学校生活(ブログ)

2018年10月の記事一覧

2・3・4・5・6年 研究授業

☆10月31日
 
昨日は1年生で研究授業(小研)が行われましたが、今日は他の5学年で授業が実施されました。
(2年 道徳)

 「とべない ペンギン」:それぞれのよさ
(3年 国語)

 「ちいちゃんのかげおくり」
(4年 道徳)

 「今 わたしのできること」:相手を思いやるときは
(5年 社会)

 「工業の今と未来」
(6年 道徳)

 「ロレンゾの友達」:友達を信頼する
 各学年ともに、2週間前には最初の事前研究会を行い、授業の内容を学年部の先生方で練ってきました。授業後に各学年部で事後研究会を行い、授業の反省をしました。授業がなかった学級の子どもたちにも、ブラッシュアップされた授業実践が行われます。

 各学年部の事後研究会後、全体で研修をしました。今年度の本校の研究テーマは「主体的・対話的で深い学びを実現する指導法の工夫」です。新学習指導要領の完全実施(平成32年度から)に向けて、本テーマで研修を深めています。
 全体研修の最後に今日の研修で講話をした先生が、「『教師力』とは『指導力』と『人間力』である」という言葉を使ってまとめました。実はこの言葉は、その先生が若いときに本校の校長先生にいただいた言葉だそうです。校長先生は想像するに、その先生に言葉にあるような教師に成長してほしいと願っておられたのだと思います。
 「指導力」は研究を深めると向上します。しかし、「人間力」は基本的な資質であり、なかなか身に付きません。研修とは「研究」と「修養」です。教師として研究だけでなく修養を積むことで、人間力も高めていきます。本校の先生方はありがたいことに、「指導力」と「人間力」が兼ねそなわった職員集団です。

5年 理科授業

☆10月31日
 
今日は、5年生の合い研(理科)がありました。

 めあては「上流の石と下流の石を区別しよう」でした。先週、学校の横を流れる水無川の観察に行くなど、川に関する興味・関心はとても高まっています。

 上流と下流の石を比べています。大きさや触った感覚など、細かい観察がよくできていました。二つの石は、授業者の先生が、実際に川に行って取ってこられたものです。

 観察したことを基に、上流と下流のどちらのものか判断してシートに書き込んでいます。この学習場面において、子どもたちは思考・判断・表現をしています。

 班で話し合いを行い、ホワイトボードに結果をまとめました。また、根拠も明確に書くことができました。このことから、学習内容をよく理解していることが分かります。
 今日の授業を見て、問題解決的な学習が確実に行われていました。つまり、日頃から問題解決的な学習に親しんでいるということです。
理科が一番問題解決的な学習がしやすい教科です。
 目の前の課題に対して予想を立てたり、結果を求めたりするためにはこの問題解決的な学習の訓練は将来に役立ちます。
 
 話題は変わりますが、本校では今日から3日間学校参観日として自由に授業参観ができます。1日(木)、2日(金)とも10:50~
12:30までです。今日は保護者・祖父母・地域の方、保育園児など80人近くの方に参観していただきました。ぜひ、お時間のあられる方は、子どもたちのがんばりを見に来てください。
 

3年 社会科見学

☆10月30日
 3年生が、市内で社会科見学を行いました。見学したところは、「ファームたなべ」「ヤマハ熊本プロダクツ」「博物館未来の森ミュージアム」の3か所です。

 午前中は2学級ずつに分かれて、「ファームたなば」と「ヤマハ熊本プロダクツ」の見学に行きました。

 農業について、いろいろな工夫や努力をされたことを話していただきました。農作物を出荷するまでには、いろいろな大変さがあることが理解できました。また、お土産においしいトマトを一人ずついただきました。
 運動公園で昼食を食べた後は、博物館に移動しました。

 博物館では、社会科で学習する昔の道具について説明を受けました。

 また、世界遺産に認定された妙見祭についても学習することができました。

 さらに、博物館ではいろいろな特別展が開催されていることも説明していただきました。
 今日の社会科見学では、農業や工業で働く人の努力や工夫を学習しました。また、働いている人の生の声を聞くことができたことは、子どもたちの生き方にもかかわるキャリア教育にもつながります。
 博物館では、ふるさとの伝統や文化を学びました。八代には、他地域にはない素晴らしい世界遺産などの歴史遺産があります。
 今日の見学を基に、今後まとめる学習を行います。働くことの意義やふるさとを大切にする心の育成など、振り返りをとおして培っていきます。
 見学先の皆様には、ご多用の中、お世話になりました。

1年 国語授業

☆10月30日
 今日、明日は校内で小研(学年部ごとの研究会)が各学年で行われます。今日は2時間目に、1年生の「くじらぐも」の授業が行われました。

 本時のめあては「好きな場面を音読して楽しもう」でした。2場面か3場面を選び、それぞれの場面でどのような読み方をするとよいか考えていきました。

 発表の仕方が、とても上手でした。

 話の聞く姿勢も、とても立派です。

 最後は手をつないで「天まで届け、1、2、3」を唱和しました。皆さんもこのフレーズは、ご記憶があるのではないでしょうか。
 入学して、7か月が経とうとしています。話の聞き方や発表の仕方など、学ぶ姿勢がとてもよくできていました。1年生も授業を見るごとに、成長している様子がよく分かります。
 明日もいろいろな学年で、研究授業が行われます。授業後は、事後研究会を行って授業について振り返りをし、授業のブラッシュアップしていきます。子どもたち一人一人の学力向上は、教師の指導力を高めることが一番の近道です。先生方一人一人の授業力を上げることで、確かな学力を身に付けてさせていきます。

2・6年 小中交流

☆10月29日
 今日5時間目に、小中交流事業の一環として2・6年生が中学3年生の合唱コンクールのリハーサルの様子を見学に行きました。

 みんな、真剣に合唱に聴きいっています。

 中学3年生の男子生徒は変声も終わり、小学生に出すことが難しいバスの音が出せます。また、女子生徒の美しいソプラノパートの音も聴かれます。参加された先生が、「四中の生徒は、男子も女子もよく声が出る。」と感想を言っていました。
 6年生は、4月から中学生です。今日の見学をとおして、「こんな中学生になりたい。」と憧れを抱いたのではないでしょうか。また、2年生にとっても素晴らしい情操教育の機会になりました。
 見学の最後に感想発表があり、本校の2年生も多くの子どもたちが挙手をして感想が言えたそうです。それだけ、子どもたちの心に響いたのでしょう。合唱してもらった中学生に、心から感謝します。

 話は変わりますが、今日朝から本校のホームページを見てうれしいことがありました。カウンターが30,000を超えていました。また、先日の教育講演会の折にある保護者の方から「毎日楽しみにしています。」と激励の言葉をいただきました。現在平均すると1日30人ほどの閲覧があります。今後も、更新をすることで子どもたちや先生方のがんばりを紹介して、本校の教育活動の様子を挙げていきます。よろしくお願いします。

5・6年 委員会活動③

☆10月29日
 今日6時間目に、委員会活動がありました。本校には12の委員会があり、これまで8委員会を紹介したので、今日は最後の四つの委員会を紹介します。
(生活委員会)

 今日はハンカチ調べについて話し合いをしていました。また、生活委員の人たちは、毎週火曜日の朝から正門に立ってあいさつ運動をしてくれます。校長先生は「あいさつは思いやりの第一歩」とよく言われます。八千把小の子どもたちのあいさつが、さらによくなるように活動をがんばってほしいです。
(安全委員会)

 今日は、廊下安全パトロールについて話し合いをしていました。廊下安全パトロールとは、休み時間に廊下を走っている人の数を調べて給食の時に結果を校内放送で発表します。先生方も廊下を走らないようにいろいろな工夫をしていますが、まず、子どもたち自身が注意し合うことで廊下を走らないように心掛けてほしいです。
(給食委員会)

 今日は給食ニュースを貼り替えたり、クイズを貼ったりする活動をしました。日頃は給食時に当番の人が給食を教室まで持っていくか、後片付けをきちんとしてくれるかなど見取りを毎日がんばっています。
 11月5日(月)は、お弁当の日です。昨年度もコースに分かれてすばらしいお弁当の写真などが、校内に掲示されていました。今年度もどのような弁当を作ってきてくれるか、今からとても楽しみです。
(図書委員会)

 今日は来月行われる「やちわっこ集会」(全校集会)で発表する内容について、話し合いが行われていました。常時活動として、昼休みや放課後に図書の貸し出しをがんばってくれています。読書月間では、学校全体で一万冊を目標にがんばります。みんなが本に親しめるように、今後も本を読むことの楽しさをみんなに広めてほしいです。
 
 各委員会に所属する子どもたちの自治的活動で、学校は動いていると言っても過言ではありません。さらに八千把小がよくなるように、今後も自分の仕事に責任をもって委員会活動に励んでほしいです。

3年 理科授業

☆10月26日
 今日の合い研は、3年生の理科の授業でした。単元は「日向と日陰の地面の様子」です。

 本時のめあては「日向と日陰の温度を比べ、日向の方が高くなる理由を考えよう。」でした。

 前時に地面の様子を日向と日陰、9時と正午の違いを調べていて、その気付きを温度や時刻の違いから発表しました。

 授業者の先生は違いを棒グラフに表していたので、子どもたちが思考するための手だてとなりました。

 前時と本時で分かったことを、プレゼンテーションソフトを使ってまとめていきました。子どもたちはICTを活用すると、さらに意欲が高まります。

 理科ノートを使って、理解したことをまとめました。
 子どもたちは太陽の光(日光)によって、温度に違いがでることをきちんと理解していました。
 授業中、昨夜の講話を思い出しました。「困難が人を育てる」という話です。本校には二人の初任の先生がいます。現在、初任者研修で毎週参観授業をしています。授業のための指導案(計画)を書き、いろいろな先生から助言をしてもらっています。見ていても、とても大変な作業です。
 先日、授業終了後にある子どもが近づいてきて、「なんで、毎週のように授業を見に来るんですか?」と言いました。私は「研修でいろいろな授業の力を今よりもっと高めるために、がんばっているんだよ。先生もがんばっているからみんなも勉強がんばってね。」と答えました。その子は、微笑んでくれたので、私の言葉を理解してくれたと思います。
 授業づくりは、とても大変(困難)作業です。しかし、困難を乗り越えてこそ、成長できるのです。最初が肝心です。初任の先生方大変でしょうが、がんばってください。そのことが、子どもたちの学力を高める一番の近道であり、教師としての喜びにだからです。

小中合同講演会

☆10月26日
 昨夜、19:00から本校体育館において「社会を明るくする運動八代市推進委員会」主催の教育講演会が開催されました。
 臨床心理士:岡崎光洋先生を講師に、「子育て、親育ちの心構え」と題して講演をしていただきました。

 はじめに市の保護司会長様よりご挨拶をいただき、講演が始まりました。

 いよいよ、講演スタートです。今の子どもの実態から、子育ての仕方についてユーモアを交えながら講話していただき、あっという間に講演が終了しました。

 開場には平日の夜にもかかわらず、200人近くの保護者や地域のの皆様に集まっていただきました。ご多用の中、ありがとうございました。

 講演後には、本校双葉会会長から謝辞がありました。

 最後に、講師の先生にプレゼントをしました。中身は5年生がつくったお米です。前日、精米したばかりの新米で、先生に喜んでいただきました。
 講演を聴いて、特に印象深かった言葉は「困難が人(心)を育てる」です。困難を克服してこそ、成長があります。子どもたちが今もっている力に少しレベルを上げた課題を与えることで、さらなる子どもたちの成長があるのではないでしょうか。
 ある方が、「200人近い人が集まるのは八代市内でも1番多いのではないでしょうか?」と言われていました。4中校区の方々の教育力の高さを感じました。
 結びになりますが、研修委員の皆様にはご多用の中、準備・運営等大変お世話になりました。感謝申し上げます。
 

4年 社会授業

☆10月25日
 先日まで、県立教育センターで研修中の先生の検証授業が5年生で行われていました。今日から4年生での検証授業が始まりました。今回の単元は「水はどこから」です。

 まず、日頃どのようなときに水を使っているか出し合いました。子どもたちから、いくつも意見が出されました。

 次にどのような水の使い方をしているか、時間を区切って学習シートに書き込み、発表しました。子どもたちは、生活の中で意外と水を使っていることに気付きました。

 歯磨きやトイレで、1回に使っている水の量を基に1人1日どれくらい水を使っているか班で考えました。

 各班で1人が使用する水の量を出し合った後、先生が、台車に2Lのペット60本を乗せて子どもたちに見せました。子どもたちから驚きの声が出ました。しかし、この3倍の180Lを1人1日に使っていると知るとさらにどよめきの声が起こりました。また、重さで考えると成人男性の体重で考えると、11万人分だと知るととても驚いていました。

 授業の最後に単元で考える学習問題をつくりました。子どもたちから「多くの」「24時間」「自由に」などキーワードとなる言葉がたくさんでてきて、子どもたちの水の学習に対する興味・関心が高まったことが分かりました。
 生活の中で、水は大変大切なものです。子どもの生活と密接にかかわっています。本単元をとおして、水がいろいろな人のおかげでいつでも安心して使用できることを学習してほしい。

2年 芋掘り

☆10月25日
 2年生が、地域にお借りしている芋畑に芋掘りに行きました。

 はじめに、芋の掘り方を教えてもらいました。

 次に各学級に分かれて、一畝ごとに芋掘りを体験しました。

 子どもたちは、集中して芋掘りをしています。朝から楽しみしていたらしく、「今日は芋掘りに行く。」と何人もの2年生が教えてくれました。学校に帰ってくれると、「芋掘り楽しかった。」と伝えてくれました。
 土に親しむことが少なくなっており、今回の体験学習が子どもたちの大きな学びの場となりました。
 今回は、苗植えから芋掘りまで学校応援団の方にお世話になりました。コーディネーターの方を中心に、たくさんの応援団の方が本校教育を支援してくださっています。地域とともにある学校を目指して、地域・保護者の方と協働しながら今後も学校教育を進めて参ります。
 学校応援団の方々、本日は大変お世話になりました。帰校後、担任が「焼き芋もお願いしてきました。」と言っていました。焼き芋の時も、どうぞよろしくお願いします。