せせらぎの人(学校生活)

メダカの卵

 太田黒さんが、自宅で大切に育てているメダカの卵を持ってきてくれました。家族と協力して、一生懸命お世話をしているのだそうです。

 5年生の理科の学習では、生命のつながりを学習するため、「植物の発芽と成長」「メダカのたんじょう」「植物の実や種子のでき方」「人のたんじょう」などの学習を行っていきます。

 今回は、メダカの卵の成長過程を解剖顕微鏡を使い、先週から観察しています。ぎょろっとした目玉、心臓の鼓動に合わせて血液が流れていく様子、孵化しようと体をくねらせる様子など、大人が観察していても飽きない面白さがあります。

 古川君が、

「生命の偉大さを感じました。」

と感想を述べると、周囲の子どもたちが静かにうなずきました。メダカの小さな卵にさえも命を感じ取ることのできる5年生。しなやかな感性に感心させられました。