ハンセン病市民学会に参加して
先日お亡くなりになられました菊池恵楓園自治会長の志村 康さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
志村さんは、ハンセン病問題の解決に向けてご尽力され、本校の建設にも大きくかかわられました。
5月10日(土)、11日(日)の2日間行われたハンセン病市民学会の2日目、菊池恵楓園で行われた分科会D「未来に手渡すために~歴史資料館の取り組みと展望~」に、本校卒業生の合志楓の森中学校の生徒及びその卒業生(高校1年生)が報告者として登壇しました。そこで、本校職員も5名参加しました。
合志楓の森小中学校では、「ハンセン病学習を通して、何を語り継ぎ、何を大切にしていくのか」を学ぶために、9年間の学習(KAEDE'S PRIDE PROJECT)が系統的に実施されています。
分科会の発表では、3名の生徒がハンセン病に対する「差別・偏見」をなくすために、学んだことを自分の言葉で発信することができました。すばらしい生徒の発表に胸が熱くなりました。(校長 佐藤 政臣)