4年算数 「メビウスの輪」
メビウスの輪は、帯状の長方形を180度ひねって両端を貼り合わせた図形です。通常の輪とは異なり、メビウスの輪は表も裏もありません。帯の片方の端を180度ひねり、もう一方の端と繋げることで、たどっていくと全ての面を一度ずつ通って元の位置に戻る状態が生まれます。
通常の輪では、外側の真ん中をたどってマジックで線を引き、その線をハサミで切ると二つの輪になります。しかし、メビウスの輪は、外側に線を引いたつもりが内側になっていき、もとに戻ります。その線をハサミで切ると一つの大きな輪になります(二つにわかれません)。
子どもたちは、不思議な様子でした。
(校長 佐藤 政臣)