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6年生の皆さんへ

 6年生の皆さんへ

 あと2か月ちょっとで卒業ですね。中学校生活への期待も不安もあるでしょう。

 ところで皆さん、自分が10年後どうなっているのか想像したことがありますか?

 22歳、もう仕事をしている人もいるでしょう。大学4年生で就職が決まり社会へ歩き始める人もいるでしょう。
 

 これからの10年間は皆さんにとってとても大きな10年になります。自分の将来の方向を定めながら進路を選択していくことになるのです。
 「まだ、そんな気持ちになれない・・・」それが本音でしょうね。でも、この10年は皆さんを劇的に成長させる10年です。
 そして、悩み苦しむことも多い10年です。
 自分がちっぽけで、周りがすごいひとばかりに見えるでしょう。
 何をやってもうまくいかなくて何もしたくなくなることもあるでしょう。

 そんな時、アンジェラ・アキさんの「手紙」という曲を聴いてみてはいかがでしょう。
 「誰の言葉を信じ歩けばいいの?」「この胸が何度もバラバラに割れて」
 「自分の声を信じ歩けばいいの」 「大人のぼくも傷ついて眠れない夜はあるけど」
 みんなが必ず通る道をこの曲は教えてくれています。

 アンジェラ・アキさんは、日本生まれですが、アメリカの大学を出て、アルバイトをしながら歌手を目指しました。
 はじめはだれも取り合ってくれず、それでもめげずに自分一人で売り込みを重ね、ようやく本格的なCDデビューをしたのは28歳の時でした。
 その間の苦労は想像を絶するものだったようですが「歌手になりたい」その一心ですべての困難を乗り越えてきました。
 みなさんも、自分の目標や夢に向かって精一杯頑張っていってください。いつも心に夢や目標を持ち続けることで、人は強く生きていけるのです。
 6年生の皆さん、皆さんは本当に素晴らしい最上級生です。あいさつ、掃除、一年生のお世話・・・すべてが下級生のお手本になってくれました。あと少し、最上級生としてみんなをリードしていってください。



 アンジェラさんは、昨年の秋から家族で再びアメリカへわたりました。 アンジェラさんがアメリカの音楽大学に入学し改めて音楽の勉強をするためです。今年38歳の大学一年生です。
 人生の歩き方に公式
はありません。「自分の声を信じ歩けばいいの」 あの歌詞の通りに人生を歩いています。

 皆さんも、自分の声を信じ歩いて行きましょう。
 皆さんの中学校生活に幸あれ。