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なぜ青海小学校で黒砂糖作り?

「なぜ青海小学校で黒砂糖作り?」・・・三角サトウキビ活性会長の髙濱さんからいただいた資料で、再度みなさんと情報を共有しておきたいと思います。

(1)三角地区での黒砂糖作りの始まり

  江戸時代の文政9年、11代将軍徳川家斉の治世、江戸では葛飾北斎や遠山金四郎が活躍していました。その頃、前越村の庄屋だった高橋伊左衛門は、困窮していた地域の振興のため、新しい特産物を探していました。その結果、この地域が、甘藷(サトウキビ)の栽培に適していることを知り、黒砂糖作りに着目、試作を始めたでした。翌年の文政10年、阿波国(現徳島県)から甘藷を買い入れて栽培を始め、黒砂糖を製造した結果、予想外の好結果が得られました。伊左衛門は、黒砂糖がこの地方の特産物になるまで尽力したのでした。

(2)黒砂糖作りの衰退

  戦争の影響を受けて、砂糖の需要は増加し、昭和30年前後には、生産量が約217tに達しました。しかし、これ以降、安価な輸入品に押され、次第に栽培農家も少なくなっていきました。また、みかんの栽培が始まり、黒砂糖作りは急激に姿を消すこととなりました。

(3)大岳小学校で再び黒砂糖作り開始

  昭和60年、当時の大岳小学校6年のPTA親子キャンプが矢谷渓谷で行われていたときのこと。当時の中川校長先生とPTA会長の平田さんの間で、昔盛んだった三角地区の黒砂糖作りのことが話題となりました。棒巻きのおいしさを子供たちにも教えたいという話から、倉庫に眠っている機械を使って黒砂糖作りができないか、ということになりました。そして、現三角サトウキビ活性会長の髙濱希好さん、PTAの協力を全面に得て、大岳小学校で再び黒砂糖作りが始まったのです。

(4)引き継がれた伝統・食文化

  それから、時代は変わり、大岳小学校は郡浦小学校と統合され、青海小学校となりました。現在も、地域の伝統・食文化・歴史がこの活動を通して子供たちに引き継がれているのです。

 非常に大まかですが、おさらいをしてみました。地域の歴史と人の「情熱」が脈々と受け継がれているのですね。地域の皆様、保護者の皆様、そして子供たちに改めてこのことを知っていただきたいと思い、今回掲載しました。ご家庭でもぜひ話題にされてみてくださいね。

 

今月もキビ畑の草取りお世話になりました~ 雨上がり直後、ぬかるむ中で ~

早いもので、前回の草取り作業から約1ヶ月(運動会の前日でした)。21日(金)朝は雨を心配しましたが、どうにか明け方にはやみ、日中はあまり気温が上がることもなく、(と言っても暑いのですが)無事に実施することができました。今回も多くの保護者の方々にお集まりいただきありがとうございました。この1ヶ月でぐんぐん丈が伸びたキビ。水たまりの中での作業は大変でした。長靴等持参へのご協力ありがとうございました。

 

本校のPTA活動が県で表彰されました!

本校では、多くの保護者や地域の皆様に、キビ栽培をはじめ多くの教育活動が充実したものになるようご協力いただいております。その功績が認められ、令和5年度、熊本県PTA連合会団体表彰を受けました。6月1日(土)、嘉島町民会館で開催された熊本県PTA連合会定期総会において、前会長の堤さんが代表として表彰を受けてこられました。これは、学校としてもとても誇らしいことです。皆様が学校に寄せてくださる気持ちをエネルギーにして、職員一同頑張っていかなければ、という思いを新たにしています。本年度も尾﨑会長の下、多くの活動を展開してくださっています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。なお、表彰状は、職員室入り口に掲示しておりますので、機会がありましたら、ぜひご覧になってくださいね。

 

プール清掃お世話になりました~きれいなプールで泳ぎます!

 何度もお願いさせていただき(5月はお手伝いをお願いすることが多くて申し訳ありませんでした)、また、当日の天気にやきもきした31日(金)のプール掃除。午前中の雨で若干予定を変更させていただいたものの、どうにか実施できたのは皆様のおかげです!3・4年生がプール周辺を、5・6年生がプール本体を集まっていただいた保護者の皆様とともにきれいにしました。つい先週まで1年間の垢をまとっていたプールでしたが、見違えるほどきれいになりました!また、29日(水)には、6年生が前もって、だいたいの泥を落としておいてくれました(頑張りました)。8人の保護者の皆様においでいただきましたが、大人の手がたくさんはいることで、いつも以上に美しくなりました!子供たちは気持ちよく、またいつも以上に意欲的に泳ぐことができると思います。お忙しい中、本当にありがとうございました!

 

“青海魂”を発揮して~力を出し切った大運動会~

天候にも恵まれ、絶好の運動会日和となった25日(土)。前日から多くの保護者の方々に準備等をお手伝いいただき、あとは子供たちの頑張りを期待するのみとなりました。少し気温が上がったこともあり、子供たちの体調面が心配されましたが、皆元気で最後まで頑張り抜くことができました。さて、スローガンにあった「青海魂」とは、子供たちにとって「何」との結論が出たのでしょうか・・・。運動会後の子供たちの輝く表情が、いろいろなことを物語っているように感じました。子供たちの徒走や演技はもちろん素晴らしかったのですが、終わった後の保護者の皆様の後片付けのお手伝いにも心が動きました!皆さん、チームワークで手際よく、あっという間に運動場のものを全て片付けてくださいました。感謝の言葉しかありません。子供たちは、このような保護者の姿を見て多くのことを無意識に学んでいると思います。なお、当日は、駐車場についてのご協力ありがとうございました。皆様のご協力とPTA役員の方々の綿密な誘導計画のもと、トラブルはありませんでした。本当にお世話になりました。

 

「教育課程特例校」の指定継続について

宇城市では、令和6年度から令和9年度まで、「教育課程特例校」の指定が継続されることになりました。詳しくは、下記をご覧ください。

    教育課程特例校における特別の教育課程に基づく教育の編成の方針.pdf

  

暑くなる季節となりました~ 水難事故に注意!~

最近、気温がどんどん上昇しているのを実感しますが、水遊びにお出かけになるご家庭も多いかもしれませんね。明日からゴールデン・ウィーク後半を迎えますが、河川等における水難事故が心配されます。河川財団の調査によると、河川等における中学生以下の「子ども」の水難者数は全体の1/4だそうです。(2003-2022)子どもの事故でよく見受けられるのが、河岸から転落して溺れてしまうケースだそうです。幼児や小学校低学年の児童が一人で遊んでいて転落した場合は、初期対応や救助活動ができないケースが多く、転落が死亡事故に直結した事例が多く見られるとのこと。本校は海にも近く、普段の生活の中でも用心が必要です。また、残念ながら、大人が一緒だからといって万全ではありません。子どもから目を離さず、子どもだけの別行動は極力避けるなど、万全を期すことで楽しいお出かけになればと思います。その他、急な増水や思わぬ深み等にも十分気を付けてください。

 

令和5年度「教育課程特例校」に係る児童のアンケート結果の公表について

 宇城市の小学校は英語の授業に関して、「教育課程特例校」となっています。本校の令和5年度アンケート結果及び分析について下記に掲載しておりますのでお知らせします。

        外国語(英語)の授業に関する児童用アンケート調査 (青海小).pdf

 

いよいよ令和6年度がスタートしました

 

 84名の児童、15人の職員でスタートを切った今年の青海小学校。子供たちは早速様々な行事で頑張っています。本年度の学校教育目標は「ふるさと青海を愛し、夢に向かって粘り強く学ぶ子供の育成」としました。小規模校の強みを生かし、「人権教育の充実」「授業改善の推進」「少人数の強みの活用」「地域資源の活用」を4つの柱としながら、様々な教育活動を充実させていきます。また、子供たちに身に付けさせたい資質・能力の最重点として、「考えを深め、表現することができる力」を設定しました。地域とともに歩む学校として、子供・学校・地域がスクラムを組んで進んでいきたいと考えます。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青海小学校 PR
平成15年、郡浦小学校と大岳小学校が統合し、青海小学校として開校。

平成26・27年、日本新聞協会からNIE(教育に新聞を)の実践校に指定。平成27年は、実践指定の最終的なまとめと してNIE公開セミナーを開催。公開セミナーには、教育関者、新聞社等のほかに保護者や地域住民、また本校校区の地域振興などに関わる方々等130名を超える参加者があった。
*NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」と読みます)は、学校などで新聞を教材として活用することです。

→NIE(一般社団法人日本新聞協会)のページへ

平成28年 「ふるさとを愛し、豊かな心を育む体験活動 ~ サトウキビ栽培から黒砂糖作りまでの全過程の取組を通して~」 が日清食品安藤財団「第15回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」にて、学校部門の最優秀賞となる「文部科学大臣賞」を受賞。(九州では初の受賞)ここでは、1~6年生までの全校児童が  参加し、郷土愛を育む教育効果の高い活動であった点や、保護者や地域住民も参加し、地域を挙げて学校教育を応援しようという姿勢に支えられて、30年間続く伝統的な活動に発展している点が評価された。

 
→「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」 のページへ
  (安藤財団 自然体験.com のサイトにリンクします。)

→熊本日日新聞受賞掲載記事へ

平成29年 文部科学省より「小中学校等における起業体験推進事業」実践校としてして指定を受ける。
→文部科学省ホームページへ
→H29起業体験推進事業

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3.8 お別れ会・送別遠足

写真:4枚 更新:03/18 学校サイト管理者

お別れ会 今年のお別れ会は、5,6年生がハンターになる「逃走中」から始まりました。そして、「青海小クイズ選手権」をした後に各学年からお礼の言葉や出し物を6年生に贈りました。6年生は下級生に向け、「もののけ姫」をリコーダーで演奏しました。全員が楽しむことができたお別れ会となりました。 遠足 遠足では縦割り班に分かれて「ウォークラリー」をしました。クイズのあるポイントを探しながら、旧郡浦小学校を目指しました。ポイントは「濱殿神社」「矢﨑城」「辻の堂六地蔵」「青海高等小学校記念碑」「郡浦神社」です。クイズの内容や他学年との交流で子供たちも大盛り上がりでした。到着後、楽しみにしていたお弁当を食べ、その後、長縄大会を行いました。子供たちにとって思い出に残るお別れ遠足になったと思います。

〒869-3202 熊本県宇城市三角町郡浦88番地   宇城市立青海小学校 
TEL 0964-54-0034   FAX 0964-54-1168   E-mail seikaisyo-d@tsubaki.higo.ed.jp     URL http://es.higo.ed.jp/seikai/