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2015年6月の記事一覧

追肥の大切さ

 一年生教室の前には朝顔の鉢がずらっと並べてあります。
 今は、鉢もこんなに工夫され、育てやすくなっています。
 それにしても大きな葉の朝顔が多いので、一年生のある先生に「なんでこんなに大きいんですか?」と聞くと、「追肥しているからではないでしょうか」と教えていただきました。

 あるJAのサイトには追肥について次のように書いてあります。
 (野菜の)育ちが盛んになるにつれて、根からの肥料の吸収も多くなり、元肥に与えた肥料分だけでは足りなくなるので、追肥により、不足分を補ってやる必要があります。   
 ①適期を逸しないこと。
 ②肥料の種類を選び、適量を守ること。
 ③吸収しやすい位置に順次施すこと。(JA西春日井ホームページより引用)


 これは、子育てにも通じるものではないでしょうか。
 子どもたちの成長に伴い、それまでとは違った働きかけ(追肥)が必要になります。一人一人の成長の様子は違うので、それに合った手だて(教育)が必要だと思います。
 保護者の方が、つい、他のご家庭のお子さんと比べたくなるのはよくわかります。でも、追肥の三つのポイントのように、働きかけの「適期」も「種類」も「順序」も子ども一人一人違います。それが一番わかるのは、保護者の方ご自身です。他のお子さんと比べるのではなく、その子自身を見つめて適切な追肥(しつけや家庭教育)をしてみましょう。今はつぼみですが、必ず大輪の花が咲くはずです。
 1年生の朝顔の花が咲いたときに、大きな写真でご紹介します。