小児生活習慣病の予防
小中学校では、毎年、全児童生徒の健康診断を実施しています。これにより、疾病等を早期に発見し、早期の治療が可能となっています。健康診断では、地域におられる学校医や学校歯科医、学校薬剤師の方々を含め、菊池郡市医師会立病院にお世話になっています。
先日、「菊池郡市公立小・中学校児童生徒健康診断(心臓・腎臓)体制整備推進委員会」が菊池郡市医師会館で行われました。心臓検診は、小学1・4年、中学1年生で心電図による検査、腎臓検診は、全児童生徒が検尿による検査を実施しています。生活習慣病関係では、ここ数年、糖代謝で要精査や要加療となる児童生徒が増加傾向にあるとのことでした。また、九州学校保健会大会では、コロナ禍で、児童生徒の1日の運動量が1時間減少し、逆にゲーム等に費やす時間が1時間増加したとの報告もあり、こうしたことも糖代謝に影響している可能性もあるとの話がありました。
本校では、体育の授業だけではなく、休み時間には多くの子ども達が運動場で遊ぶ様子が見られます。体育委員会が行っているLet's楓スポーツタイムなど、様々な取組をとおして、子ども達の健康維持を図っていきたいと思います。