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更新が遅くなりました。

 出張、かつ私の体調の不調で、更新ができなくなってしまい、すみませんでした。

 でも、太田郷小学校はインフルエンザも激減し、みんなの笑顔が戻ってきました。
 ただ、新たにインフルエンザにかかる人もいて、中々全員が元気、というわけにはいかないようです。
 先生方の中にもインフルエンザで休んでいらっしゃる方もいます。
 ちょっと光って見づらいのですが左の写真は、六年生が「幸せの翼」というタイトルで「自分がしてもらったうれしかったことや、他の人にしてあげたこと、みんなが幸せな気持ちになるためにやろうよという他の人への呼びかけ」など、心があたたくなる出来事や呼びかけをつづっています。
 今、世界では戦争や紛争で毎日たくさんの人が亡くなっています。子どもたちもそうです。
 あらそい事はなくなりません。人間だから欲やエゴ(わがまま)は誰にでもあります。でも、みんなが幸せに暮らしていくために、一人一人ができる小さなことがあるはずです。
 そんな小さなことを一つ一つ心がけることで大きな争いもなくなるのではないでしょうか。私たち大人もこころしたいですね。


 二つ目の写真は六年生が借りていた「キング牧師」という伝記の本です。
 私たちの子どもの頃の伝記といえば「エジソン」「野口英世」「リンカーン」などでしたね。熊本出身でいえば「北里柴三郎」などでしょう。
 キング牧師はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアが正式な名前です。皆さんもご存じの通りアメリカでのアフリカ系アメリカ人の公民権獲得のための運動をおこなった方で、人種差別撤廃のために活躍し、非暴力を貫きました。ノーベル平和賞も受賞しています。
 残念ながら凶弾に倒れてしまいましたが、キング牧師の意思は今もたくさんの人々によって受け継がれています。
 六年生だけではなく、小中学生にはぜひ読んで欲しい本です。

 一番下は、ある六年生教室の黒板です。
 「あいさつ 立ち止まって おじぎして」
 六年生は、本当によくあいさつができます。廊下で出会うとみんな一度立ち止まり、「こんにちは」とあいさつできます。
 私は以前他の学校につとめていた時、廊下で子どもたちに会うたびに、同じ子でも「おはようございます」と声をかけていました。そういった子は、きまってけげんな顔をして「さっき言いましたよ。」と言うことが多かったのですが、私は「あいさつは、回数ではないよ。相手に対して『あなたとコミュニケーションを取りたいです。あなたのことを尊重しています。認めています。』というメッセージです。同じ人に繰り返しあいさつしていいんですよ。」とお話をしました。あまり納得していないようでしたけれど・・・。
 いずれにせよ、六年生だけではなく、太田郷小のみんなが六年生のようなきちんとしたあいさつができるようになるといいですね。