学校ブログ

妥当な考えをつくりだす(6年生)

今年は、6年生3クラスの理科は、2組の杉本先生が教科担任として担当しています。今、学習しているのは「水溶液の性質」という単元です。
理科室では、6年生が観察や実験を繰り返しながら学習を進めています。今回は、5つの水溶液(食塩水、炭酸水、うすい塩酸水、アンモニア水、重そう水)を溶けている物(気体、固体)に着目して、それぞれの性質の違いを調べていく学習です。
まずは、「見た目」「におい」で5つの水溶液を比べます。見た目が変わらず、無臭のものも多く、見分けがつきません。

次の時間には、「加熱」して5つの水溶液を比べます。ガスコンロ、蒸発皿など実験器具の使い方や注意事項(安全面)も合わせて学習していきます。熱して、蒸発皿に物質が残るものと何も残らないものががあることが分かります。
3時間目には、酸性・中性・アルカリ性で5つの水溶液を比べます。「リトマス紙」を使った実験です。
これらの観察や実験をとおして、5つの水溶液の性質や働き違いを多面的に考え、より妥当な考えを導きだしていきます。こうした学習をとおして、理科だけでなく、様々な問題解決の力をつけていきたいと思います。