~ふるさとを愛し、自ら 気づき 考え 行動する栖本っ子の育成~
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2025年11月の記事一覧
今日の栖本っ子~6年生、国際バドミントン大会観戦~
本日11月13日(木)、本校の6年生は、熊本市で開催されている国際バドミントン大会「熊本マスターズジャパン2025」の観戦に出かけました。今回は、普段なかなか見ることができない一流のスポーツに触れることで、子どもたちの視野を広げ、夢や目標を持つきっかけにしてほしいという思いから観戦に出かけました。
会場となった熊本県立総合体育館に足を踏み入れた瞬間、子どもたちの表情は驚きと興奮に満ち溢れました。普段、体育館で見るコートとは一変した、きらびやかな照明に照らされた特設コート。そして、観客席を埋め尽くす大勢の方々の熱気と大声援。テレビで見るのとは全く違う、その迫力に圧倒されていました。席に着くと、子どもたちはすぐにこの熱狂の一部となりました。周囲の観客の方の「にっぽん!」の大きな掛け声に合わせて、手渡された応援用の風船を叩き、夢中で声援を送っていました。コートでは、世界トップレベルの選手たちによる、息をのむような迫力あるプレーが繰り広げられました。シャトルのスピード。一瞬の駆け引き。粘り強くシャトルを追いかける集中力。子どもたちは、そのスピードと技術の高さ、そして諦めずに挑み続ける精神力に、終始目を奪われていました。「すごい!」「どうしてあんなことができるんだろう?」といった感嘆の声が、あちこちで聞かれました。
国際大会の緊張感の中で繰り広げられる真剣勝負は、きっと子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。この経験が、「努力することの素晴らしさ」や「目標に向かって挑戦する大切さ」を学ぶ貴重な機会になったと確信しています。
今日の栖本っ子~がんばっています 長縄跳び~
本日11月12日(水)の朝の活動(朝タイム)では、長縄跳びに取り組みました。この長縄は、単に運動能力を高めるだけでなく、皆でタイミングを合わせる協調性や、一つの目標に向かって粘り強く取り組む精神力を育む素晴らしい活動だと感じています。学年ごとに分かれて練習に励む子どもたちの様子は、実に活気に満ち溢れていました。以前の練習と比べると、明らかにリズム感が良くなり、縄に引っかかる回数もぐっと減ってきました。練習を重ねるごとに、跳び方やタイミングの取り方を自分たちなりに工夫していることが、その軽やかな足取りから見て取れます。中でも、特に目覚ましい成長を見せてくれたのが1年生の子どもたちです。最初は大きな縄を前に戸惑う様子も見られましたが、縄に引っかからずに跳び越えられる子が増えていました。「練習すれば必ずできるようになる」という成功体験は、子どもたちの自信となり、今後の様々な学びの土台を築いてくれます。子どもたちの「できた!」という喜びの表情や、友達と喜びを分かち合う笑顔は、私たち教師にとって何よりの宝物です。わずかな期間でこれほどの成長を見せてくれる子どもたちの可能性は、まさに無限大だと改めて実感しました。
今日の栖本っ子~花いっぱい運動~
本日の朝の時間(朝タイム)は、全校児童が協力して行う「花いっぱい運動」に取り組みました。
春から秋にかけて、私たちの学校を彩り、登下校する子どもたちの心を和ませてくれたマリーゴールドや千日紅などの花々。子どもたちは、これらの花々に対し「今までありがとう」という感謝の気持ちを込めて、一本一本丁寧に抜き取っていきました。活動中の子どもたちは、それぞれの学年の学級園で、抜いた花や小さな草を集めたり、花壇の隅々にある石を取り除いたりと、自分にできることを見つけ、一生懸命に働いていました。皆で協力し、黙々と作業を進めた結果、花壇は、次に植えられる新しい命を迎える準備が整いました。
今日の栖本っ子~火災避難訓練~
本日、全校児童を対象に火災避難訓練を実施しました。今回は、校舎内の理科室から出火したという想定で訓練に臨みました。
火災を知らせる放送を聞き、全員が運動場の避難場所へ迅速に避難することができました。 特に感心したのが子どもたちが「お・か・し・も・ち」という大切な避難の五原則をしっかりと守り抜いたことです。話をしたり、押したりしない、落ち着いた移動。火災の際の最大の脅威である煙から身を守るため、校舎内を移動する際には腰を低くし、鼻や口をハンカチや手で覆う姿が随所に見られました。これは、煙を吸い込まないための、自分の命を守る非常に重要な姿勢であり、子どもたちが訓練の目的である「災害発生の際、自分で判断し、迅速かつ安全に避難行動ができるようになること」を深く理解していたからできたのだと思います。
また、本日は、天草消防組合消防本部中央消防署から職員の方が来校され、大変丁寧にご指導いただきました。消防士の方からの貴重なお話を拝聴した後、高学年の5・6年生は通報訓練を、そして各学年の代表児童は水消火器を使った消火訓練に挑戦し、大変有意義な訓練となりました。訓練終了後には、特別救助のための車両をみせていただいたり、救助する際に使うはしごを使って、実際に体育館2階へ上がる様子を見せていただきました。消防隊員の方の迅速な動きに、子どもたちは見取れていました。
本日はお忙しい中に、消防署の皆様、本校の訓練に来校いただき、ありがとうございました。
今日の栖本っ子~栖本っ子HP活用の紹介~
本校では、2学期より子どもたち専用のホームページ(「栖本っ子HP」)の活用を本格的にスタートしました。導入当初は手探りの部分もありましたが、今では子どもたちも、私たち教職員も、その持つ「可能性」と「魅力」を日々実感し、活用する機会が徐々に増えてきています。
先日、何気なくこの「栖本っ子HP」を見ていると、図書・ハートフル委員会のページに、これまでにはなかった、目を引く創意工夫にあふれたお知らせが掲載されていました。 この栖本っ子HPという「場」があることで、子供たちは、自分たちの考えや、委員会活動で取り組んだ成果、制作した作品やクラスで共有したいニュースなどを自らの手でクラスや学校全体に発信できるようになりました。「どうすれば皆に伝わるだろうか?」「もっと魅力的にするには?」と試行錯誤する過程そのものが、子供たちの「表現力」を磨き、これからの社会に不可欠な「情報活用能力」を育むことができます。
子供たちが、さらに積極的にこのホームページを活用し、その表現力、情報発信能力を一段と向上させてくれることを心から願っております。
図書・ハートフル委員会のページより↓↓
今日の栖本っ子~伝統を受け継ぐ!3・4年生「かっぱ太鼓」~
11月6日(木)職員室にいても心地よく響いてくる太鼓の音に誘われ、体育館に様子を見に行きました。体育館では、来たる学習発表会「栖本冬物語」に向けて、3・4年生の子供たちが「かっぱ太鼓」の練習に励んでいる姿がありました。
今年度から初めて「かっぱ太鼓」に挑戦している3年生の子どもたちは、その真剣なまなざしが印象的でした。先輩である4年生の頼もしい姿を見習い、また、一緒に練習を重ねる中で、短期間にもかかわらず、曲を通して見事に太鼓を打ち鳴らせるようになっていました。その上達ぶりには、目を見張るものがあり、感心しました。しかし、もちろん、まだ細かな部分で、わずかな音のずれや、太鼓を打たない時の「間」のポーズが完璧に揃わないところも見受けられます。しかし、子供たちは互いに声を掛け合い、真摯に課題に取り組む姿を見せています。
また、先日、かっぱ太鼓の生みの親である辻先生にご指導いただいた貴重な教えを胸に、子供たちは一打一打に魂を込めて練習に励んでいます。この伝統を受け継ぎ、自分たちのものにしようと努力する子供たちの姿は、本当に頼もしく、誇らしい限りです。学習発表会当日、34年生の子どもたちが会場いっぱいに力強い太鼓の音を響かせ、見る人の心を震わせてくれることが、今から本当に楽しみでなりません!保護者の皆様、地域の皆様、どうぞご期待ください。
今日の栖本っ子~2年生かけ算九九チャレンジ!!~
11月5日(水)、今日は、2年生の子どもたちかけ算九九の取組を紹介します。
2年生は、「かけ算九九」の学習を一通り終えました。子どもたちの達成感と自信を育むために、今日から「九九がんばりカード」を使って、九九の習得に向けて頑張っています。子どもたちは、担任の先生だけでなく、他の先生方にも九九を披露し、スラスラと唱えられたらご褒美のシールやサインをもらえるというルールです。校長室にいると、目を輝かせながら私のところへ来て、「校長先生、僕の九九を聞いてください!」と、誇らしげに暗唱してくれる姿がありました。少し緊張しながらも、一生懸命に九九を唱え切った時の弾けるような笑顔と、「やった!サインもらえた!」という喜びの声を聞くと、うれしくなりました。この「九九チャレンジ」を通して、「できるようになるまで諦めない粘り強さ」と「先生方に認められる喜び」を味わってほしいと思います。
今日の栖本っ子~3・4年生かっぱ太鼓について学ぶ~
さて、先日の10月30日(木)は、3・4年生の「総合的な学習の時間」において、大変貴重な学びの機会がありました。日頃から子どもたちが親しんでいる「かっぱ太鼓」を考案され、その歴史を築いてこられた辻先生にご来校いただき、特別にお話を伺いました。
辻先生からは、「なぜ、このかっぱ太鼓が生まれたのか」「どのような想いを込めてつくり、代々大切にしてきたのか」といった、深いお話をしていただきました。郷土の文化を創り、守り継ぐことの尊さや情熱が、ひしひしと伝わってくる時間でした。お話を聞き終えた子どもたちは、「かっぱ太鼓は、昔から大切に受け継がれてきた地域の宝物なのだと知りました。」「辻先生から教えていただいた、太鼓に込められた思いやリズムを、これからの練習に生かしていきたいです!」など、熱い思いが詰まった言葉が次々と綴られていました。
今回のようなこうした出会いが、子どもたちの「自分たちの地域を大切にする心」を育み、より豊かな人間性を培う糧となることを確信しています。今後のかっぱ太鼓の練習が、さらに一段と活気に満ちたものになることを楽しみにしています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 福山哲也
運用担当者 教頭 山下宙征
天草市立栖本小学校
sumoto elementary school
天草市栖本町馬場25番地
℡0969-66-2011
E-mail sumoto@city-amakusa.ed.jp