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携帯端末 我が家のルールを決めましょう

 情報通信機器の発達はすさまじいものがあり、これは、子どもたちの世界にも大きな変化をもたらせています。もちろん、プラスの面もあります。自分の知りたい情報に簡単にアクセスでき、学習の補助手段となったり、生活を便利にすることができています。
 しかし、保護者の皆様もご存知のようにテレビ、新聞では連日のように携帯電話、スマートフォン、パソコンなどを使った犯罪事件が多発しています。また、街を歩くと子どもから大人まで自分のスマートフォンの画面を食い入るように眺めながら歩いていたり、時には自転車に乗りながら操作していたりする姿もあります。安全面からとても懸念される状態です。先日も、混みあった電車の車内で目の前に立っていたお年寄りにも気づかないかのようにひたすらスマートフォンを操作していた高校生がいたという話を知人から聞きました。とても残念なことです。
 ただ、こういう時代になり、子どもたちから情報機器を取り上げてしまうことには様々な議論があります。大切なことは、家庭で話し合いをよく行い、保護者の皆様とお子さんの間でしっかりとルールを決めていだだくことです。
 第二中学校区学校保健委員会では、下記のようなプリントを作り、二学期になって配付をいたしました。
 最近はカタカナ用語が多く、私たち教員も勉強しなければならないことが多いのですが、一つだけ言葉の解説をしておきます。
 SNSとはソーシャルネットワークサービスの略で、狭い意味ではある特定の趣味など共通点のある人たちがサービスを提供しているサイトにアクセスし、いわゆる『仲間の中だけ』で情報の交換や意見のやり取りをする仕組みのことです。
 ※広い意味では、掲示板の書き込みなどもSNSの範疇に入ります。
 お子さんが、スマートフォンなどの情報端末で危険なサイトにアクセスしたり、被害者になったり、意図せず加害者になったりしないようにするためには、学校での教育はもちろんですが、基本的には保護者の皆様がお子さんとよく相談されて、家庭での約束を決めていただくことが大切です。もう一度、下のプリントを読んでいただき、我が家のルールを再確認してください。