せせらぎの人(学校生活)

GIGAスクール実践発表会

 熊本県は、タブレットをはじめとしたデジタル機器を活用した教育改革を進めています。これからの授業においては、学⼒をつけることと併せて、「情報を活⽤する⼒」を育成することが極めて重要であり、それを実現する理念が「GIGAスクール構想」と呼ばれるものです。

 この構想を推進するため、今年度、鹿北小・中学校が県教育委員会から指定を受け、研究と実践を続けています。

 そして、その成果を県内の学校に伝えるための発表会を1日(水)に開催しました。

 小学校は、5年生の国語の授業を公開しました。タブレットを自在に活用し、自分の考えを伝えている子どもたちの姿、ここぞという場面で効果的にタブレットを活用する担任の指導力に参観者から感嘆の声が上がっていました。

 小学校の後は中学校。卒業生たちが真剣に学習に取り組んでいました。

 公開授業の後は、研究概要説明会を行いました。どのように研究を推進してきたのか、本校からは情報教育担当が説明を行いました。

 研究主任の牛島先生、情報教育担当の星子先生の2人が中心となり、本校の研究を推進してきました。また、他の教職員も試行錯誤しながら一丸となって授業実践に取り組んできました。ICT支援員の方々も親身になって支援していただきました。発表会当日は、3人もの方々が、授業の様子を見守ってくださいました。よりよい授業にするためのタブレットの効果的な活用方法について、たくさんのアイデアをまたいただきました。

 これまでの取組で、大きな成果を上げることができたようです。何よりも子どもたちのタブレット活用の技能が向上し、様々な場面で活用することによって「勉強が分かるようになった」とすべての子どもたちが答えていることが、最大の成果と言えるでしょう。