夏休みがスタート!規則正しい生活はできていますか
夏休み前集会で、「自主的な態度を育てる」という内容のお話をしました。
問題:「夏休みはなぜあるのでしょうか。」
それは、夏休みがあるのは、「大人になる練習をするため」です。
難しい言葉でいったら、「自立の練習」のためにあります。
それはどういうことでしょうか。今 から説明しますね。
学校がある日は、登校して下校まで、1時間目、2時間目・・・給食、掃除と時間が決まっていて、それに従って動いていればいいのです。
しかし、夏休みは自由です。自分で何をするのかを決めることができます。
何時に寝ようが、何時に起きようが勝手です。ゲームもやりたい放題です。何もしないでだらだら過ごすこともできますが・・・ これでいいでしょうか。
大人になると自分のことは自分でします。そのために、人にいわれなくても、朝、何時に起きて会社に行く。帰宅し、何時に寝るなど、自分でそれらの時刻を決めて行動しなければ生活できません。それが大人です。
ですから、この夏休みをとおして、だれから言われなくても、自分で起きる時間や寝る時間を決めて行動することで、大人に近づくための練習をするのです。
そのためには、同じ生活リズムで過ごすことが大切になります。特に大切なのは、「起きる時刻」と「寝る時刻」です。
校長先生が子どものころの話をします。
朝、6時におきます、6時30分にみんなでラジオ体操。集まった友達とくわがた採りにいって、腹ぺこで家に帰って、朝ご飯をもりもり食べます。
その後、8時から10時まで宿題などの勉強をします。この時間に勉強することがポイントです。いちばん脳がはたらくからです。午後は、野球の練習。野球がないときは、友達と遊んだり、理科の自由研究をしたりしていました。寝る時刻は、9時です。
朝6時に起きて、夜9時に寝るなど、起きる時間と寝る時間を決めて睡眠時間を確保することが夏休みのポイントです。このように、一日の過ごし方を「自分で」計画を立てて、過ごてほしいと思います。
「夏休み生活確認シート」を使って、「自分がどれだけできるか、チャレンジしてみましょう」 自ら考え、よりよく行動できる夏休みにしてほしいと思います。
このように、パワーポイントのスライドを示しながらお話をしましたが・・・伝わっていますでしょうか。
(校長 佐藤 政臣)