校長のつぶやき

2025年5月の記事一覧

2025.5.14 朝の応援団

「今朝は応援団の練習をします。運動場に集まってください」と、8:00ごろ児童の放送が流れました。

すると、紅組と白組の応援団メンバーが外に出てきました。

どうやら、応援体形の確認をしているようです。担当の先生は様子を見守っていますが、団長を中心に指示を出しています。「このタイミングですわって!立って!!」

しばらくすると、団員が1か所に集まってきました。

動きについての課題点を挙げ、どうしたらいいかアイデアを出し合っているようでした。

連休前、5・6年生と先生方で話し合い、この1年間で重点的に身に付けたい資質・能力を「問題をつくる力」「話し合って解決する力」「勉強を生かす力」と設定し、様々な学校活動の中で3つの資質・能力を高めていこうと確認しました。

さっそくその姿を応援団員のみんなが発揮していました。「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤し、答えのない世界の中で道を創っていく。そんな彼らの姿を見て、とても頼もしく思いました。

 

こういった経験の積み重ねをとおして、自分や集団で夢を実現していく力を獲得していくのだと思います。

いいぞ! がんばれ!応援団!!

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2025.5.14 ドローン撮影

ホームページのトップページ画面を更新しようとしたところ、使用した写真データが見当たりません。

そこで、13日の夕方、学校運営協議会委員の濱田さんに「ドローン」をもって駆けつけていただきました。

ドローンは、空高く舞い上がると、音も形も消えてどこにいるのかさえ分からなくなってしまうほどの小ささながら、4K画像で撮影できる高性能の機材でした。

ゲーム感覚で操作されていましたが、もうそれはプロの技でした。

甲佐岳をはるかに望むすてきな写真と動画をたくさん撮っていただきました。

選ぶのが大変です。そのため、トップページの更新はもうしばらくお待ちください。

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2025.5.13 たまねぎ30kg ありがとうございました

たまねぎの旬ってご存じですか?

調べてみると、日本中で栽培されており、旬の時期は南から北へ移動していくようなのです。

ちなみに熊本の新玉ねぎの旬は「3月~6月」だそうです。

そんな最高の時期に、(株)ニシスイ 様からたまねぎをなんと30㎏も寄贈していただきました。

子どもたちの給食に有効に使用させていただきます。

本当にありがとうございました!

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2025.5.13 自分が主役の運動会に

7時45分ごろ運動場を見てみると、さっそく4年生のふたりが運動場の本部前に座っていました。スコップをもっていて、草取りを始めました。すると、3年生の子たちも運動場に顔を出し始めました。

ひとりででも自分の運動会のために何かしようと行動している姿に感動しました。

最初にいた4年生のふたりに「おはよう。草取りボランティアありがとう!」と話すと、

「4年生がよい見本を見せなん」と、朝日に照らされたすてきな表情で答えてくれました。

 

4年生と3年生の姿を見ていたのか、今度は2年生が運動場に出てきました。

良きにつけ悪しきにつけ、「先輩の行動」は後輩の行動を方向付けるものなのだと改めて感じました。それが中央小の文化を創り、いつか地域の文化になっていくと思うのです。

 

今度の運動会は自分が主役。自分の運動会の成功のために、自分はどう参画したか。

その行動の先に、「新しい自分」「成長した自分」が未来への次の扉を開いて待っていてくれるような気がします。

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2025.5.13 この花の名前は…③

本校にはなんと美しい花が多いのでしょう。

ただ、残念ながら名前を知らない…

今日はこの花がたくさん咲き誇っていました。この花の名前は何でしょうか?

 

答えは、「矢車菊(ヤグルマギク)」でした。

英語では「cornflower(コーンフラワー)と呼ばれ、ピラミッドの中に眠っていたツタンカーメン王の棺の上にもこのヤグルマギクとオリーブ等で作られた花輪が載せられていたぐらいの美しい青い花です。

「繊細」「優雅」「幸運」「教育」「信頼」などの花ことばをもち、まさに学校にはピッタリの花ですね。

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2025.5.12 応援団長の声から

結団式では、応援団長からの話もありました。立ち姿からもう気合が入っています。さすがです!

給食後、校長室に来てもらって、2つの質問をもとに、インタビューをしてみました。

☆紅組団長 N.K.さん

 質問1 どうして団長になろうと思ったのですか?

 <答え> これまで、おばあちゃんに迷惑をかけたり、いろいろしてもらってきた。

      今度は自分が団長として その恩返しをしていきたいから。

      また、紅組のみんなを引っ張っていきたいから。

      そのために、紅組のみんなを早く並ばせたり、声を出させるような声掛けをする。

 質問2 団長として、どんなことを意識して取り組みますか?

 <答え> ・声をしっかり出す ・みんなを引っ張る ・楽しい運動会にする

 

☆白組団長 F.Y.さん

 質問1 どうして団長になろうと思ったのですか?

 <答え> 昨年の団長がかっこよかったから。

      父母に相談したら、「やってみたら」と背中を押してくれた。

      また、白組の全学年を引っ張っていきたいから。

      そのために、自分から先に行動し、声掛けをきちんとする。

 質問2 団長として、どんなことを意識して取り組みますか?

 <答え> ・みんなのお手本になる ・みんなと協力する ・最後までがんばる

 

とても前向きで、瞳の輝きが印象的な二人でした。

これからの2週間をワクワクさせる、二人のリーダーにこうご期待!

最後にポーズをとってもらいました。がんばれ紅組! がんばれ白組!

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2025.5.12 運動会結団式

昨夜までの雨が上がり、さわやかな5月らしい朝となりました。

いよいよ運動会の全体練習が始まります。今日は「結団式」を行いました。

私からは、「やらされる運動会」ではなく、「自分が主役の、自分の運動会」にしよう!と話しました。

楽しい運動会にしたいのはみんな同じです。そのために自分には何ができるかを考え、やり遂げ、達成する運動会にしましょう。時間までに早く集合する、速く走る練習をする、全力で応援する、グラウンドの草をとる…など、自分にできることはたくさんあります。

今朝はさっそく、4年生が朝からボランティアで走路の草をとっていました。

自分の運動会をより良いものにするために、自分にできることをしている4年生の姿を見て、とてもうれしくなりました。

ほかにも、タイヤの周りの草がとってありました。どなたかが、もしかすると地域の方がより良い学校環境のために取っていただいたのかもしれません。本当にありがとうございます。

また、児童会の運営委員さんから、運動会スローガンが発表されました。

「一致団結 あきらめず 最後まで 力を合わせてがんばろう!」

このスローガンのもと、5月25日(日)の運動会まで駆け抜けます!

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2025.5.9 2年国語「はたらく人に話を聞こう」でインタビュー中

昨日、授業の様子を見て回っている時、2年生の前を通りかかりました。

国語の授業中でした。班になってまとまり、何やらワークシートを書いています。

「何を書いているの?どれどれ…」とのぞき込むと、正面の男の子が体全体を使って隠し、「まだ見ちゃダメ!」と言うのです。

「えーっ、隠されるとよけいに見たくなるなあ。」

そうすると担任の先生が「明日使うんだもんね」とおっしゃいました。

 

今日の1時間目にその2年生が3人、校長室にやってきました。ワークシートを隠した男の子も一緒です。

「校長先生はどんな仕事をしていますか?」と、インタビューが始まりました。

あらためて尋ねられると、難しいものです。2年生にわかるように、メモできるように答えることも。

「どんな学校にしたいのか、子どもたちや先生方、おうちの人、地域の方に伝え、みんなでいい学校にしていくという仕事をしています」と答えましたが…難しいですね。

 

「どんなときにうれしいなと思いますか?」

「子どもたちがニコニコして、『できた!』とか『わかった!』と言ったり、友達と仲良く過ごしている姿を見た時がとってもうれしいですね。」

 

私の答えを一生懸命メモしている姿やお礼を言って退室していく姿に頼もしさを感じました。日頃のご家庭での声掛けや学級での担任の先生のたゆまぬご指導のおかげだと思います。ありがとうございます。

ほかにも、教頭先生や事務の先生、保健室の先生、用務員の先生などにインタビューに行っている姿がありました。

どんな風にまとまるのでしょうか。楽しみです!

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2025.5.9 学びの相似形

昨日の放課後、運動場で先生方が何やら活動していました。

運動会の練習開始に向けて、「本部テント」を建てているのでした。

これって、「当たり前のこと」なのでしょうか?!

 

物事をうまく進めるためには、こんなことが必要だと思います。

 ①見通しをもつこと

 ②自分の役割を理解し、組織で動くこと

 ③ワクワクを共有すること  などなど

「運動会に向けて、先生方が協力して本部テントを建てる」ということは一見シンプルな行動に見えますが、それを自然に、みんなでできる集団はすごいと思います。

子どもたちは、そんな大人の姿をよく見ています。大人の判断や行動様式が子どもの判断や行動様式になっていきます。子どもと先生は「学びの相似形」なのです。

家庭教育でも同じです。子どもと保護者は「学びの相似形」なのです。

 

子どもの未来づくりのために、私たちは子ども自身にどんな力をもたせるかをよく考え、日々の生活の中で積み重ねていくことが大事なようですね。

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2025.5.8 4年総合「茶摘みと製茶工場見学」

本校は、地域の方にご協力をいただき、旧中央南小跡地の「美里町やすらぎ交流体験施設 元気の森かじか」そばの茶園をお借りしています。各学年PTAのご協力のもと、除草作業などを定期的に行っています。

今日は、その茶園で4年生が「茶摘み」をしました。

本校児童の保護者でもある「たかしま園」様のご協力のもと、お茶の摘み方を教えていただきました。

「親指と人差し指で茎をはさみ、先の若葉3枚程度をとるようにしようね」
班に分かれて、一斉に取り組みました。畑2枚分あるので、一生懸命茶葉を摘みました。

♬ 夏もちーかづく八十八夜 と「茶摘み」を子どもと一緒に歌いながら摘みましたが、そんなゆっくりしたペースでは日が暮れそうでした。

1時間ほどで時間切れとなりました。18.45kg の茶葉を収穫することができました。

その後、「たかしま園」様の製茶工場を訪れ、見学をさせていただきました。たくさんの製造過程を経て、愛情がいっぱい入ったお茶が作られることがわかりました。

また、おいしい新茶の緑茶とほうじ茶を淹れていただきました。

そのあと教えていただいたのですが、ほうじ茶は「茶の茎」を使ったお茶なのだそうです。よく飲んでいるのですが、初めて知りました。お茶にはたくさんの秘密や知らないことがあふれているみたいです。

子どもたちもたくさんの質問をしていました。

「どうしてお茶を作ろうと思ったんですか」

「今日摘んだお茶の葉1枚だと、どれくらいのお茶ができますか」

「1日にどれくらいのお茶を作りますか」などいろいろ。体験をとおして、子どもたちの目は輝きました。

これから4年生の総合的な学習の時間でさらに学びを深め、まとめていくことになっています。

どんなお茶博士が誕生するのか楽しみです!

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2025.5.8 すてきななかま

運動場では、真っ白なカーブラインと青いポイントを、銀色に輝く指令台が見つめています。

昨日の放課後、子どもたちの活躍のステージを先生たちが力を合わせて準備してくださいました。

そして、子どもたちも児童会の号令で、朝から草取りを始めています。

「運動会」をとおして、自分を、なかまを成長させるために、今自分には何ができるでしょうか。

それを子どもたちも先生方も考え、行動しています。

すてきな朝でした。

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2025.5.7 大型連休明けの朝

ゴールデンウィークの後半4連休はいかがだったでしょうか。晴天の日も多かったですから、お出かけをした家庭も多かったかもしれませんね。

私は、1日目は水の上でローイング、2日目はウォーキングとクライミング、3日目はアイルランドと韓国の方と英語での楽しいおしゃべりタイム、最終日は家で読書をしました。みなさんはどう過ごしましたか?

今朝登校してきた子たちに、「今日は自分で起きられた?」と尋ねたら、「起きれんかった…」と口々に答えてくれました。でも、みんな元気にあいさつをしてくれて、とてもうれしかったです。

空を見上げてみると、筋のような雲と綿のような雲が浮いていました。

「?」

筋のような雲は西から東へ動いているのに、その下に浮いている綿のような雲は東から西へ動いているのです。

子供たちに、「あの雲、なんか不思議な動きをしていると思わん?」と話しかけました。

「雲があるところの風の向きがちがうのかも」という会話になりました。違う向きの風が同時に吹くなんて、自然というものは実に不思議なものですね。

 

身の回りにはたくさんの不思議があり、見ようとしなければ気づかないものもたくさんあるのかもしれません。

その不思議に対して、知っている知識や経験をもとに自分なりの解釈をすることが「学びを深める」ということなのかもしれないなと改めて感じさせてくれた青空でした。

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2025.5.2 3年生 近くの「メロン農家さん」を訪ねて

 3年生は今、社会科で「学校の周りの様子」を調べています。

 今日は1・2時間目に、学校のそばのメロン農家さんで、町の教育委員もされている西島さんのビニールハウスを訪ねました。 たくさんのハウスが並んでいて、苗のハウス、生育中のハウス、出荷目前のハウスなど、時間差で生産されていることがわかりました。

 3年生は事前学習で質問をたくさん考えてきたようで、次々に質問をしていました。ふるさと美里町の魅力もたくさん感じていたようでした。

 

 こうやって地域で様々な工夫をしながら頑張っている人と出会い、自分や地域の未来をイメージしていくことが、今を生きる子供たちにとって大きな意味があります。

 西島さん、そして間を取り持っていただいた美里町地域学校協働本部の関係の皆様、ありがとうございました。

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2025.5.2 この花の名前は②

どこまでも広がる透明な青の世界。

これを、水彩絵の具を使ってどう描いたらいいのか、悩んだことを思い出します。 

昨夜から降り続いた雨もすっきりと上がり、まばゆい陽光に照らされた朝に、子どもたちの「おはようございます!」の声が心地よく響いています。

 

児童昇降口の前に、「二宮金次郎さんの像」があります。

その足元に、雨のしずくが輝いて美しい、かわいい花が咲いているのを見つけました。

この花は何という花なのでしょうか?

昨日覚えた「Googleレンズ」を使って調べてみました。

 

「モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲月見草)」という名前だそうです。

「清純」「無言の愛」「固く結ばれた愛情」「自由な心」などの花ことばもあるようです。

月見草という名前から、夜に花開く花のイメージがありましたが、日中にもすてきな姿を見せてくれる月見草もあるんですね。ひょっとしたら、朝だけなのかもしれません。

 

植物にも心があると言われます。

もしかすると、子供たちの「おはようございます!」のすてきな声に応えているのかもしれませんね。

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2025.5.1 この花の名前は?①

運動場と職員室の間の花壇にかわいらしいピンク色の花が咲き始めました。

ちょうど花壇に花を植えておられた理科専科の先生に「これは何という花ですかね?」とお尋ねしたところ、「なんでしょうねぇ。Googleレンズで調べてみましょうか」と言われ、すっとスマートフォンを取り出されました。

時代は進んだものです。写真を撮るだけで、その花の名前がわかるのですから!

この花の名前は、「ムギセンノウ」だそうです。ナデシコ科の一年草で、ヨーロッパ原産らしいです。「ムギナデシコ」とも呼ばれているそうですね。「育ちの良さ」「自然の美」「愛らしい魅力」といった花言葉もあるようです。

名前を知ったとたん、ただの草(?)のように見えていた花が私に微笑んでくれているような感じがしてきて、なんだか幸せな気持ちになりました。

「見ようとしないと見えない世界」はたくさんあります。でも、見ようとすると、身の回りはたくさんの素敵なものが隠れているものですね。ぜひ、身の回りを見渡してみましょう。

 

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