学校生活(ブログ)
3年生算数
3年生の算数は、かけ算を勉強しています。
2年生では九九を学んだのですが、今回の課題は3×10です。子どもたちは九九で三九二十七はいえるのですが、その続きは…?
まず、3×10って何だろうという話からしました。今回は、「おはじきを、点数の書かれたダーツの的(まと)みたいなものに入れて遊んだときの点数を出す」というシチュエーションで3×10を考えました。すると、子どもたちから3×10というのは、「3点が10回入ったときの点数だ」という声。つまり3点が10こというとらえ方になりました。そうすると、3が9個だったら三九二十七(九九)が使えるから、それに3を足せばいいよ、という考えが出てきました。ほかにも、昨日学んだことを使って、かけられる数とかける数を入れ替えても答えは同じだから10×3と考えると、10が3つだから答えがすぐ30だとわかるよという声も出てきました。どちらも同じ答えが出るから、どちらを使ってみたいかを聞いてみたところ、10×3と考えた方が簡単という子どもが多くいました。一方で、3×9+3がやってみたいという子どもたちもいました。3×10という大人から見ると簡単な問題を、子どもたちは45分たっぷり使って考えました。