学校生活

2016年12月の記事一覧

「読み聞かせ」

 12月6日(火曜日)朝、お二人の方(低学年教室と高学年教室)が読み聞かせにおいでくださいました。
 とっても寒い日だったので、この冬はじめてペレットストーブを使用した日でした。(あたたかくて、カッコよいですね!)
 毎回ですが、読んでいただいた後に、たくさんの人が手を挙げて、感想を発表しています。(高学年は進行も子どもがします。)
 複式学級の経験の多い先生が、前にこう言われたことがありました。
「少人数だから、発表の機会がとっても多いでしょ!前のことだけど、転入してきたころは、みんなの前で発表なんてとても苦手だったの。でもここでは、こんなふうに毎日毎日、一日に何回も発表しなくちゃいけないでしょ?それで、見ちがえるくらい上手になったの。」
 こうした発表の機会で力をつけたり、4つの「あ」運動の「きらりさん」書き合いで、異学年交流し自己有用感を身につけたり・・・毎日が大成長です。

12月の生活集会

12月5日(月曜日)の業間に、12月の生活集会がありました。
各クラスから、先月の目標の反省と、達成率。今月の目標に向けて、クラス目標を発表しました。 毎月なのですが、読書冊数のすごいこと、すごいこと。ほとんどが、目標冊数を超えています。今月の生活目標は「病気に負けないように予防しよう」です。
 その後、校長先生のお話がありました。
「がんばれ」とか「がんばる」とか、私たちは頻繁に、かんたんに使ってしまう言葉です。
子どもの実際の様子を入れながら、「本当のがんばり」とか「努力」についての話をしてくださいました。
 終了後、ひとりの先生から5年生に、「校歌を歌う声がとっても大きく響いていたよ!」とほめていました。

きよら人権デー

 12月4日(日曜日)第13回きよら人権デーが、南小国町管理センターでありました。全学年で参加しました。
 中原小学校の発表には、「わたしたちはみんなのことをよく知っているつもりでした。でもいろいろな学習を重ねてみて、知っているつもりで、本当はよく知らないことがあったことに気づきました。」と、いう一文がありました。
 開会行事で「人を、ひとつの角度からでなく、いろんな角度から見ることが大切です。」という町長さんのお話は、中原小の発表を予告してくださっているようです。
 全国いろいろなところで講演をされている室原さんの講話もありました。
南小国町と小国町に、たくさんのグループホームがあることを、「世話人や夜間支援員など、たくさんの方の協力や理解があるところ、と胸を張って喋っています。ふるさとが大好きです。」と言われていました。
 周りの人や、大人の影響で刷り込まれた自分の経験をお話しくださりながら、「すべての子どもが、夢をあきらめないで向かっていけることを目指している」と。

エドウィン先生の英語授業で!

 12月2日(金)は、ALTエドウィン先生の英語授業でした。
 3.4年生は、緑の用紙を手型に切って、みんなで素敵なもみの木を作りました。来週、そのもみの木にかざりつけです。
 5・6年生は、Can you~?  I can~.の会話でした。

 小学校で英語教育が進められています。
小学校で英語を学ぶポイントをエドウィン先生から3つ教えてもらいましたね。
他にもあります。英語を話すことができること、学力だけを求めているわけではありませんよ。
 中原小学校職員は、中原後援会様から教育情報誌「内外教育」を購読させていただいています。そこに、こうありました。
「高学年の英語教育に力を入れている理由は、英語をツールとした人間関係力・表現力にも注目しています。英語は話すこと、聞くことが中心ですから、人・仲間と話すことで、普段の日本語での会話とは違った形で、人・仲間とのつながりができます。
 英語の勉強を通して、子どもの表現力が豊かになり、コミュニケーション力も高まるのです。」
 なるほど!です。エドウィン先生大好きな子どもたちは、自然と、英語力も表現力もコミュニケーション力もつけてきていると思います。

合同学習!1年生!

先日の2年生に続き、今日は1年生がりんどうヶ丘小学校へ合同学習へ行きました。
市原小と中原小の3校で集まり、最初に「もうじゅうがりに行こう!」をしました。
そして、図工で、「1年生の木」につける実をつくりました。中原のふたりは「りんご」「にじ」を作りました。休み時間は、広い運動場で「けいどろ」をしました。
 「おかえりなさい」の時に感想をきいたら、「一緒に遊んだりして楽しかった」と、とってもかわいい笑顔でした。次は、1年生も2月に中原に集まります。
 南小国町は、全学年が合同学習をしています。
他校の子どもと交流し、刺激を受けたり、違う考えを知ったりして、世界を広げていけます。
 小規模校の子どもにとって、中学校で大きな集団に入ることに、戸惑うことがありますが、こうした機会が、一緒を楽しんだり、競ったり、切磋琢磨したり・・・適応の力もつけています。
 毎日が「映画」のような、少人数の強みを感じる中原小学校の日々と、こうした年数回の合同の学習。バランスのとれたこの「南小国の教育」を実感します。