2019年7月の記事一覧
きゅうりの先生
7月18日(木)
2年生の保護者の方のおうちに、1.2年生がきゅうりの勉強に行きました。
ハウスと路地の両方で育てていらっしゃいますが「ハウスは暑かろう」と、路地のきゅうりの収穫をさせてくださいました。
はさみの長さと比べて、はさみと同じか、少し長いくらいのきゅうりを見つけたら、プチンと切ります。
きゅうりをつかむとき、真ん中を触るととげとげが痛いんです。
下の方をつまんで切っていました。
きゅうりの花の匂いは、バニラのようないい香りでした。
「花が大きいでしょ?これが、いいきゅうりに育つんです。」
2年生の先生が
「昔はきゅうりに棒のような支えを当てて、まっすぐにしよったけど、今はそれはないんですね。
どうして全部まっすぐに育っているんですか?」
と、きゅうりの先生に質問すると
「光(温度)と水と肥料(栄養)とちぎる時間をしっかり管理して、まっすぐに育てます。
子どもを育てるのと一緒ですよ。
毎日、きゅうりと、茎やら葉やら花やらをよ~っと見よってから、例えば水が足らん時は水をやったりするんです。」
ちぎったきゅうりをコンテナに入れて、次の場所へ移動するとき、前日に5.6年生が水泳(じゃなくって)川の調査をしたところが見えました。
向きをそろえてから袋詰め、そしてそれの箱詰めさせてもらいました。
先生が、誰がどれをしなさいとか指示をしなくても、自分たちで流れ作業のようにして自然に動き、全員が体験をさせてもらえました。
おうちがきゅうりを作っている子は「うちとここのテープの仕方がちょっとちがう」な~んてつぶやきもありました。
(出荷の時に中の点検があるから、上はちょっとしかテープしなくていいんだそうです。)
最後の質問タイムでは、「1日に何本とれるのですか?」とか、「どんなきゅうりをつくりたいですか?」の質問から、きゅうりをちぎる以外にするお仕事や、きゅうりの品種やサイズの種類 などまで、詳しい説明をしてくださいました。
きゅうりの先生は、前にトマトとピーマンとなすを植えるのを教えてくださった方。
前期前半の最終日に、前の日にちぎらせてもたったきゅうりと、自分たちで作ったトマトとピーマンを串に刺して、野菜パーティー(野菜のバーベキューと自分たちで作った梅のジュース)をしました。
食べた後に教室に戻りながら「今日の日記 これ書こう!っと。」と。
前期前半、2年生の子どもたちからよく聞こえました。
現在支援の先生(昨年退職された先生)は、昨年まで、毎日手書き通信を発行していました。
今年の4月から毎日、日記の通信を出してきた2年生の先生は、先輩先生が毎回いれてくださる赤ペンを見て、「また夏休み明けもがんばろう!っと」とにっこりしていました。
きゅうりの先生のおうちの4月生まれの牛さんが、お母さんのおっぱいを飲んでいました。
10のたば
7月17日水曜日 1年生 算数の研究授業です。
教室の入口の呪文だった「1と9で? 2と8で?・・・」から始まりました。
12+3のはどうするか。
10より大きい数 たし算です。
10のたば(まとまり)と1.2.3.・・・のばらを、思い思いに操作してみて発表します。
10のたば(まとまり)の便利さを学ぶことが、この授業のめあての中にありました。
翌日、2年生と一緒にきゅうりちぎりをさせてもらって、1袋に3本ずつ 30袋を 箱詰めしてねとお願いされた時。
子「3本ずつ袋にいれたら、こっちにもってきて、ここに置いて!」
子「持ってきたよ。」
子「何袋できた?」
子「1.2.3.4.5・・・・あ~もうわからんようになったぁ。」
子「10ずつならべよう!」
学校便りをアップしました。
学校便りをアップしました。
先月号をアップし忘れていたのでNo.31とNo.32を一緒にアップしました。
学校だよりからご覧ください。
水
① 3年生が図工の時間に、水彩絵の具を使って、立ち上がった絵の世界を創っていました。
水族館などができていました。
② 中原川の水生生物調査をしました。
調査をしたのは5.6年の先生たち
・・・ではなくて、5.6年生です!(よね?)
(まあとにかく)川に入って遊んだり、石を拾ったり、魚を捕まえたり!!
チャプチャプ キャピキャピ 楽しそうでした。
もくもく水中をのぞいていた子が突然、水中を指さして「鯉がここ こーい(行)った!」
(ウマい!!拍手)
③ ㎗とLの勉強をしながらお水をあげてきた、なすびとピーマンとミニトマト
収穫が始まりました。
『大きなかぶ』もぬけました!(ふふっ)
プレゼント
職員のプレゼン研修が7月9日(火曜日)にありました。
「プレゼンの語源は何か知っていますか?プレゼンは『発表』ではありませんよ。」
『プレゼント』つまり、『贈り物』なのだそうです。
(知らないで、発表のようなイメージでこれまで使っていましたぁ・・・)
1月に行われる児童・生徒のプレゼンテーション大会に向けて!
まずは職員がやってみました。
5枚のスライドを作成です。
自分のゴール(だれに 目的 伝えたいこと)を決めて、「つかみはこれだ!」とか自分の個性をいかしながら準備をしました。
「わからないことは、手をあげてどんどん聞いてください!」
「プレゼントをもらった人に どんな反応をしてほしいか 考えながら!」
「もし、自分のねらう反応と違っても、そういう人もいるんだね、自分の待つ反応と違う人もいる、それも学びです。フィードバックして、次へまた・・・」
などなど、講師の方のかけてくれる声は、実際に自分たちが子どもたちとやっていくときに、こんな声をかけながらするんだなとイメージを持つことができました。
教職員ソフトボール大会でも大活躍だった先生です!
話し手と聞き手の両方をしました。
1月実施予定の町プレゼンテーション大会というネーミングですけど、大会で1位に!とか入賞!とか選ばれるために!ではないようです。
自分の本当の気持ちを伝えられるように!という『山』に向かって登る、いろんな『ルート』を発見したり、身につけたりできるように・・・・のようです。
確かに!です。自分たちでやってみてわかりました。
『持続可能な町づくり』の為に、『ひとりひとりが幸せに生きるために身につけるべきものは』・・・・
講師の方は、今の子どもたちが、型にはまった答えは上手にできるけど、決断したりが苦手、不意の質問になるとフリーズしたり、人のせいにしがちになったり・・・の子どもの実態があるといわれていました。
社会にひらかれた『学び』を実現するために!
研修の翌週、早速3年生 社会の授業です。
もう何十年も前に作られた『南小国町』の冊子ですが、とてもよい内容ですね と社会の先生たちが使ってくださっています。
星和 中原 市原 満願寺 黒川【りんどうヶ丘】について
これまで学んだこと 地図の記号や土地の使われ方、等高線、方角など・・・に、自分たちで調べた南小国の産業(林業や観光業や農業)など、そして、他にはない その地域のとっておきポイント 例えば、黒川小おふろや、星和のスケートやこたつなどを、自分なりの『つかみ』で、各班5枚ずつのスライドを作り、発表会をしました。
1スライド1コメントで、ピンチアウトをして感想をくっつけたりして。
(先日 プレゼン研の自分よりうまいぞ!)
スライドの準備、発表の順番決め、発表の1時間。
先生たちが入るのは、はじめに 約束や手順の説明と、間で時間のきたときお知らせと、たずねられればアドバイスと、次へのつなぎなど。
スライド作成は、子どもたちの間でかなりの刺激がお互いあって。
教室が輝々としていました。
よく、ひとつひとつに「先生!これどうしたらいいんですか?」なんて聞いていたのにな・・・と。