~ふるさとを愛し、自ら 気づき 考え 行動する栖本っ子の育成~
~ふるさとを愛し、自ら 気づき 考え 行動する栖本っ子の育成~
2025年10月の記事一覧
今日の栖本っ子〜集団宿泊教室2〜
1日目の午後の活動につきましては、次の日の天候を鑑み、プログラムの一部を入れ替えました。急な変更にも関わらず、子どもたちは戸惑うことなく、集中力をもって「スコアオリエンテーリング」に挑みました。特に素晴らしかったのは、三校合同で編成した活動班の様子です。
活動が始まったばかりのころは、やはり初めて会う他校の友だちを前にして、少し遠慮がちで口数が少ないかな、と感じる場面もありました。しかし、オリエンテーリングが進むにつれて、「地図はこっちだよ!」「次はあそこのポイントを目指そう!」と、自然と声が交わされるようになり、ゴールする頃には、どの子も打ち解けた笑顔で、たくさんの会話を弾ませていました。
体を存分に動かした後の夕食の時間には、お腹が空いていたのでしょう、みんな黙々と美味しそうに食事を頬張る姿は、活動の充実ぶりを物語っていました。
そして、「キャンドルの集い」では、レクリエーションを通じて三校の子どもたちが心を一つにして楽しみました。笑い声と歓声が響き渡り、最高の思い出を共有できたようです。この宿泊教室で築いた深い絆と豊かな体験は、必ずや子どもたちの成長の大きな糧となることでしょう。
今日の栖本っ子〜5年生集団宿泊教室1〜
さて、今日から5年生の子どもたちは、「集団宿泊教室」に出発いたしました。倉岳小学校、御所浦小学校と一緒に、天草青年の家で一泊二日の貴重な学びの時間を過ごします。
一日目は、「ペーロン」から始まりました。初めてペーロン船に乗り込む子どもたちの表情には、期待とちょっぴりの緊張が入り混じっていました。オールを握りしめ、「いざ出航!」というところで、やはり最初は、なかなか船が思い通りに進みません。しかし、栖本っ子たちが一丸となって「せーの!」「すもと!」と声を掛け合ううちに、その掛け声に自然とみんなの呼吸が合うようになりました。リズムが整うと、それまで重かった船が嘘のように水面を滑り出し、軽快に進み始めました。力を合わせることの素晴らしさを、体で感じていたようです。そして、他の2校との対抗戦では、見事1位を勝ち取ることができました!ゴールした瞬間のは、満面の笑顔でした。
今日の栖本っ子~12年生いもほり~
晩秋の気配が深まる本日、10月29日(水)、本校の1・2年生が、待ちに待った「いもほり」を行いました。いもほりに先立ち、日頃から学校を温かく見守ってくださる地域のボランティアの皆様が、畑のサツマイモのつるを事前に丁寧に払い、子どもたちが掘りやすいように準備をしてくださいました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。
さあ、いよいよ、いもほり開始です!
「うんとこしょ、どっこいしょ!」とばかりに、小さな手で一生懸命土を掘り進める子どもたち。土の中から鮮やかなサツマイモの頭が見え始めた途端、「あったー!」「見て、こんなに大きい!」と、畑のあちらこちらから、喜びと驚きの歓声が響き渡りました。宝物を見つけたかのような輝く笑顔は、見ているこちらまでうれしくなりました。夢中になって掘りながらも、子どもたちは真剣です。大切ないもを傷つけたり、折ってしまったりしないよう、細心の注意を払いながら慎重に土を払いのける姿からは、収穫の喜びだけでなく、食べ物への感謝の気持ちも育まれていることが伝わってきました。
さて、収穫したいもは、これから子どもたちの手によって、焼き芋や様々ないも料理へと姿を変える予定です。自分たちで掘り上げた格別の味は、きっと心に残る思い出となることでしょう。子どもたちの実り多き学びを支えてくださった地域のボランティアの皆様の温かいご協力に、重ねて御礼申し上げます。
今日の栖本っ子~34年生社会科見学旅行~
10月23日(木)、3年生と4年生の子どもたちは、社会科の学習を深めるため、本渡の町を探究する見学旅行に出かけました。教科書の中の知識を、「生きた学び」として体感する、実り多き一日となりました。
まず訪れたのは、本渡清掃センターです。毎日大量に出るゴミがどのように処理されているのかを、その目で確かめました。大きなクレーンがゴミを掴む様子や、分別されたものが再資源化されていく過程に、子どもたちは圧倒されていました。「ゴミを減らすこと、きちんと分別することが、未来の天草を守ることにつながる」というお話に、真剣な表情で耳を傾けていました。
次に、本渡歴史民俗資料館へ足を運びました。現在の豊かな暮らしと、かつての生活様式との違いを、実際に使われていた道具を通して学びました。火起こし器や昔の農具など、一つひとつに込められた人々の知恵に驚きの声をあげていました。11月より開催される「天草の100年」の写真も見せていただき、時代を超えたふるさとの姿に思いを馳せることができました。
楽しみにしていたお弁当は、今釜新町公園でいただきました。青空の下、友だちと笑顔で食べるお弁当は、格別な味だったようです。
食後には、今釜新町地区の区長さんが特別に、この地域の歴史についてお話しくださいました。なんと、「昔、この辺りはまだ海で、大きな船で来た人々は、馬や徒歩で本渡の町へ向かった」という驚きの歴史秘話を伺ったのです。地域の方の温かいご協力のおかげで、教科書には載っていない貴重な学びを得ることができました。
最後は、タイヨーリンドマール店を訪問しました。店長さんからは、「天草で一番の品揃えを目指したい」「地域の人々の憩いの場となる店作りをしたい」という熱い想いを伺いました。商品の並べ方の秘密や、お客様が手に取りやすいような細やかな工夫を教えていただき、スーパーマーケットの奥深さを知りました。そして、いよいよお買い物体験です。「家族の役に立つものを500円以内で」というミッションのもと、メモを片手に真剣に商品を選びます。初めてセルフレジを使う子がほとんどで、少し戸惑いながらも、自分で会計を済ませたときの達成感に満ちた笑顔がとても印象的でした。
その後、銀天街(商店街)を歩き、スーパーとは異なる小売店の様子を観察しました。それぞれが専門の品物を扱い、地域に根差している姿を感じ取ることができました。 帰りのバスの中では、通る町の名前や校区を当てるゲームで盛り上がったり、バスの乗り方教室で学んだ通り、バス停に注目しながらマナーを守って乗車することができました。
今回の見学旅行は、子どもたちが地域の歴史や社会の営みを肌で感じ、主体的に学ぶ姿勢を育む素晴らしい機会となりました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。この一日で得た多くの気づきと感動が、子どもたちの確かな学力とふるさとを愛する心の土台となることを願っています。
今日の栖本っ子~4年生、川柳づくりに挑戦!~
さて、去る10月22日(水)、4年生が国語科の学習「短歌・俳句に親しもう」という学習をさらに深めるため、地元、栖本でご活躍の川柳作家でいらっしゃいます、落合洋人様を講師にお迎えし、「川柳づくり」に挑戦しました。
落合様からは、まず、五・七・五という音律は同じながら、短歌や俳句とは一味違う、川柳の持つ自由で親しみやすい魅力について、大変分かりやすく教えていただきました。そしていよいよ、自分たちの思いを込めた川柳づくりです。「夢」というお題で、子どもたちは、落合様から教わった「言葉から連想を広げるイメージマップ」の技法を使い、心に浮かんだ情景や気持ちを広げていきました。自分が目指す「夢」もあれば、こうなったらいいなという「夢」や、眠っている時に見た「夢」の話などについて、一人ひとりが持つ豊かな感性が、次々と五・七・五に乗せて表現されていました。その真剣ながらも楽しそうな表情は、まさに「言葉と格闘し、言葉と戯れる」詩人のようでした。子どもたちが生み出した作品の数々は、どれも個性に溢れていました。学習のしめくくりには、落合様にご講評いただき、特選1点と佳作5点を選んでいただきました。選ばれた子どもはもちろん、全員が拍手を送り、創作活動の喜びと達成感を分かち合う、大変有意義な時間となりました。
スクリレ教育備品当選!及びスクリレポイントについて
本校では、今年度より学校の連絡ツールとして「スクリレ」を活用しております。今年度の登録についてはご協力ありがとうございました。
さて、8月19日~9月19日まで、「スクリレポイント還元!教育備品をプレゼント」という企画がありました。本校から応募したところ、「レイニーメガホン タフプラス」が当選しましたのでお知らせします。今後、学校行事等で活用していきたいと思います。
また、スクリレには、スクリレポイントというものがあります。この「スクリレポイント活動」について、改めてご案内させていただきます。スクリレポイントは、アプリ内の広告をタップするだけで学校またはPTAにポイントが貯まり、そのポイントで児童図書やスポーツ用品など子どもたちの学校生活を豊かにする備品に交換できるものです。ベルマーク運動のようなもので、手軽に教育活動を応援することができます。別添資料を参考にしていただきまして、保護者の皆様にご理解とご協力いただけますと幸いです。
今日の栖本っ子~修学旅行4~
この2日間の修学旅行は、子どもたちにとって、単なる楽しい思い出づくりでだけではなく、長崎の地で、戦争の悲惨さと平和の変わらぬ大切さを深く胸に刻んだこと、そして出島での歴史探究や科学館での体験を通して、知的好奇心を大きく伸ばしたことは、かけがえのない財産となりました。
また、倉岳小学校、御所浦小学校の友だちと寝食を共にし、いろんな活動をともにしたことは、貴重な宝物です。学校の垣根を越え、お互いの良さを認め合いながら共に活動する中で、子どもたちの社会性や協調性は格段に伸びました。
子どもたちは、長崎での貴重な経験や、他校の友だちとの友情という「楽しい思い出」と「確かな学び」をいっぱい抱えて帰ってきました。今後、子どもたちにはこの2日間で学んだ歴史、平和、科学、そして友情について、それぞれの視点でしっかりとまとめ、学校、そしてご家族、地域の皆様に向けて自らの言葉で「発信」してほしいと願っています。この発信こそが、学びを定着させ、感謝の気持ちを伝える最高の機会となるはずです。
この修学旅行での経験を糧に、子どもたちがこれからも健やかに、目標に向かって粘り強く、そして仲間と心を一つにして成長していくことを確信しています。
今日の栖本っ子〜修学旅行3〜
修学旅行2日目の子供たちの様子を、お知らせします。
昨夜の夕食は、子供たちが心待ちにしていたバイキング形式でした。スパゲティや唐揚げ、ポテト、ピザといった定番の人気メニューはもちろんのこと、カレーライス、うどん、そして彩り豊かなデザート、特にチョコレートフォンデュは、大人気でした。「おいしい!」という声があちこちから上がり、皆、満面の笑みを浮かべながら、何度もお代わりを重ねていました。友達と楽しそうに語らいながら、本当に心ゆくまで食事を楽しんでいました。夕食後は、今日の活動の「振り返り」に真剣に取り組みました。学びや楽しかった出来事を、それぞれが感じたままに、まとめの紙いっぱいに書き記していました。
旅行2日目の朝、早くに目が覚めた子供たちもいたようですが、全員が目覚めよく、元気に朝を迎えることができました。
午前中は出島と長崎市科学館の見学へ出かけました。歴史を感じる出島では、その異国情緒あふれる空間に目を輝かせながら、展示された品々や建物の一つひとつを、熱心に見学していました。
また、長崎市科学館では、様々な体験型の展示に夢中になって取り組みました。手を動かし、目で見て、体全体で科学の不思議に触れる活動を通して、「なぜ?」を追究する喜びを存分に味わえたようです。
今日の栖本っ子〜修学旅行2〜
保護者の皆様へ
無事1日目の活動を終えて、ホテルにつきました。みんな疲れたようですが、みんな元気です。メールの調子が悪くスクリレにてホテル到着のお知らせをしています。修学旅行のお知らせは、スクリレにて行いますのでお知らせします。
長崎に到着した子供たちは、まず、被爆体験講話に臨みました。講師の先生から、当時原子爆弾が投下された際の緊迫した状況などを一つ一つ丁寧にお話を伺いました。子供たちは真剣な眼差しで聞き入り、戦争の恐ろしさ、そしてかけがえのない平和の尊さを、心と体で深く学んでいる様子でした。
お昼は、待ちに待った昼食です。長崎名物の「ちゃんぽん」をはじめ、「チャーハン」や「唐揚げ」「シュウマイ」といった美味しい料理が並びました。食欲旺盛な子供たちは、「美味しい!」と目を輝かせながら、皆で和やかに食事を楽しみ、旅の醍醐味を味わっているようでした。
昼食後、原爆資料館、原爆落下中心地、浦上天主堂、如己堂、そして山里小学校、平和公園といった大切な場所を、「さるくガイド」の方々の詳細で心温まる解説を聞きながら巡りました。
一日の学びを終え、最後は子供たちにとってのお楽しみである「買い物タイム」です。家族や友達へのお土産を選ぶ子供たちの表情は、満面の笑顔に溢れていました。
この後、ホテルで入浴し、一日の疲れを癒やします。夕食をしっかりとり、明日に備えて早めに休ませます。明日は、また新たな発見と感動が待っていることと思います。
今日の栖本っ子〜修学旅行1〜
秋空の爽やかな風が心地よい本日、いよいよ本校の6年生が、心待ちにしていた修学旅行へと旅立ちました。御所浦小学校、そして倉岳小学校のお友達と一緒に、長崎の地で学びを深める2泊3日の旅です。
朝早くにもかかわらず、集合した子どもたちの瞳は、期待と少しの緊張でキラキラと輝いていました。「行ってきます!」という元気いっぱいの挨拶からは、最高の思い出を作ろうという意気込みがひしひしと伝わってきました。この修学旅行は、歴史と文化が息づく長崎の地で、教科書の上だけでは学びきれない、貴重な実体験を通して、平和の尊さ、人々の暮らし、そして郷土の歴史に深く触れる機会となります。見ること、聞くこと、感じること、その全てが子どもたちの未来を形作る大切な糧となることでしょう。
また、共に旅をする御所浦小、倉岳小のお友達との交流も、この旅の大きな宝物です。学校の枠を超えて協力し合い、助け合いながら過ごす時間の中で、新たな友情の輪を広げ、生涯忘れられない素敵な思い出をたくさん作ってくれることを心から願っています。
子どもたちがこの旅を通して、大きく成長し、一回りも二回りもたくましくなって帰ってくることを楽しみにしています。
保護者の皆様におかれましては、早朝にもかかわらず、お見送りありがとうございました。行ってきます。
今日の栖本っ子~きょうだい班遊びで長縄に挑戦!!~
今日は久しぶりに朝から雨となりましたが、子どもたちは雨音を吹き飛ばすかのように、笑顔いっぱいに元気よく登校してくれました。
さて、今日の「朝タイム」は、きょうだい班遊び(縦割り班活動)の時間でした。上級生と下級生が協力し合うこの貴重な時間で、全校児童が長縄跳びに挑戦しました。特に微笑ましかったのは、長縄が初めての1年生の姿です。最初は、回る大きな縄を前にちょっぴり戸惑う様子も見られましたが、優しいお兄さん・お姉さんたちが「大丈夫だよ!」「せーの!」と、温かい励ましと大きな声でタイミングを教えてくれます。その温かいリードに応えようと、小さな体で懸命にジャンプする1年生。縄にあたらずに見事に走り抜けたり、跳べたりすることも回数を重ねるごとにちょっとできるようになっていました。活動のクライマックスは、「3分間で何回跳べるか」というチャレンジです。高学年が縄を回すスピードやリズムを工夫し、低学年がそれに合わせて一生懸命に跳びます。誰一人として責める言葉はなく、「ドンマイ!」「次、頑張ろう!」と、互いを思いやる温かい声が飛び交う光景を見ていて、うれしくなりました。短い時間での活動でしたが、子どもたちは協力することの楽しさ、そして挑戦する充実感を全身で感じてくれたことと思います。この長縄跳びを通して今後記録がどのくらい伸びるのか楽しみです。がんばれ、栖本っ子!!
今日の栖本っ子~タイピングタイム~
今朝は、昨日に引き続き風が強く、肌寒い朝となりました。
さて、今朝の「朝タイム」は、タブレットを使った「タイピングタイム」でした。特に3年生以上の子どもたちは、10分間で「どれだけ正確に、速く文字を入力できるか」に意欲をもって挑戦しました。日頃から、子どもたちはタブレットを活用した学習の中で、タイピングソフトを使って練習に励んでいます。いざ、計測がはじまると、画面に向かう真剣な眼差し、キーボードを叩く軽快な音。一人一人が集中し、驚くほど多くの文字を入力することができていました。指先の動きは滑らかで、練習を重ねてきたことが一目瞭然です。子どもたちは、日に日にタイピング力が上がっており、その成長のはやさにびっくりしました。
今日の栖本っ子~楽しかったスポーツコミッション!~
本日は、朝から強い風がふく中でしたが、子どもたちは元気いっぱいに登校してくれました。
今日の放課後、体育館では「スポーツコミッション」が開催され、子供たちが活き活きと体を動かす姿が見られました。体育館に足を踏み入れると、子供たちの熱気と歓声に包まれました。軽やかな「ジャンプ」で友達を飛びこえたり、「後ろ向きでのランニング」、ペアになった友達を「引っ張って運ぶ」運動をしたりと、色々な運動に取り組んでいました。「どうすればもっと速く運べるかな?」「大丈夫だよ、あと少し!」といった、互いを思いやる温かい言葉が飛び交い、活動を通して子供たちの絆がより一層深まっているのが伝わってきました。遊びの中に学びがあり、汗を流す中に大きな喜びがある。子供たちは、運動の楽しさを全身で享受し、笑顔が絶えることはありませんでした。指導員のみなさん、ありがとうございました。
今日の栖本っ子~みんな大好き、読み聞かせ~
10月17日(金)の「朝タイム」は、子どもたちの大好きな「読み聞かせ」の時間でした。本日は遠方より、奈良、名古屋、埼玉といった広い地域から天草にいらしている絵本セラピストの皆様も、読み聞かせのメンバーとしてご参加くださいました。読み聞かせボランティアの方々の、心地よい語り口に、子どもたちは真剣に耳を傾け、物語の世界にぐいぐい引き込まれていました。さらに、読み聞かせの方からの合図に合わせて、皆で一緒に登場人物の台詞を声に出して読む場面もありました。皆、声を揃えて生き生きと台詞を読み、読み聞かせを「受け取る」だけでなく、「参加する」楽しさを存分に味わうことができたようです。本を通して、遠方の方々との心の交流が生まれた今日の経験は、子どもたちにとってきっと忘れがたい思い出となることでしょう。子どもたちには、読書の秋、物語の世界で感性を磨き、豊かな心を育んでほしいと思います。
今日の栖本っ子~ステップアップタイム~
本日の「朝タイム」は、全学年で「ステップアップタイム」に取り組みました。この時間は、各学年の学習の進捗や理解度に合わせて、各クラスで学びを深め、確かな学力の充実を目指す時間です。子どもたちは皆、真剣な眼差しでそれぞれの課題に取り組んでいました。ある教室では、基礎計算問題に黙々と取り組む姿が見られ、また別の教室では、読解力を高めるための文章を熱心に読み込む姿がありました。学びを深めようと懸命に努力する子どもたちの活き活きとした表情や、集中して鉛筆を走らせる音が、学校全体に満ちていました。
今日の栖本っ子~みんな大好きあげパン!~
10月14日(火)の給食には、子どもたちが心待ちにしていたメニュー、「揚げパン」が登場しました!
配膳の時から、どの子の目もキラキラと輝き、「今日は揚げパンだ!」「早く食べたいな」というワクワクとした声があちこちから聞こえてきました。席に着き、両手を合わせて「いただきます!」をすると、待ちきれない様子で揚げパンにかぶりつく子どもたち。きなこをまぶした揚げパンを、頬いっぱいに頬張る姿は、まさに幸せそのものです。口の周りを少し汚しながらも(それもまた可愛らしい光景です)、「美味しい!」と、最高の笑顔を見せてくれました。夢中になって食べる子どもたちの姿から、給食が単に栄養を摂る場としてだけでなく、喜びや楽しみを共有する大切な時間なのだと改めて感じました。調理員さんの愛情のこもった給食は、子どもたちの心と体の健やかな成長をしっかりと支えてくれています。
今日の栖本っ子~連休明けの子どもたちの様子~
3連休が明け、秋晴れの清々しい空の下、本日も子どもたちは朝から笑顔いっぱいに登校してくれました。今日もそれぞれの学年で、子どもたちが目を輝かせながら学習に、活動に取り組む様子をご紹介いたします。
1年生:図工の時間、子どもたちは心に残っている大切な場面を絵に表現していました。「夏の夜の鮮やかな花火」「大きなカブトムシを捕まえた時の喜び」など、一人ひとりの胸に深く刻まれた「宝物」のような瞬間が、クレヨンを通して鮮やかにキャンバスに描かれていきます。思い思いの表現からは、子どもたちの純粋な感性が伝わってきました。
2年生:2年生は図工で、来たる1年生との交流会に向けた「おもちゃづくり」に熱中していました。どうすれば1年生が喜んでくれるか、夢中になって遊んでくれるかを一生懸命考え、説明書の作成にも心を配っています。工夫を凝らした力作からは、上級生としての優しい心遣いと豊かな創造力が感じられました。
3年生:理科では、「地面と太陽の様子」の学習のまとめをしていました。子どもたちは、日なたと日陰で地面の温かさや湿り気に違いがあること、そして太陽の位置の変化に伴って日陰の位置が変わるという、自然界の理をしっかりと確認していました。
4年生:図工の時間に、心に残る情景を絵に表していました。特に運動会での「表現活動で一体となった瞬間」や「トラックを全力で駆け抜ける姿」など、皆で力を合わせた感動的な思い出が、生き生きとしたタッチで描かれていました。
5年生:外国語の授業では、家族や職業の言い方について学んでいました。普段使い慣れない言葉を覚えるのには、やはり少し苦労する様子も見られましたが、専科やALTの先生方と一緒になって、何度も何度も繰り返し発音し、粘り強く習得しようと努めていました。
6年生:家庭科で「バッグづくり」に取り組んでいます。ミシンを使う作業は、集中力と正確さが求められます。失敗しないように、一つ一つの工程を確かめながら、皆が真剣な面持ちで取り組んでいました。ものづくりを通して、丁寧さや段取りの大切さを学んでいます。
今日の栖本っ子~学校開放日 フリー授業参観~
10月10日(金)の午後、学校開放日としてフリー授業参観を実施いたしましたところ、大変多くの保護者の皆様、そして地域の方々にご来校いただきました。お忙しい中、子どもたちのために足を運んでくださり、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
本日は、普段の学校生活、特に各クラスの「いつもの学習の様子」を自由にご覧いただきました。子どもたちは、少し緊張しながらも、真剣に、そして生き生きと授業に取り組む姿を見せてくれました。特に皆様から温かいお言葉をいただいたのが、タブレットを活用した学習です。今や、子どもたちにとってタブレットは特別なものではなく、鉛筆やノートと同じ「学びを深めるための道具」となっています。
考えたことや調べたことを瞬時に共有したり、
自分の考えを整理して発表したり、
視覚的な資料で理解を深めたり...
子どもたちは、これらのデジタルツールを「上手に、そして効果的に」使いこなし、学習内容を主体的に深める力を着実に身につけています。子どもたちが意欲的・主体的に学習している姿に、大きな成長を感じていただけたのではないかと思います。これからも、子どもたちが安心して、そして充実して学べる学校づくりを進めてまいりますので、引き続き、本校教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今日の栖本っ子~6年生御所浦へ~
10月9日(木)は、6年生が心待ちにしていた「地球の歴史探究学習」と「3校交流会」のため、海を渡り御所浦へ向かいました。この活動は、理科への興味を高めるとともに、修学旅行を共にする仲間との絆を深めるという、二つの大切な目的を持っています。
最初に、御所浦小学校を訪問しました。これから一緒に修学旅行に行く倉岳小学校・御所浦小学校の6年生の皆さんと、いよいよ顔合わせです。最初は少し緊張した様子も見られましたが、自己紹介やレクリエーションを通じて、すぐに打ち解け、笑顔があふれる交流の時間となりました。この交流が、3校合同の修学旅行をより楽しく実りあるものにするための、確かな土台となると思います。
次に、天草市立御所浦恐竜の島博物館を見学しました。巨大な恐竜の骨格標本や、天草で見つかった化石の数々を前に、子どもたちは、理科への興味・関心をぐっと高めていました。
午後からは、子どもたちはフィールドに出て化石採集に挑戦!岩を割るたびに、小さな貝や植物の太古の痕跡が見つかり、大喜びしていました。さらに、クルージングで海から御所浦の島々を巡り、地層を間近に観察しました。長い年月をかけて積み重なった地層の様子から、子どもたちは、地元の天草が持つ地質学的価値や、足元にある地球の歴史への関心を深めていました。
この御所浦での一日は、友情を深める喜びと、地球の歴史を探究する知的興奮が凝縮された、楽しくて、学びの多い貴重な時間となりました。
倉岳小学校、御所浦小学校のみなさん、本日はありがとうございました!
今日の栖本っ子~子どもたちの学びが成長しています!~
10月8日(水)の、1年生と4年生の活発な学習の様子をお伝えします。
1年生:小さな命の「ひみつ」を探る!
1年生は生活科の時間に、「いきものにはどんな秘密があるか」というテーマで探求学習を行いました。先日、学校のグラウンドで見つけたバッタやダンゴムシといった小さな「命の仲間」たちを教室に迎え、熱心に観察する姿が見られました。「バッタ草を食べるよ!」「ダンゴムシはにんじんを食べるよ!」など、子どもたちは実際に触れたり、目を凝らしたりしながら、たくさんの「ひみつ」を発見していきました。驚いたのは、その後のまとめの活動です。発見した「ひみつ」をタブレットを使って熱心に記録し始めたのです。1年生は、指先で画面を巧みに操作し、文字を手で書いて入力したり、友達のまとめを見て参考にしたりする姿には、本当に感心させられました。デジタルツールを使いこなし、自ら学びを深める子どもたちの順応性には、目を見張るものがあります。
4年生:歴史をひも解き「新田開発」の物語を探求!
4年生は社会科の学習で、「なぜ、だれが、どのように新田開発を行い、そして地域はどのように変化したのか」という、少し専門的な課題に挑みました。課題を解決するために、教科書を何度も何度も繰り返し読み返していました。そして、分かった情報を整理し、自分の言葉でまとめる際にもタブレットが活躍しました。学習の進め方にもすっかり慣れ、先生の指示を待つのではなく、各自が主体的に、深く考えながら学びを進めている姿に成長を感じました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 福山哲也
運用担当者 教頭 山下宙征
天草市立栖本小学校
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天草市栖本町馬場25番地
℡0969-66-2011
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