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2024年12月の記事一覧

おじいちゃんがサンタクロース

※今日のタイトル、ユーミンさんの名曲が聞こえてきそうなタイトルです。

Today's title, It's a title that makes you feel like you can hear Yumin's famous song.

 

朝の登校の様子です。

This is how I posted this morning.

 

子供たちのあいさつに心癒やされます。

My heart is healed by the greetings of children.

 

中には、私の方に寄って来てあいさつをしてくれる子がいます。

Some children come up to me and say hello.

 

中には、あいさつが得意じゃないのに、声に出してあいさつをしてくれた子がいます。

There are some children who are not good at greeting others,but they still say hello out loud.

 

みんな、一緒じゃないですよね、それぞれの成長がうれしいです。

Not everyone is the same,and I'm happy to see everyone's growth.

 

6年生、朝のボランティア、ありがとうございます。

Thank you to the 6th graders for volunteering in the morning.

 

掃除する場所を見つけ出す感覚もステキです。

The feeling of finding a place to clean is also wonderful.

いつも正門前に立っていただいているK様から折り紙をいただきました。へびです、ハブネーク。

I received origami from Mr.K, who always stands in front of the main gate.

 

 

 

朝は3年生と4年生、そして1年生1クラスのダブルパーフェクト賞の表彰式でした。

There was an awards ceremony in the morning.

 

朝、ステキなあいさつをしてくれた子のクラスの先生にそれを知らせに行ったために、少しスタートが遅れてしまってごめんなさい。

 

 表彰式ではおよそこんな話をしました。(なんだか私の髪型、サイボーグ009の002)

 

「ダブルパーフェクト賞、おめでとうございます。」

 

「でも中には、がんばったけどダブルパーフェクト賞を取れなかった人もいると思います。」

 

「世の中にはがんばっても報われないことの方が多いかもしれません。」

 

「でもがんばることを続けることが大切だと校長先生は思っています。」

 

「あと3ヶ月で次の学年に進級します。」

 

「あと3ヶ月で準備をしておいてくださいね。」

 

 

 

 

終業式です。

It's the closing ceremony.

 

感染症の拡がりが気になりましたので、急遽、参集しないリモートでの終業式に変更しました。

こういう変更が円滑にできるのもすごいですね。

私のスマホにも終業式動画をリンクさせて、校長室のモニターに映して、代表の3人にも見せようとがんばって設定から探り探りがんばって接続を成功させました。

すると、既設のタブレットとハウリングを起こしてしまいました。反省です。

私のあいさつは、本日配布の学校通信「集義の星」第13号に掲載していますので参照ください。

ここでは、学年の代表として、発表してくれた3人の子供たちの発表を紹介します。

Here we will introduce the presentations of three children who represented their grades.

 

 

二学き、がんばったこととふゆやすみがんばること(1年〇〇〇〇)

二学きがんばったことはマラソン大会です。マラソンははじめてだったのでとてもきんちょうしたけど、本ばんはいつものれんしゅうよりはやかったからうれしかったです。ふゆやすみがんばりたいことはにわのそうじです。いとこたちがお正月あつまっておせちをたべるから、こたつをおじいちゃんといっしょに出したり、おにわであそぶやくそくをなつやすみしたりしたので おにわのくさが、いっぱいだからくさをぬいてきれいにして、いとこたちがくる日をたのしくまちたいです。

 

 

二学期頑張ったことと三学期の目標(3年〇〇〇〇)

 

私が 二学期頑張ったことは次の学習の準備をすることです。休み時間に次の時間では何がいるのかを自分で確認しました。そしてノートに日付や課題を書く準備をしました。それ だけではなく自学での予習も頑張りました。授業の中で「あっここは自学でしたところだ。わかる、解ける。」と自信を持って学習に向かうことができました。一学期よりも授業が楽しいと思うことができたので三学期も学習の準備と予習をがんばりたいです。二学期クラスで頑張ったこともあります。それは助け合いです。初めは恥ずかしくあまり出来ていませんでした。そこで授業の中で教え合いをしたり、週に一回全員遊びをしたりして、みんなでクラスの中を深めていきました。すると困っている人を見かけたらすぐに行動できる人が増えてきました。助け合いは自分も相手も嬉しい気持ちになることをみんなで気がつくことができました。二学期を終え、私は目標をたてました。それは無言掃除をすることです。私は無言掃除Xデーの時に友達と喋ってしまうことがありました。なので三学期は月の始めに掃除の仕方を確認し、無言掃除ができるようにしたいです。最後に三学期のクラスでの目標をたてました。それはダブルパーフェクト賞を20人以上とることです。二学期にも同じ目標を立てて頑張りました。すると16人がダブルパーフェクト賞を取りました。一学期よりも多くの人がダブルパーフェクト賞を取ることができて、嬉しい気持ちもありましたが、悔しい思いもしました。目標を達成するためにみんなで宿題のプリントややり直しを一 生懸命頑張っていきたいです。

 

二学期がんばったこと(5年〇〇〇〇)

ぼくが二学期がんばったことは三つあります。ひとつ目は委員会活動です。委員会活動では自分の意見を持ち積極的に発表しました。話し合いをより良いものにするためには他の人の意見をしっかり聞くことも重要だと感じました。放送委員会の活動を通して北小をより良くしていきたいです。ふたつ目は国語、算数などのいろいろな教科の学習です。授業中に習ったことを日常でも生かせるように注意深くわからなかった部分や終わらなかった課題は家で復習やまとめをしてきました。この方法を続けたことで、テストでいい点数を取ることができました。みっつ目は友達との関わりです。例えば友達が授業の内容で困っていたときにやり方を説明して助けたり、友達がなやんでいるときに相談に乗ったりしました。集団宿泊教室でも生活班の班長を務め、お互いを思いやる友愛の心を学びました。これによって友達との絆が深まり、自分自身も成長することができたと思います。二学期は これら特に三つのことを通して自分自身を高め、他の人と協力し合い共に成長することができました。三学期はさらに自分を磨き、新しい挑戦をしていきたいと思います。授業ではもっと積極的に質問や発表をして理解を深めたり、班活動などではリーダーシップを発揮したり、グループをまとめることに挑戦したりしていきたいです。また友達との絆をさらに深め、お互いに サポートし合う関係を築いていきたいです。

 

生徒指導担当のO先生から「冬休みのくらし」、保健のT先生から「冬休みの健康」について話がありました。

リモートの良さは、教室で黒板を使って、平行して大切な話を文字化、見える化できることです。

そして校歌斉唱。

こうやってリモート対応に変更できるのも、いざというときに頼れるICT支援員のH先生がいるからです。

The reason we were able to switch to remote support is because we have ICT support teacher who we can rely on in times  of emergency.

「いつもありがとうございます。そして・・・。」(「てんてんてん」これは山口百恵さんの「美サイレント」のサビのフレーズと同じ感じです)

We don't say "SAYONARA".

 

とにかく、3人の発表がとてもステキでした。

実は3人の発表はスマホのボイスレコーダーで録音と同時進行で文字認識化しています。3人分の発表(1544字)を文字認識化して、誤植は「北小→北勝」「自学→自覚」の2つだけでした。それを文字ファイル化してメールで転送してホームページに転記してほぼ完了、技術に驚きです。

 

 

 

今日のタイトル「おじいちゃんがサンタクロース」

Today's title,"Grandpa is Santa Claus".

ユーミンさんの名曲が聞こえてきそうなタイトルですが。

I hear Yumin's voice,"kon-ya hachiji ni nareba santa ga ieni yattekuru".

私のおじいちゃんの思い出です。おじいちゃんと表記したのは私が子供の頃の話だからです。恐ろしく小さい頃の記憶ですが、小学校低学年のクリスマスイブ、明け方でしょうか、ほんのり明るさが出てきたような時間帯に私は目が覚めました。当時は農業をしているおじいちゃんちに住んでいたので、その家は三和土の土間があり、門から玄関までなんだか距離がありました。そんな門の先から小さく「シャンシャンシャン」と聞こえてきます。その音は少しずつ近くなり、玄関前で鈴の音がやみました。すると玄関からサンタクロースが入ってきました。びっくりして、私は見てはいけないものを見たと思い、寝たふりをしました。枕元にプレゼントを置いていったサンタクロースをちらっと見るとそれはおじいちゃんでした。「サンタクロースはおじいちゃんだったんだ」と思いましたが、私はこのことをずっと誰にも言いませんでした。言っちゃいけない秘密だと思ってたんです。朝起きると置かれていたプレゼントはサンタが置いていったものと同じものでした。

時は流れ、私が高校3年のクリスマス明け、父が言いました。「じいさん、きびしいかもしれん。時間つくって見舞いに行け。」と。12月はじめにおじいちゃんは救急車で運ばれそのまま入院していました。学校帰り、私は大学病院まで、おじいちゃんの見舞いに行きました。向かいに住んでいたけど、ちょうど時期的に、そんなにおじいちゃんと話をすることもなくなっていましたから、寡黙なおじいちゃんになんて切り出そうかな、なんて悩みながら病室を開けると、おじいちゃんは静かに、本当に静かに横になっていました。びっくりするくらい細くなった腕、透き通るかのような肌の色、「おじいちゃんいつの間にこんなに年とって・・・」と思ったそのとき、ふとおじいちゃんの細く薄い腕が動き、私に手を差し伸べてきました。私はその瞬間、涙があふれてきて、おじいちゃんの手を握り返すと、ずっとずっと握り締めていました。

1月、おじいちゃんは天国へ旅立ちました。受験も落ち着いたある日、こたつに入りながら母に尋ねたことがありました。「ねえねえ、おじいちゃんがサンタクロースしたことってある?」と。すると母は笑いながら「するわけないでしょ、あのおじいちゃんが。昔ながらの人で、余計なことも言わない人だったでしょ。」と答えました。そして母は私が初めて知る事実をこう続けました。「でもね、あんたはおぼえとらんかもしらんけど、あんたを幼稚園に毎日送ってくれたのはおじいちゃんだったんだよ。すごく大事そうに自転車に乗せてね。あんたを誰よりもかわいがっていたのはおじいちゃんだったんだよ」と。だから、私にとってのサンタクロースはあのときからずっと、おじいちゃんなんです。

 

メリークリスマス。

Merry christmas to everyone.

 

以上、校長、木村でした。

That's it, Principal Kimura.

今日も最後まで観ていただき、ありがとうございました。

Thank you for watching until the end today.

 

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