校長室から

2020年11月の記事一覧

11月30日~12月4日

12月4日(金) 授業参観、お世話になりました

寒い中ではありましたが、授業参観、学級懇談会を行いました。5時間目ではありましたが、どの子も張り切って授業に臨んでいました。国語の授業を通して作った物語の発表や子供たち同士の対話の中で答えを見つけていく算数の授業、体育館での体育の授業など見ていただきました。
その後の学級懇談会では、2学期の学習の様子等を担任から紹介しました。また、保護者の皆さんからは、家庭での子供たちの様子についてもお話しいただき、大変有意義な時間となりました。
大変多くの保護者の皆さまに参加していただき、心より感謝申し上げます。
  

12月3日(木) 坂瀬川小のために

5時間目に、1年生の子供たちが運動場で何やら作業をしていました。興味があったのでのぞいてみると、畑の草取りをしていました。何をしているかを尋ねると、学級活動で「学校のためになることをしよう」という活動を行っていたそうです。畑が終わると、運動場の落ち葉を拾う事になっているそうです。
学校を愛する心を育む取組であり、本当にうれしくなりました。1年生の皆さん、ありがとう。
 

11月30日(月) 寒さに負けるな!

先週ぐらいから、急に寒さを増してきたように感じます。今朝も大変風が冷たかったのですが、子供たちは、いつものように元気に登校しました。今日は、手袋を着けている子供が増えたように感じました。
日中もさほど気温が上がらなかったので、子供たちの体調が気になり、給食の時間に各学級の様子を見て回ると・・・ある学級の児童は、何と半袖で過ごしていました。「寒くないね?」と尋ねると、さすがに「寒いです。」と返ってきました。
私の小学生時代は、「1年中半袖、半ズボンで過ごす。」と言って、鳥肌を立ててブルブルと震えていた子もたくさんいたものです。しかし、やはり季節に応じて衣服を調節し、風邪を引かず健康に過ごすことが一番でしょう。
寒くなりましたが、こまめに教室の換気を行っています。また、水も冷たくなりましたが、しっかりと流水を使った手洗いやガラガラうがいをするよう徹底し、寒さにも新型コロナウイルスにも負けないように頑張っていきたいと思います。

11月23日~11月27日(11月第4週)

11月27日(金) シールドを使った新型コロナウイルス感染症防止対策

授業中のマスク着用を徹底していますが、児童の机間にアクリルボードを使ったパーティションを設け、飛沫等の拡散を防ぐ取組を行っています。職員の手作業で作っていますので、作成途中のものもありますが、できるだけ早い完成を目指しています。
グループで話し合う学習活動もありますが、その際はパーティションの置き方を変える等、職員が様々な工夫を行いながら進めているところです。
  

 

11月25日(水) うれしい言葉

昨日は、出張で学校を留守にしていたのですが、朝から中庭の落ち葉をはいていると、1年生の子供たちがベランダに出てきて、「校長先生、見てください。」と図工で作ったお面をはめて出てきました。秋の自然の素材を使って作っていましたが、どの子の作品も上手にできています。落ち葉やドングリの貼り付け方や切り方を工夫していることを伝えると、とても喜んで説明してくれました。
「校長先生、給食の時間も来てね。」と言われ、本当にうれしい気持ちになりました。

11月16日~11月20日(11月第3週)

11月20日(金) 坂小の子供たちはすごい!

昨晩、雨風が強く、台風が来たのではないかと思うくらいの大荒れの天候でした。「学校は大丈夫だろうか」と思いながら一晩を過ごしました。朝、学校に来てみると、風に飛ばされた大量の木々の葉が、校舎の周りに散っていました。「これは大変!」と思い、落ち葉を集めていると、登校してきた坂っ子たちが続々とやってきて、片付け始めました。1年生から6年生、そして先生方も一緒になって頑張ってくれたおかげで、朝の出来事がうそのように、あっという間にきれいになりました。
その様子を見て、「坂小の子供たちは、やはりすごいなあ。」と感じた出来事でした。


11月19日(木) いじめをしない、許さない態度を育てるために

5年生の道徳科で、教材「転校生がやってきた」を使い、誰に対しても偏見を持つことなく、公正・公平に接し、正義の実現に努めようとする態度を育てることをねらいとして授業が行われました。最初に文部科学省から公表された昨年度のいじめ認知件数が紹介され、「いじめは行けないと分かっているのに、どうしてなくならないのか」という問いかけから学習が進んでいきました。
子供たちは、いじめられた子、いじめる子、そしてそれを見ている学級の子供たちのそれぞれの立場から気持ちを考え、いじめをなくすために大切なことを考えていきました。
最後にいじめのない学級は、みんな笑顔で過ごしているということで、5年生全員が満面の笑みで写っている写真が紹介されました。
5年生の子供たちは、しっかりといじめの問題と向き合い、考えている姿に感動しました。
  

11月18日(水) 持久走大会に向けて

次週、校内持久走大会を計画しています。子供たちは各自目標を立て、本番に向けて練習を頑張っています。それぞれの目標は、学級通信に掲載されたり、各学年の掲示コーナーに貼り出してあります。1年生の目標を見ていると、「負けても泣かない。」と書いている子が何人かおり、負けず嫌いの気持ちを頼もしく感じました。
業間には全校児童が外に出て、運動場を走る姿があります。子供たちの表情を見ながら走っていると、どの子も最後まであきらめずに走る様子があり、校訓にもある「たくましい」子供たちが育っているのではないかと感じます。
 

 

11月17日(火) 花のある学校

出張で不在の時以外は、毎日授業中に各教室を回って子供たちの様子を見ています。今週、ある学年の教室に入ると、きれいな花が目に飛び込んできました。その先生が考えて飾ったものだと思いますが、何となく心が安らぎました。校長室にも、本校の先生方に気を遣ってもらい、毎週違う花を飾っていただいています。本当に有り難く思います。
校長室の外を眺めると、種から育てている花の苗がどんどん大きくなってきています。本校の先生とその苗をみながら、「来年の春が楽しみですね。今年は、臨時休校が続いて、春の花が一番きれいだったところを、子供たちはほとんど見ていませんから・・・。」という話をしました。
花のある美しい学校には、やはり心の優しい子供たちが育っていくものだと、私は信じています。
 

11月9日~11月13日(11月第2週)

11月13日(金) 修学旅行でもよろしく!都呂々小6年生とのリモート交流

坂瀬川小と都呂々小の6年生は、連合で修学旅行に出かけています。毎年、修学旅行前に顔合わせの交流会を行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染症防止の観点から、両校の児童が揃っての交流会はできません。今年は、互いの学校をリモートでつなぎ、画面越しに自己紹介をする交流を行いました。
教室のパソコンと大型テレビを使って行う予定でしたが、本校の画像が送信できず、急遽校長室のパソコンを使って、都呂々小の6年生に自己紹介をしました。
フィールドワークの班が6人ずつ2グループ作られていますが、班名が「土佐班」と「長州班」だそうです。社会科で幕末の勉強が好きだった6年生らしいネーミングです。
  

11月12日(木) 読書に興味を!朝の読み聞かせ

毎月2回、朝の時間を使って読み聞かせを行っています。毎回、たんぽぽホールの方々にもご協力いただいているので、子供たちも楽しみにしている時間となっています。また、学級の担任以外の先生が教室を訪れ、読み聞かせをするとともに、自分の小学校時代に興味のあった本の話やお気に入りの本なども紹介しており、どの学級の子供たちも、興味深く話に聞き入っている様子がうかがえます。
現在、「
ノーテレビ・ノーゲーム・ノースマホで家族ふれあいウィーク」です。秋の夜長、家族で読書に取り組んでみられてはどうでしょうか。
  

 

11月11日(水) 1年生国語「カタカナを書く」での一コマ

校内を回っていると、1年生で国語の授業が行われていました。「カタカナを書く」という単元の授業で、自分の気に入ったカタカナの言葉を一人一人が出し合って、みんなでノートに書く活動が行われていました。私の顔を見るなり、「校長先生だ。校長先生の好きなものは、パイナップルです。」と言いだし、みんなでノートに「パイナップル」と書いてくれました。
担任の先生が、「次は○○さん」と指名すると「ジャーキー」と聞こえました。何て渋いものをチョイスするのだろうと、びっくりしてしまいました。その後、「ちがうよ。ジャーキーじゃなくてチャッキーだよ。」と言っていました。これもホラー映画に出てくるキャラクターらしいのです。すごいカタカナ言葉を選ぶものだと、2度も驚かされました。
しかし、そんな恐ろしいカタカナを書くと、一人でトイレに行けなくなる友達が出るので、みんなで書くのをやめたそうです。何て心優しい子供たちだろうと、感動した出来事でした。

 

11月10日(火) 「すくすく芽生え 坂瀬川教室」の様子から

放課後子ども見守り活動の「すくすく芽生え坂瀬川教室」には、現在9名の子供たちが地域の支援ボランティアの方々と楽しく活動しています。30分間の学習と1時間の様々な活動(グラウンドゴルフ、絵手紙づくり、脳トレ、習字など)を行っています。学習の様子を見ていると、その日の宿題をしたり、自主学習に取り組んだりしています。子供たちの取り組みを温かく見守りながら、ボランティアの方々が学習の支援もしてくださっています。「字が上手になったね。」「難しい漢字が書けるようになったね。」「集中して頑張ってるね。」といった励ましの言葉をいただきながら、子供たちも意欲的に学習に取り組んでいます。
 

 

11月9日(月) タブレットを活用した算数の授業

学校教育指導員の先生をお迎えし、4年生の算数の参観授業を行いました。小数のかけ算の学習で、かけられる数が1より大きい小数の時の計算方法を、これまでの学習をもとに考え、説明する内容でした。一人一人で考えた方法をグループで出し合い、意見をまとめていく中で、タブレットに意見を書き込んでいました。タッチペンを上手に使いながらタブレットに書き込んでいく子どもたちの様子を見て、大変驚きました。また、そのタブレットの画面は、すぐに大型テレビに転送され、グループの代表者が説明していましたし、他のグループの意見との共通点や相違点を見つけ、よりよい説明方法を導き出していました。
今後、授業におけるタブレット端末等のICT機器の効果的な活用については、本校でもしっかりと取り組んでいきたいと思います。
  

11月2日~11月6日(11月第1週)

11月5日(木) くまもとシェイクアウト訓練

今日は、「津波防災の日」です。『熊本シェイクアウト訓練』が県下一斉に実施されましたが、本校でも午前10時の放送に合わせてシェイクアウト訓練を行いました。2校時の途中でしたが、子供たちは放送をよく聞き、担任の指示に合わせて素早く机の下で頭を守る行動が取れていました。訓練ではありましたが、本校児童全員が真剣に訓練に取り組むことができました。
その後、各学級では、避難場所や避難経路について話が進んでいました。「学校で大きな地震が起こったときは大師山に避難しますが、休日に家や遊びに行った先で地震に遭遇したときは、どうしますか。」という担任の問いかけに、様々な意見が出されていました。
災害は、いつ、どこで起こるのか分かりません。自分の命を守るために必要な力は、やはり「考動力」です。子供たちが自分で考え、判断し、行動する力を、様々な場面を通して磨いていきたいと思います。
  

11月4日(水) 雨にも負けず 風にも負けず 落ち葉にも負けず

本校の校舎は、たくさんの木々に囲まれており、その変化を見ることで季節を感じることもできます。10月下旬から急に寒さを増してきて、木々も落葉の季節を迎えています。今朝も6年生の子供たちが、中庭周辺の落ち葉を掃いてくれました。量にしたらリアカー一杯分以上あります。
「やっときれいになった!」と思うのもつかの間。気が付けば、また大量の落ち葉が散っています。「6年生が頑張ってきれいにしたのに・・・」と悔しさも込み上げてきますが、負けてはいられません。また明日の朝も、子供たちとともに落ち葉と戦います。