている司書の先生にも読み聞かせをお願いしています。
読み聞かせの時間はすべての教室を回り、子どもたちの表情を観察させてもらっています。どの子もお話の世界に引き込まれ、聞き入っている様子が伝わってきます。読み聞かせ後の子どもたちの感想を聞くと、様々な視点から意見を発表する子も多く、読み聞かせをしている側も勉強になります。本年度も、子どもたちが多くの物語に出会ってくれることを期待しています。
  

5月18日(水) 夏はどんな彩りを見せてくれるでしょう

校内に咲いていた春の花もいよいよ終わりの時期を迎えてきました。パンジーには、たくさんのツマグロヒョウモンが見られるようになり、残念ながら抜かなければならなくなっています。学校を美しく彩ってくれた春の花に、感謝の気持ちでいっぱいです。
今度は、これからの季節に学校を彩る花の準備が着々と進んでいます。これから梅雨、そして猛暑の夏を迎えますが、水掛のタイミングや花壇の草取り等、花の管理が難しい時期でもあります。本校職員が丹精込めて種から様々な種類の花を育てていますが、これから子どもたちが力を合わせて学級園に植え、世話を続けていきます。夏はどんな彩りを見せてくれるのか、今から楽しみです。
  

5月17日(火) 運動会に向けて準備が進んでいます

昨日、日曜日に予定している運動会に向けて、本校の先生方で放課後に運動場の整備を行いました。運動場のあちらこちらから草が生えてきていましたし、本校の運動場には芝も広がっていきます。朝のボランティアで多くの子どもたちで草取りを頑張っていますが、追いつかない状態でした。坂瀬川公民館の館長さんが自作された草引き器を使わせてもらい、一気に整備しました。
本日、低学年と高学年に分かれて運動会の練習が行われていて、校舎2階からその様子を見ていましたが、いよいよ運動会が近付いてきたことを感じました。
 

5月16日(月) 本年度の児童会テーマが決まりました

代表委員会の話合いを経て、本年度の児童会テーマが決まりました。昨年度は、感謝の気持ちを表現することを目的にテーマが作られました。本年度の児童会テーマは、「美しい坂小~心 あいさつ 花~」と決まり、先週の一斉下校の際に披露されました。みんなで児童会テーマを唱える際は、「心 あいさつ 花」の部分は、手話形式で表現するようです。美しい坂瀬川小にするために、みんなで取り組む内容がはっきりしていて、大変よいテーマが出来上がったと感じました。このテーマの具現化に向けて、学級や委員会が考え、そして動くことになってきます。みんなで力を合わせて「美しい坂小」づくりに励んでいきます。

5月10日~5月13日

5月12日(木) 本年度もお世話になります

苓北町の小中学生の毛筆の指導は、 馬場國昭 先生にお世話になっています。本年度もご指導いただくことになり、本日1回目の毛筆指導が3年生と6年生で行われました。馬場先生には、書道を通して礼儀の大切さやものの見方・考え方など、生きていく上で必要なことをたくさん教えていただいており、授業を見ている私も学ぶところがたくさんあります。また、一人一人の子どもたちのよさを認め、ほめ、励まし、伸ばす指導姿勢から、先生方も指導者としての在り方を学んでいます。
初めて毛筆に取り組む3年生には、1時間の授業の流れや道具の扱い方等、やさしく丁寧に教えていただきました。子どもたちの様子を見ていましたが、本当に意欲的に取り組んでいました。6年生は、「きずな」というひらがなを書いたのですが、ひらがなの起こりや筆の流れの理由についても話していただきました。
子どもたちの毛筆も、どんどん上達しています。毎月1回指導していただきますが、この1年間で多くのことを学んでほしいと思います。
  

5月11日(水) 運動会の新しい種目は これだ!

5月22日(日)に運動会を予定していますが、今週から本格的に練習が行われています。本年度も練習から子どもたちが運動会に主体的に参画できるよう、様々な工夫を取り入れています。運動会を行うことが目的ではなく、運動会を通して、本校の子どもたちに育てたい「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」をいかに育んでいく取組であることを職員間で確認しながら臨んでいます。
昨年度の運動会の取組から、種目を1~2つ増やしてもよいのではという意見を受け、検討を行いました。その結果、先生方が協力して種目案を考え、子どもたちの投票で決めることにしました。子どもたちに種目のみを示すのではなく、その種目を行うことでどのようなよさがあるのかを説明した文章を添え、それぞれの効果を読み比べながら子どもたち自身が判断し、一票を投じることが出来るようになっていました。6年生の社会科の授業で選挙の仕組み等についても学びますが、育てたい資質・能力を育むために教科を横断した形で先生方が考案した取組です。投票の結果、子どもたちが一番賛同した種目は「竹取合戦」だったようです。

5月10日(火) お話の世界に引き込まれました

本年度も読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の方々をお招きし、お話会を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策を図った上で、ホールに1年生から4年生まで集まり、大型紙芝居やお話のリズムに合わせ体を動かした遊びで楽しみました。「たんぽぽホール」の方々も子どもたちと交流できることを楽しみにしておられた様子で、色々な準備をしてこられていました。
お話に合わせて紙芝居を披露されている際は、子どもたちがお話の世界に引き込まれていることが、マスク越しでも伝わってきました。実際に絵が動いたり、小道具を貼り付けたり、大きな恐竜が出てきたりと、私も楽しませてもらいました。子どもたちのお話についての感想発表を、笑顔で聞いてくださいました。
今後、「たんぽぽホール」の皆さまには、毎月の読み聞かせでもお世話になります。担当の先生からそのことを紹介すると、1年生から「やったー!」という声が聞こえてきました。
  

5月2日~5月6日

5月6日(金) 一人一人が真剣に取り組みました!

自然災害は、いつ、どこで出会うことになるか分かりません。大地震が発生した場合、海の近くにある本校は、津波に襲われることが想定されます。その際の避難場所として、高台にある大師山を定めています。本日、その大師山まで避難する訓練を行いました。急な坂道がありますので、初めて訓練に参加した1年生は苦労していましたが、避難場所を目指して一生懸命駆け上がっていました。
「大師山へ避難してください。」の放送があり、すべての児童が避難場所に集合するまでに要した時間は、5分21秒でした。子どもたちに対して、「5分21秒は、速かったと思いますか?」と尋ねると、みんながまだ速く避難できると答えていました。それぞれが自分なりの課題を考えていたのでしょう。
52人の子どもたち全員が、この訓練の意義を理解し、一生懸命取り組んでくれたことをうれしく感じました。
  

5月2日(月) 『わ』・・・たし(の命)を大切にするために

雨天のため延期していた自転車点検と自転車の乗り方の練習を、本日実施しました。午前中に地域で自転車の販売や修理を行われている方にお願いし、一台ずつ丁寧に点検していただきました。子どもたちが乗っている自転車の状態をうかがったところ、以前に比べて整備されている自転車が増えてきているとのことでした。やや整備が不十分な自転車については、その場で修理もしていただき、本当に有り難く感じています。
午後からは、3・4年生を中心に、自転車の乗り方の練習が行われました。一人一人が「右よし。左よし。後方よし。」と声に出しながら安全確認を練習しました。また、ブレーキのかけ方やカーブの曲がり方についても、なぜ必要かを指導者が問い、考えながら練習に取り組んでいました。
練習の様子を見ていましたが、まだまだ未熟な部分が多々あります。「ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校の姿」『わ』・・・たし(の命)を大切にするために、しっかりとした技能を身に付け、安全に乗ってほしいと思います。
  

4月24日~4月28日

4月28日(木) 校長のことを心配してくれる坂っ子!

朝から全校児童と先生方で行う「チョボラ」(チョコッとボランティア)が計画されていました。運動場に草が目立ってきたので、学年ごとに草引きを頑張ってくれました。その後、6年生の担任がうれしいことを教えてくれました。私はいつものように校舎回りの落ち葉や木枝を掃いていたのですが、6年担任に一人の子が、「校長先生が一人で大変そうだから、手伝ってきていいですか。」と言ってきたそうです。確かに、校舎南側の駐車場を掃いている際にその子が来て、「校長先生、お手伝いします。」と現れたのです。「ありがとうね。中庭の方を掃いてくれると助かるよ。」と返すと、その子は一人で黙々と落ち葉集めをしてくれました。チョボラの時間が終わると、「校長先生、時間だから教室に行きます。」と告げて帰って行きました。中庭の通路も、すっかりきれいになりました。
誰かに言われたからではなく、周囲を見渡し、必要なことを自分で考え、自ら行動する。これこそが本校の子どもたちに育てたい資質・能力の一つである「考動力」です。校長のことを気遣って手伝ってくれた坂っ子!本当にありがとうございました。

4月27日(水) 春を感じる言葉を集めて

子どもたちの授業の様子を見て回っていると、どの学年の国語の授業でも、春を感じる言葉を使って俳句を作ったり、文章を考えたりする内容が取り扱われていました。低学年の子どもたちは、視覚的に捉えた草花や生きものを考えて発表していました。自分で見つけた蝶について発表している子がいましたが、「質問します。そのチョウチョは、どれぐらいの大きさでしたか?」と尋ねられ、言葉で何と表現するのか悩んでいました。高学年になると、より五感で感じた視点から春を感じる子がいて、発表を聞いていると「なるほど。」と感心させられました。
自分が見たり聞いたりしたことを言葉で上手に表現するためには、より多くの言葉と出会う必要があります。その出会いの一つが、読書です。多くの本を読み、様々な表現の仕方をインプットしていくことで、聞き手に様子を想像させるようなアウトプットができるようになるでしょう。
本年度も本校では、読書活動に力を入れていきたいと思います。

 

4月26日(火) 「校長先生、手伝います!」

日曜日に授業参観を行ったため、昨日は振替休業日でした。天気もよかったので、朝から校舎周辺の環境整備をしていました。本校は校地に樹木が多いため、定期的に整備が必要です。カイズカイブキの剪定を行っていると、学校に遊びに来ていた4年生が、「校長先生、手伝います。」と言って、切り落とした枝を集めて、リアカーにのせてくれました。「ありがとう。怪我をしないようにしてください。」と伝えると、「大丈夫です。」と返し、草捨て場まで運んでくれました。また、別の子どもたちは、ほうきや松葉かきを持ってきて、運動場の小枝などを掃いてくれました。
この感動した出来事について、朝から本校の先生方に伝え、共に子どもたちの成長を喜び合いました。

 

4月24日(日) 保護者の皆さま、ありがとうございました

本年度1回目の授業参観、PTA総会、学級懇談会を実施しました。日曜日に実施したこともあり、すべてのご家庭の皆さまに参加していただきました。本当にありがとうございました。
保護者の皆さまが参観されるということもあり、子どもたちも笑顔で、張り切って授業に臨んでいたように感じました。入学して2週間の1年生も、算数の勉強を頑張っていました。1から5の数を書く学習が行われていましたが、数に合わせて数図ブロックを自分たちで上手に並べていました。2年生は、春の言葉をたくさん集めていましたが、保護者の方の意見もずいぶん取り入れていたようです。各学年で子どもたちが自ら考え、そして友達と協働で学び合う活動が取り入れられていました。
令和4年度も、保護者の皆さまとしっかりスクラムを組みながら、子どもたちの健全な育成のために力を尽くしていきたいと思います。今後ともご協力の程、よろしくお願いいたします。
  
  

4月18日~4月22日

4月22日(金) 今年は何を育てるのかな?

春の陽気で学校の花々が元気に咲き誇っていますが、その分、草もずいぶん伸びてきました。1・2年生が生活科で使う学習園がありますが、その学習園にも雑草がずいぶん生えてきました。本年度も、季節に応じた様々な野菜などを育てるため、1・2年生が力を協わせて草取りをしました。進級した2年生が、1年生に手本を見せようと頑張っている姿を見て、感動しました。今年は何を育て、みんなで収穫を喜び合うのか、今から楽しみです。
  

4月21日(木) たしの命を大切にする「地震津波避難訓練」

4月は、くまもと防災教育月間です。本校では、本日「地震津波避難訓練」を行いました。災害時の児童の避難場所は、大師山となっています。朝から雨が降り、児童の避難経路の安全面を考慮して、本日はホールに集合することとし、大師山への避難訓練は、後日計画することにしました。
どの学年の子どもたちも真剣に参加し、自分の命を守る大切さを学んでくれました。熊本地震の経験を語りながら、災害はいつ、どこで出会うか分からないので、身の回りの情報をつかみ、考えて行動することが必要であることを伝えました。
  

4月20日(水) さわやかなあいさつ「校門一礼」

坂瀬川小学校で学べることへの感謝の気持ちを表す「校門一礼」の取組も、本校の特色ある取組として定着してきました。一昨年度、そして昨年度の6年生が学校のリーダーとして示してくれていた姿は、本年度の6年生にもしっかりと受け継がれており、他学年の見本となるようあいさつをしてくれています。登校班の上学年を見ながら、1年生も出来るようになりました。
ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校の姿の『さ』・・・・「わやかなあいさつが響く学校」を目指し、本年度も子どもたちと職員みんなで力を協(あ)わせて取り組んでいきたいと思います。
 

4月19日(火) 考動力が身に付いてきています

いつものように朝から正門周辺を掃いていると、一人の2年生が竹ぼうきをもって現れました。「校長先生を手伝ってくれるのかな?」と尋ねると、「初めは運動場の草引きをしようと思っていたけど、もじゃもじゃしたのがいっぱい落ちていてたいへんそうだから、こっちをします。」と返してくれました。その後は、一人で黙々と集めてくれました。みんなが集まってボランティア活動をしていたわけでなく、自分で考え、行動する様子を見ながら、たくましさを感じました。また、低学年の子どもたちにも、本校の児童に育てたい資質・能力の一つである「考動力」が身に付いてきていることを感じ、うれしく感じました。

4月18日(月) アクセス数 100,000突破!

日頃より本校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。先週、アクセス数が100,000件を突破しました。本校の教育活動の様子や子どもたちの頑張っている姿を保護者の方々、そして地域の方々に伝えていきたいと考え、できる限り新しい情報を更新してきました。今後も、より分かりやすく本校の取組を発信していけるよう、努力していきたいと思います。

4月11日~4月15日

4月15日(金) 歓迎遠足が実施できたことに感謝!

本日、新1年生との交流を深めるための歓迎遠足を行いました。風は強かったのですが、天気に恵まれ、全校児童で近隣のグランドまで歩くことができました。県内の新型コロナウイルス感染状況が増加傾向にある中ではありましたが、全員元気に、そして無事に歓迎遠足を実施できたことに感謝しています。
体育館で歓迎会を行いましたが、1年生もしっかり自己紹介ができました。縦割り班で歩きましたが、6年生が1年生をフォローする温かい様子も見られました。目的地のグランドでお弁当を食べた後、みんな元気に走り回って遊んでいました。本当に気持ちのよい一日でした。
  

4月14日(木) 豊かな心を育むために

これまで本校では、子どもたちの豊かな心を育むために、道徳教育推進教師を中心としながら、校内の道徳教育に力を入れてきています。特に、その要となる道徳科の時間が、子どもたちにとって自己の生き方について考えを深める場となるよう、様々な視点から助言を受け、授業づくりを進めています。
年度初めということもあり、朝の校長講話の時間を利用し、道徳科の授業に向けてのオリエンテーションをリモートで行いました。
子どもたちには、「心は、一生懸命に勉強をしたり運動をしたりするためのエンジンです。心を成長させる道徳科の時間に、教材に出てくる人物の気持ちや出来事の理由などを考えながら、心のエンジンを成長させていきましょう。」と伝えました。
この1年間、子どもたちの心の成長の様子をしっかりと見守っていきたいと思います。
   

4月13日(水) 受け継がれる伝統

朝から落ち葉はきをしようと中庭に行ってみると、きれいな状態でした。この時期は、桜の花の花柱部分が大量に落ちているのですが、それもほとんど見当たりません。不思議に思っていましたが、朝から5年生の子どもたちがボランティア活動できれいにしてくれていたことを知りました。
この「校長室から」でもたびたび話題にしてきましたが、一昨年度、そして昨年度の6年生が毎日きれいにしてくれていました。特に昨年度の6年生は、休日や春休み期間中も学校を訪れ、落ち葉を集めてくれていました。
その思いを受け継ぎ、5年生が取り組んでくれていたことがうれしくてたまりませんでした。高学年の頑張りを中学年、そして低学年がしっかりと見ていて、美しい学校を守り続けてくれています。
  

4月12日(火) 異学年間でかかわり合いながら・・・・

入学式を終え、令和4年度も本格的に動き出しました。いつものように正門で子どもたちの登校を待ちながら、1年生がどんな表情で登校してくるのか見守っていました。登校班長の高学年は、1年生をしっかりサポートしてくれていることが伝わってきました。また、みんなさわやかな声であいさつをしてくれ、私も元気をもらいました。
朝から1年生教室をのぞくと、上学年の子どもたちが学習用具の片付けを手伝ったり、遊び相手になったりしながら、積極的に1年生と関わろうとする姿が見られました。昼休みになると、1年生のリズムに合わせながら、異学年間でかかわり合いながら遊ぶ様子が見られ、心が温かくなりました。
  

4月11日(月) 10人の新1年生を迎えて

本日、令和4年度入学式を行いました。本年度は10人の元気な新1年生を迎え、全校児童52人となりました。新型コロナウイルス感染状況は緩やかに増加傾向にあり、感染防止対策として、昨年同様に規模を縮小し、短時間で実施することとしました。
会場には、新1年生とその保護者の方々、関係教職員のみが入場し、他の学年は各教室からリモートで参加しました。式場に入場する1年生を見ていましたが、少し恥ずかしそうに歩いていましたが、マスク越しの表情は笑顔が見られました。また、名前を呼ばれると大きな声で返事を返してくれました。これから始まる小学校生活を楽しみにしているようでした。
小学校生活で大切にしてほしいこととして、「大きな声であいさつをしましょう」「話を聞くときは、話している人の顔を見て聞きましょう」「自分と同じように、友だちを大切にしましょう」という3つのお願いをしました。
明日からは、大きなランドセルを背負って登校することになります。少しずつ坂瀬川小学校の生活時間に慣れていってほしいと思います。
  

4月8日

4月8日(金) 令和4年度 スタート!
本日、令和4年度第1学期の始業式を行いました。朝から子どもたちを正門で迎えましたが、新しい学校生活の始まりを楽しみにしていることが、一人一人の表情から分かりました。
始業式に当たり、子どもたちの様子を見ていましたが、話を聞く姿勢に成長を感じました。私からは、昨年度の卒業生が残してくれたよき伝統を大切にしてほしいと伝えました。また、「感謝の心をもつ」「目標に向かって努力する」「自分を大切にし、仲間を大切にする」という3点について、具体的な例を挙げながら話をしました。
午後からは、月曜日の入学式準備を全校児童と教職員で行いました。全員が新1年生を気持ちよく迎えようと、黙々と作業に取り組んでくれました。学校全体が大変華やかになりました。
昨日、校内で作業をしていたところ、本校中庭を卒業生が掃除しており、大変驚きました。中庭の池に落ち葉が散っていて、気になったとのことでした。私も長年教師をしていますが、このような子どもたちは初めてです。これまでの小学校生活の中で、母校を愛する心を育んでくれたことに感謝した出来事でした。
  

3月22日~3月23日

3月23日(火) 令和3年度 修了式

本日、令和3年度の修了式を行いました。学年の代表の児童に修了証を手渡しましたが、学級みんなの修了証を大事そうに持って列に戻る様子が見られました。その後、各学年の代表児童による1年間の思い出発表がありました。「体育の授業で、ボールが取れるようになりました。」「図工でエレベーターの作品を作りました。」「自分で考えて行動できるようになりました。」「自計学を頑張って、全部の漢字大会で満点を取ることが出来ました。」などの発表を聞きながら、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の成長を感じました。校長講話では、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、自分が頑張った様子を振り返り、自己評価をしてもらいました。この1年で頑張ったことや出来るようになったこと、もっと頑張りたいを一人一人がよく考えてくれていたようです。
4月からは、それぞれが次のステージへと進みます。これまでの頑張りに自信を持ち、4月からも大きく成長してくれることを願っています。保護者の皆さまや地域の皆さまには、本年度も本校の教育活動を温かく見守り、ご支援いただきました。心よりお礼申し上げます。次年度もよろしくお願いいたします。
  

3月22日(火) 「サクラが咲いています!」

朝から登校する子どもたちを正門で待っていると、早く登校した1年生が桜の木を眺めています。「校長先生、サクラが咲いています。」と話しかけてきました。「ずいぶん暖かくなったから、サクラの花も咲き始めたんだね。」と返すと、「明日は、もっとたくさん咲きますよ。」とうれしそう笑顔を見せてくれました。その後は、次々と咲き始めているチューリップをじっと眺めていました。
身の回りの小さな変化に気付き、感動する豊かな感性を、これからも大切にしてほしい朝でした。