縦割り人権集会(小5~中3)
先週は、小1~小4までの縦割り人権集会を行いましたが、今週は、小5~中3までの縦割り人権集会を行っています。
本日は、「5の2、6の2、1の2、1の3、2の2、3の2」の縦割り人権集会を行いました。
5年生は、教材「なこごて腹んたつ」を学習しました。教材の主人公は、学級の中で友達から意地悪などをされていましたが、自分をごまかして生活していました。しかし、耐えきれなくなり、差別に怒りを持ち、自らの思いをみんなに伝えました。
この教材で、主人公が立ち上がっていく姿を通して学習を深めていきました。今までの自分自身や学級や学校での出来事について出し合ったことで、くらしを見つめ直すきっかけとなったようです。
6年生は、教材「ぼくの名前は葵です」を学習しました。教材の主人公は、「生まれつきの性」と「自分が生きたい性」が不一致の中でくらしています。きつい言葉をかけられたり、学校に行かなくなったりしますが、家族や友達とのつながりもあり、自分の生き方を貫き通していきます。私達や社会が持たされた固定観念(らしさの縛り)に鋭く声を上げていく主人公の葵。教材を通して、自分自身の固定観念を見つめ直し、本当の姿で関わり合える仲間について考えることができたようです。
その後中学生より、中1「水俣から学んだこと」、中2「ハンセン病学習」、中3「なぜ高校に行くの」と題して発表があり、意見交換ができました。