2年生算数(九九)の授業から
現在2年生算数では、「九九」の学習をしています。「九九」の習得は、2年生の必達目標であるといえます。なぜなら、「九九」を覚えていなかったら、3年生で習うわり算ができないからです。また、その後の学年でも、大きく躓くことになります。
本日は、校長が2年2組で授業(20分)をしました。授業の流れです(①百玉そろばん→②九九の声にだしてはっきりと唱える→③宝まもれゲーム)。
まず、百玉そろばんでは、「2とび(に、し、り、ぱ、とう・・・・)、5とび(ご、じゅう、じゅうご、にじゅう、・・・)、10とび(じゅう、にじゅう、さんじゅう・・・)と、私の百玉そろばんに合わせて言わせます。これを毎日言うことで、倍数がわかるようになります。
次に、九九を全員で言った後に、列ごと(4,5名)起立させて言わせました(時間があれば様々なバリエーションで言わせるところですが・・・)。まだ、あまり覚えていないようで、緊張感があったようです。
そして、「宝まもれゲーム」は、5の段でしました。9マスに5の段の答え(5,10,15・・・)を書きます。全員が書き終わったことを確認して、宝の数字を決めてその数字に赤鉛筆で〇を3つ付けさせます。例えば、5と25と40というようにです。私は、大泥棒になって、宝を6回とりにいきます。例えば、「5×6=?」と私がいうと、児童は30と答えをいいます。そして、30の数字に赤鉛筆で✕をつけるのです。30に赤〇を付けて宝としていた児童は、私に宝をとられたことになります。それを6回行うので、運良く3つとも残ることがあります。1つでも残ったら子どもたちの勝ちです。大いに盛り上がりました。九九を覚えるのは、ご家庭の協力が必要です。よろしくお願いいたします。(校長 佐藤 政臣)