2021年2月の記事一覧
雪と凧
2月18日(木)今日は朝から思いがけずの雪景色でした。
登校を心配しましたが、学校に来て駆け出す子供たちでいっぱいになった運動場です。
こっちも…
こっちも…
雪玉でいっぱいです。
せっかくの機会なので、時間差で担任も一緒に雪遊び。
高学年担任は容赦ない子供たちの雪合戦の的になっていました。
こちらは大きくなった雪玉を担任に見せています。
結構朝から雪が降り、ひとしきり遊んだ後は…
雪で濡れた防寒着たちが教室に干してありました。
続いて凧のお話。
2月9日(火)2年生の生活科の時間に、佐伊津学童クラブの先生から凧と風車とキラキラシャボン玉の作り方を教えていただきました。
子供たちに楽しく活動してもらいたいと、お2人で実験を何度もされたそうです。
身近な折り紙を使って遊び道具を作り、できあがると夢中になって遊んでいました。
風が適度に吹いていたので、凧も高くあがりました。
子供たちの感想です。
「わたしは、たこの作りかたがむずかしかったけど、先生が教えてくださったので、かんたんでした。家でもできたらしてみたいと思いました。」
「たこのはじとはじをちょっとおると、いっぱいとぶとわかりました。わたしのたこは、あるいていたほうが高くとびました。」
2月17日(水)には、なかよし学級で凧や風車を作りました。
とっても楽しく時間が過ぎるのはやく感じたようです。
もっとしたい…次は時間を多めに設定したいです。
私たちの国の音楽~6年音楽科
小学校の音楽科では、自分の国や郷土の音楽に愛着が持てるよう、わらべうたや民謡、日本古謡(日本に古くから伝わる歌謡)が取り入れられています。
また旋律楽器の一つとして和楽器が3年生以上で取り扱われます。
2月1日(月)6年生の音楽の時間に天草十三曲会の平田さん、丸塚さんをお招きし,和楽器(尺八、箏)の演奏を聴かせていただきました。
児童は事前に音楽CDで「春の海」を鑑賞していたのですが、実際の生演奏はその調べや雰囲気が格別で、音の響きを味わせていただきました。
「私は箏の音色が好きです。なぜなら落ち着くからです。弦を押す強さで音が変わるのがすごいと思いました。箏などの和楽器をひく人が少なくなっているから、これからも日本の文化を守り続けたいです。」
「ぼくは前にCDを聞いていたけれど、生で聞いてみると全然ちがって、音楽は本当にすごいんだなと思いました。ぼくは平田さんがひいていた尺八にちょっと興味があるので、水道管で作ってみようかなと思いました。
子供たちの感想です。
箏の弦の数や尺八の種類の話、和楽器に携わるようになったきっかけなど、子供たちの質問も一つ一つ答えていただきました。塩ビ管でも尺八ができるそうで、完成前のものも見せていただきました。
10月にいきいき芸術体験教室で和楽器の調べや演奏体験をしており、余計に奏でることの難しさを分かって聴くことができたのではないかとも感じます。
本物に触れる今回の体験は子供たちにとっても私たちにとっても有意義なものになりました。
かわる道具とくらし~3年社会科
3年生の社会科では、地域の様子の移り変わりについて学習をしています。
佐伊津小学校には「かなうま」と呼んでいる資料室があります。
そこには、佐伊津地区で集められた昔の道具がたくさん並べられています。
1月28日(木)田中とりやさんの田中さんを講師にお招きし、かなうまに展示されている昔の道具についてお話をうかがいました。
3年教室の隣にあるかなうまで、お話を聞いて初めて並べられた道具がどんなことに使われていたのかを知ることができました。
子供たちの感想です。
「知らないものもいっぱいあったけど、しょうけやこて、いっとしょうけ、ゴミをとったりする道具などを教えてくださってありがとうございました。」
「ぼくは、ふるいやいっとしょうけやいろんな道具が知れてよかったです。昔の運動会や竹馬をするときははだしでしていたとはじめて知りました。ぼくはまだ昔のいろんなことをたくさん知りたいです。」
実は、この学習は、いつか実現したいことの一つでした。つなげてくださった推進員さん、説明してくださった田中さんに大変感謝申し上げます。
田中さんには足りない道具があると気づかれ、天秤棒など学校に寄贈してくださいました。
子供たちの学びがまた深まります。
この後、3年生は教えていただいた道具の説明書を作成する予定です。
また、田中さんにはちょんかけごまを披露してくださいました。
昔の遊びについて勉強している1年生も3年生と一緒に見せていただきました。
子供たちは、こまを高く上げたり、足の間を通したりされる技に驚いていました。
コロナ禍ですので、みんなで体験はできませんでしたが、いつか子供たちにも体験してほしいと思います。
余談ですが、3年生の社会科の教科書や資料集で紹介されている昔の道具の中には、私にとってはこれももう昔の道具なの?と思うものもあります。3年生の社会の教科書を見ることができる方は一度教科書を開いてみてください。
焼き物を生かしたまちづくり~4年社会科
4年生の社会科で、「焼き物を生かしたまちづくり」という学習を行っています。
社会科では教科書を用いた学習と、天草市が作成している資料を用いた学習を行っています。
資料集では「天草大陶磁器展」や「水の平焼」が取り扱われています。
そこで、学習支援ボランティアとして、水の平焼の岡部さんを講師にお迎えし、お話を伺いました。
水の平焼きは、創業から255年の歴史があること、8代目として先代の跡を継承すること、そしてその思いなどたくさん教えていただきました。
水の平焼のプレゼンDVDも見せていただき、陶磁器ができる様子も映像で確認することができました。
子供たちが考えた質問にも一つ一つ丁寧に答えていただき、最後にはお仕事で使われる道具や粘土などを触らせていただくこともできました。
子供たちの感想です。
「私は、水の平焼きのかんばんを見て、(水の平焼きがあることは知っていたけれど)何を作るんだろうと思っていました。とうきを作っているなんて知りませんでした。ねん土とかさわらせてくれてうれしかったです。岡部さん、これからもがんばってください。」
「私は、水の平焼きのねん土やとう器を見たことがなかったので、本物を見てびっくりしました。5年生になったらとう器作りをします。今までとう器作りはかんたんだと思ったけど、岡部さんが作る水の平焼は、とても時間がかかり、むずかしいのを初めて知りました。」
学習支援ボランティアさんをお迎えしてお話を伺うと、様々な学習が深まります。同時に子供たちにとってキャリア教育や人としての生き方を学ぶ機会につながっていると感じます。
子供たちのキラキラした表情が印象的な1時間でした。
三寒四温を繰り返しながら
先週は春のような暖かい日があったり、金曜日のように雪が舞う日もあったり、三寒四温を繰り返しながら春に近づいていることが実感できる1週間でした。
でも寒さはまだまだこれから。体調管理に気をつけたいものです。
先週の佐伊津っ子の1週間の様子についてお知らせします。
最近の朝の光景。学年を交えてボールを追う姿が見られます。頼もしい1年生です。
朝も昼休みも縄跳びをしている子供たちが増えました。
つよさ部会からの「チャレンジなわとびカード」です。
縄跳びは練習しただけ、跳んだ分、上手くなります。
低学年用と高学年用があります。
先週まで佐伊津小の給食記念週間でした。
本渡中学校の栄養教諭の先生に「食に関する学習」の指導を行っていただきました。
給食センターで使う大きなしゃもじをもってきて見せてくださいました。
また、給食が子供たちや我々の口に入るまで、様々な方が携わっておられることを改めて知ることができました。
学習後、「残さずに食べたいです」「感謝して食べたいです」と子供たちの感想がありました。
こちらは3年生の学級活動「かぜの予防」の学習です。
養護教諭(保健室の先生)からインフルエンザや風邪にかからないようにするためにはどのようにしたらよいか学習します。
インフルエンザウィルスの姿をスライドで見ています。
今年は子供たちのインフルエンザへの罹患はまだありませんが、風邪での欠席はありますので、日頃からの健康管理に気をつけたいですね。
こちらは4年生の国語の学習です。
自分が気に入った詩を集めた詩集を作成し、図書室前に掲示しています。
どの詩集にも工夫があって、読み応えありです。
こちらはなかよし学級。
支援ボランティア(保護者)さんに教えていただきながら、ミシンでナップザックを作っています。
ミシンの扱いに悪戦苦闘中ですが、支援ボランティアさんが優しく教えてくださいます。
完成が楽しみです。
最後に6年生のカウントダウンカレンダーです。新年を迎えたのがつい最近のような気がしますが、今日から2月です。
あと36日。