児童数(201名) 学級数(10学級) 職員数(30名)
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2023年11月の記事一覧
就学時健診
11月9日(木)に、来年度、横島小学校に入学予定の子どもたちの就学時健康診断を行いました。
就学時健康診断とは、市町村教育委員会が、その市町村内に在住する子どもで、その子どもが、小学校入学前の5ヶ月から6ヶ月前に行う健康診断のことです。内容は、次年度に1年生になる予定の子どもたちに対して、心身の健康を確認するために行われるものです。
来年度は、29名の子どもたちが本校に入学予定です。今日参加してきた子どもたちは、初めての小学校に、わくわくの期待と、そわそわの心配をもって来校してくれたと思います。そんな不安を少しでも和らげて、わくわくの期待を大きくしてもらうために、来年度6年生になる5年生が、横島小学校を代表してお世話をしてくれました。上の写真は、無事に健康診断を終えた来年度の1年生が、喜んでくれるようにと、5年生が、自主的に読み聞かせをしてくれているところです。
いや~、わが校の5年生の子どもたちは、なかなか素敵です。とてもうれしくなりました。健康診断を受けた子どもたちもうれしそうでした。来年2月には、新入児体験入学があります。きっと子どもたちは楽しみにしてくれることと思います。
来年度入学予定の子どもたち、横島小学校は、あなたたちを宝子として待っていますよ。
5年生の子どもたち、本当にありがとうございました。今日も“ 笑顔の登校 感謝の下校 ”ができました。
火災避難訓練
11月8日(水)の業間の時間から3時間目に全校で火災避難訓練をしました。
今回は、家庭科室から火災が発生したと想定して避難訓練を行いました。有明消防署の天水分署からゲストティーチャーとして来ていただき、避難の様子や火災に対して、自分たちができる対応等を指導していただきました。
実際に水の入った消火器を使って、消火の体験をしました。
先生方も体験訓練をしました。
避難の様子や消火訓練について消防署の方々からご指導をいただき、子どもたち一人ひとりが、自分の命は、自分で守り、人の命は、みんなで守るためにできることを考え、学習しました。
1年生は、火災避難訓練の後、消防車と救急車の見学もさせたいただき、とても喜んで学習しました。
有明消防署天水分署の皆様、本当にありがとうございました。
3年生野鳥学習
11月7日(火)の3~4時間目に3年生が、野鳥の会の満田さんをゲストティーチャーとしてお招きして、総合学習で野鳥学習をしました。
私たちが暮らすまちは、有明海に面しています。有明海には、多くの種類の渡り鳥たちが、たくさんやってきます。有明海は、ラムサール条約に登録された荒尾干潟が有名ですが、私たちの横島町の干拓にもナベヅルが毎年やって来ます。横島町に来るナベヅルは、餌付けをしていないそうです。ナベヅルも横島町が好きなのかと思うとうれしくなります。
野鳥の会の満田さんから、渡り鳥について教えていただき、野鳥を通してふるさとのことを学び、そして、自然と共に生きることの大切さを学習することができました。
1年生いもほり
11月8日(水)の5時間目、1年生が春に植えたいもほりをしました。芋畑から作っていただき、芋の苗植え、芋掘りまで、横島町4Hクラブの方々の強力な支援とご協力で、1年生が植えたいもの収穫ができました。
まずは芋の蔓切りから、子どもたちは、がんばりました。
芋の蔓を切り終えて、いよいよいもほりです。
ほりあげたいもを並べてみました。こんなにたくさんとれました。子どもたちも大喜びでした。
とれたいもは、みんなでなかよく分け合いました。
いもほりの感想を発表しました。
かっこいい、4Hくらぶのかたがたです。
たいへんお世話になった4Hクラブの方々に、感謝の気持ちを言葉にして伝えました。
4Hクラブの皆様、ほんとうにありがとうございました。おかげで1年生の子どもたちとその家族が、豊かで、おいしい学習ができました。地域の教育力に心から感謝します。今後ともよろしくお願いいたします。
5年生 玉名市人権教育授業践交流会
11月6日(月)の午後に、本校で、玉名市人権教育授業実践交流会がありました。
玉名市人権教育推進協議会の主催で、毎年、玉名市内の小学校1年生から中学校3年生までの各学年の1学級が、人権教育の授業を公開して、市内の小・中学校の先生方が参加して行う、人権教育授業実践交流会の5年生の部が本校で行われました。
5年生が、5時間目に部落差別問題をテーマにした教材「差別と向き合って~あるおばあさんの語り~」を通して人権学習の公開授業を行いました。この教材は、私たちが暮らす玉名荒尾地域で実際にあったことを小学5年生の発達段階に合わせて教材化されたものです。
とても残念なことに、私たちが暮らす現在でも部落差別があります。その部落差別を解消するために国は、2016年に部落差別の解消の推進に関する法律をつくり、熊本県は、2020年に熊本県部落差別の解消の推進に関する条例をつくって取り組んでいます。その大事な取り組みとして、教育と啓発があり、熊本県内の全ての小・中・高校で人権学習を行っています。
差別は、差別する人がいるからあります。いじめも、いじめる人がいるからあるのです。だから学校では、差別やいじめをなくすために、人は、なぜ差別やいじめをしてしまうのか、どうしたら差別やいじめをする人がいなくなるのかを考え、学び合っています。そして、他人事ではなく、自分のこととして考え、自分にできることをみつけ、実行することを大切にしています。それは、自分を大切にすると同時に他者も大切にすることです。この学び合いを重ね続けることで、子どもの頃から人権尊重の精神を涵養していくことができると考えます。今回の人権教育授業実践交流会は、玉名市内で取り組まれている各学校の5年生の人権学習をより良いものにするために、本校の5年生がその授業を公開して、その後に、授業についての研究を行いました。
授業を公開してくださった5年生の担任の西澤先生は、多忙な中で夏休み前からコツコツと学校内外で授業研究に取り組まれ、授業を公開してくださいました。子どもたちも熱心に学習してくれました。西澤先生、そして、5年生の子どもたちに心から感謝します。
当日は、玉名市内の5年生の担任やこの授業を研究しようとされる先生方が、約40名参観され、授業研究会で積極的に研究協議がなされました。
私は、自分を家族を、そして、自分が育った地域を大好きと笑顔で言える人を育てることが人権教育だと信じています。今日の授業では、部落差別をなくすために苦労しながらも、優しく、たくましく生きてこられたあるおばあさんの夫が、人を信じて、部落解放運動に取り組み続けられたことで、差別をしていた人も、傍観者になっていた人も、その考えや行動をあらためて、差別をなくしていく人に変わっていったことを学び合いました。そのことを自分たち5年生の学級内の問題と重ねて、一人ひとりが、笑顔で学び合いができる学級にするために、学びを深めていきました。今後、この授業研究会で学び合ったことが、私たちの横島小学校全体に広がり、みんなが、「笑顔の登校 感謝の下校」できる学校を子どもたちと創っていきたいと強く思います。