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2014年11月の記事一覧

フッ化物洗口の練習

 熊本県は児童生徒のう歯(むし歯)保有率が全国平均を上回っています。12歳児の調査においては、全国ワースト5位になっています。このような状況を受け、平成 22 年11 月に「熊本県歯及び口腔の健康づくり推進条例」が制定されました。【詳しくはこちらの➡熊本県のページをご覧ください。】
 この条例の目的を達成する手立ての一つとしてフッ化物洗口を県内小中学校で実施することになりました。(県教育委員会では、すべての小中学校での実施を目標に取り組んでいます。)
 すでに県内では取り組みを始めている学校もあります。太田郷小でも、取り組みを始めることになり、保護者説明会を開き、歯科医の方に説明をしていただきました。
 今日は、フッ化物そのものではなく、水で練習をしました。初めてのことなので戸惑っている児童や、笑いだしそうな児童もいましたが、何とか手順は覚えました。
 むし歯ができてしまうと、痛みだけではなく、治療に時間や費用もかかります。また、年齢とともに保有できる歯の数も減っていきます。
 子どもの時期から歯の健康への意識を持たせる意味でも、今回の取組が効果をあげられればと思っています。


 担任が一人一人に決められた分量のフッ化物(今回は水)を紙コップに入れ、子どもたちは一斉に1分間口の中でうがいをし続けます。
※笑って吹き出したりしないように顔をかくしている子もいます。慣れてくれば自然にできるようになるのではないでしょうか。

児童集会

 今日は1時間目に児童集会が行われました。

 運営委員のはじめのことばに引き続き、人権委員会の劇がありました。
 学校生活の中にあるいじめや仲間はずれがどれだけ人を傷つけるかをわかりやすく劇にしていました。
 また、いじめや差別をなくすことをみんなに呼びかけるヒーローも現れました。


 人権委員会に続いて保健委員会の発表もありました。
 ブレイク中の日本エレキテル連合の細貝さんと朱美ちゃんが登場し、「すいみん」の大切さみんなに呼びかけていました。
 また、すいみんのクイズもあり、日本の子どもたちは外国の子どもたちよりすいみん時間が短いことを知ってみんなおどろいていました。
 そのあと、一学期の終業式に現れた太田郷レンジャー(緑)が再び現れました。しかし、変身スーツが間に合わなかったようで、今日は、素顔をみんなに見せてしまいしまた。(太田郷レンジャーの姿は公開できないのでフィルターをかけています。)➜この部分は間違いです。正確には妖怪ウォッチの主人公けいた君でした。しかし、フィルターはそのままにしておきます。(^-^)


 最後は、「言葉遊びタイム」です。太田郷小の子どもたちに言語活用能力をつけるために行なっている取り組みの一環です。1年生もとても大きな声が出ていました。
 今月の歌の後に、県の科学展で入賞した1年生の杉本君の表彰がありました。賞状と盾をいただきました。
 今日の児童集会は盛りだくさんでしたが、みんなとても元気に楽しく参加出来ました。運営委員の皆さんご苦労様でした。

妙見祭続き

 妙見祭第二弾です。

 お祭りといえば出店ですね。八代神社の参道入り口から本殿のある敷地の中まで出店が数えきれないくらい並んでいます。
 子どもは大好きですよね。大人でも大好きな人は多いんですけど・・・。


 八代神社の表参道から。左上にあるのが正門です。狛犬が神社を守っています。



 奥に見えるのが本殿です。ここで、今年も太田郷小の子に会いました。去年もまったく同じところで同じ子に会いました。びっくりしました。
 神様が見ていらっしゃるような気がして心引き締まる思いです。


 神職の方が「御幣(ごへい)」で頭をなでお祓いをしてくださいます。私もしていただきました。厳かな気持ちになるものです。


 戸崎河原に行きました。ここは、ガメや花馬が走るところです。「移動交番」という珍しい車両がありました。警察の皆さんお疲れ様です。


 行ったのが夕方だったので、出場はあと2組だけでしたが、観客の皆さんは最後まで応援されていました。
 これも、妙見祭の祭の華の一つです。


 動きが激しくてピントが合いませんでした。すみません。


 団体によっては、おもちやお菓子を客席に投げ入れてくれます。


 お馬さんも本当にお疲れ様でした。と背中の「晩白柚」が言っているようです。
 いかがだったでしょうか。このページをご覧の方の中には、妙見祭を見たこともないという方もおいでかと思います。
 全国花火大会は有名ですが、来年はぜひ、妙見祭にもおいでください。以上八代神社秋の例大祭(妙見祭)レポートでした。

今日は妙見祭(八代最大の祭)

 今日は八代神社秋の例大祭(いわゆる妙見祭)です。地元では妙見さんとよばれてみんながこの日を待っている大きなお祭りです。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
 長崎諏訪神社おくんち、福岡筥崎宮放生会(あるいは博多祇園山笠)と並ぶ九州三大祭の一つとして知られ、県内外からもたくさんのお客様が見えられます。
 妙見祭の神幸行列は貞享元年(1684年)には始まったといわれています。ご神体は塩屋八幡宮まで「お下り」され、一泊されたあと、翌日、八代神社まで「お上り」の神幸で、神輿、神主、社僧、鉄砲、神馬、笠鉾、亀蛇、獅子等が行列をなして練り歩きます。
 この様子をぜひこのページをご覧の皆さんにお知らせしたく、行列の通過地点の一つである八代駅に朝から行ってきました。
 先頭の神馬は残念ながら先に行っていましたが、御神輿には間に合いました。

御神輿です。御神霊が鎮座されていらっしゃいます。


八代神社の宮司さんです。


 獅子舞は妙見祭成立時には行列にはなかったのですが、元禄時代に長崎諏訪神社おくんち祭から取り入れられたといわれています。
 赤ちゃんが獅子舞にかんでもらう(かむまね)と病気をしないと言い伝えられています。詳しくは八代妙見祭のページをご覧ください。


 見るだけではなく、参加する子どもたちもたくさんいます。銅鑼が鳴ったり、このような服装の子どもたちを見ていると、やはり中国から渡ってきた妙見神のお祭りだなあと感じさせられます。


 八代駅前にずらりと勢ぞろいした笠鉾の列。前夜祭を「御夜」といい、笠鉾などが八代本町のアーケード街を飾りました。


 たいへんきらびやかなものです。


 笠鉾も八代神社に向かって移動をはじめました。


 妙見祭では、地元の子どもたちもたくさん参加します。「ほいほい」という元気なかけ声で祭りを盛上げます。


 地元のケーブルテレビ「ひこいちテレビ」のスタッフの方です。ちょんまげ(本物)を結うほど気合が入っています。


 妙見祭の名物の一つ亀蛇(ガメ)です。カメではありません。ガメです。
 八代神社に祭られている神様である妙見神は、北極星と北斗七星を神格化した玄武神で、中国大陸から亀蛇の背に乗って八代の竹原の津に着いたといわれています。(「学校紹介」の1回目で紹介している竹原神社がまさにその妙見神がつかれた場所といわれています。)
 妙見神が海を渡るのに乗ってこられたこの「亀蛇」は体が亀、頭は蛇という不思議な生き物です。この亀蛇は、激しい舞を踊るのが特徴で、駅前でも、妙見宮近くの砥崎河原(とさきのかわら)でも激しく舞い踊り、祭りの主役の一つもなっています。


 数年前から、子どもたちが舞う『小亀蛇」も登場しました。(下の記事に続きます。)

妙見祭(上の記事からの続き)



 女の人たちは、この日のために、華やかな髪飾りをつけたり、お化粧をしたりして、お祭りの雰囲気を盛り上げています。


 花馬(飾り馬)は高校の同窓会や各種団体から出しています。激しく走り出す馬もいるので、これをコントロールする人たちも大変です。


 こんなかわいいポニーも登場しますよ。

今日はこの後、八代神社と砥崎河原で各種行事があるのですが、元気が残っていたら行ってきます。(まずはご報告まで)