コミュニティスクール

2020年10月の記事一覧

佐伊津町の産業について考えよう2

10月19日(月)、5年生の総合的な学習の時間に、ババ商店さんから社員のお2人をお招きし、工場見学の事前学習を行いました。

ババ商店さんは、佐伊津町にある鋼材の卸や鉄骨工事をされている会社です。

地域学校協働活動支援員さんと5年担任が計画し、段取りをして、今回の工場見学が実現しています。ババ商店さんが小学生の見学受入を行うのは初めてとのことだそうです。

お2人とも少々緊張されていましたが、嬉しそうに本校においでいただきました。

授業では、作成されたスライド資料を提示しながら、鉄についての話と、事業内容について話されました。

佐伊津町にある本社では、主に魚の養殖用のいけすの枠を作っておられます。

養殖業については、5年生の社会科の教科書に、鹿児島県長島町の養殖業についての記述があるのですが、その長島町にあるいけすの枠も作っておられるとのことでした。そのつながりがあることに驚きました。

子供たちの感想です。

「鉄で作られているものがたくさんあることが分かりました。家などでも鉄で作られたものを探そうと思いました。見学に行ったとき、鉄をどのように加工しているか、よく見ようと思いました。」

11月に実際に工場見学を予定しています。

見学の日に向けて、安全管理を整えられて準備されているそうですので、地元企業の見学が今からとても楽しみです。


 

 

 

 

 


 

町のたんけんたい

10月13日(火)、2年生が生活科の学習で町探検を行いました。

前回は学校周辺を歩き、佐伊津町にあるものを探しました。

今回は、佐伊津町にある公共施設やお店の探検です。

3カ所の見学先の皆様が快くお引き受けくださいました。

併せて、急ではありましたが、保護者の方お2人に引率のお手伝いをいただきました。

まず、金子鮮魚を見学しました。

子供たちが来るということで、普段は出されていないそうですが、お店にある魚を全て出して見せていただきました。

スーパーでは見ることのできない魚もいたようです。

お店の方は子供たちの質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただきました。


 

 

 

 

 

次に、佐伊津郵便局を見学しました。

普段、一般の人が入ることのできない窓口の裏手を見せていただきました。小さな棚がたくさんありました。多いときで約2,000通の手紙やはがきを仕分けされるそうです。

また子供たちだけ特別に100万円の札束を触らせていただきました。全員100万円を持った写真を全員撮りました。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

最後に、「天草・南蛮菓子の店 えすぽると」を見学しました。

ここでも関係者以外は入ることのできない厨房に入らせていただきました。

おいしいお菓子を作るために、2年の歳月をかけて作っておられるそうです。

帰る前には、子供たちが生まれた年と「えすぽると」が開業した年が一緒ということで、カステラをいただきました。


 

 

 

 

 

子供たちの学習のためにと、地域の方々がご協力くださることは大変ありがたいことだと改めて感じました。

子供の感想の中にも、このことを肌で感じ取っている様子がうかがえます。

「金子鮮魚さんでは、いろいろな種類の魚がいたので、びっくりしました。働く時間が朝の7時からだったので、朝も早くからがんばっているんだなと思いました。郵便局では100万円を持ってみました。持ってみたら、少し重かったので、いっぱいあるなあと思いました。郵便局はお金持ちだなと思いました。えすぽるとでは、おいしいおかしを一日に何個も作っていると聞いてびっくりしました。帰るときにできたてのカステラをもらったときには、かんしゃの気持ちでいっぱいになりました。」

お店ではたらく人の仕事をしらべよう

9月29日(火)、3年生の社会科見学を行いました。

見学先は、ロッキー佐伊津店です。保護者の方3人に引率をお手伝いいただきました。安全に学習できる環境があることがありがたいです。

まず、店長さんにお目にかかり、お話をうかがいました。

子供たちは、事前に考えていた質問をし、インタビューをさせていただきました。

その後、店内を見学し、お客さんのこと絵を考えた店づくりをされていることを知りました。

最後にお家の人から頼まれた買い物をしました。

この後、学校でまとめ学習を行っていく予定です。


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

さて、この日の朝は6年生が朝ボラを行っていました。

自然豊かな学校ですので、草刈りもやりがいがあります。

ひょうたん島と、見えにくいですが農園の刈られた草を集めてくれました。ありがたいです。


 

 

 

 

 

 

4年生では、社会科「自然被害にそなえる町づくり」の時間で防災対策について学習しています。

大雨や台風があった今年は、実体験と結びついた学習になったようです。

学習したことをもとに、子ども達が防災標語を作りましたので、紹介します。

掲示には絵も描いて表現しています。ご来校なさった折にご覧ください。


 

 

 

 

 

 

子どもでも できることを 手伝おう   

気をつけて 津波は家を まきこむよ  

そなえよう ぼうさいたいさく わすれるな

ひなんする 前よりはやく じゅんびする

大雨が ふったあとは 川いくな

じしんはね 物がおちるよ 気をつけて

いつくるか 自然災害 そなえよう

じしんがね やってきたら すぐひなん

つなみがきたら はしって すぐにげよう

気をつけて なにがおこるか わからない

手つだおう できることは 自分でね

あぶないよ じゅんびなしで くらすのは

災害を あたまに入れよう かたすみに

まどには テープをはろう あんぜんに

津波来て 親をまたずに ひなんする

かまえよう 地震がおきたら すぐひなん

台風がくる前 まどにテープはる

さいがいに そなえておこう 水と食料

津波はね いつくるか わからない

さいがいに そなえておこう たべものを

気をつけよう 防災じゅんびで ききいっぱつ

災害は いつ起こるのか 分からない

 

子供たちなりの表現で短い言葉の中に表現できていますね。ご家庭でも折に触れ、話題にされてみてください。