校長室から

2022年7月の記事一覧

7月19日~7月20日

7月20日(火) 52人揃って1学期の終業式を迎えました

本日、令和4年度の1学期終業式を行いました。いつものように朝から正門で子どもたちを待っていると、「おはようございます。」と、いつものように大きな声であいさつをしてくれました。昨日から大雨が続いていて、子どもたちの登校を心配していましたが、登校班で元気に歩いてくる子どもたちを見て、安心しました。「今日は、1学期の終業式ですよ。」と声をかけると、いつもよりも元気に正門に整列し、学校に「おはようございます!」と一礼をしていました。
大雨の中、体育館で終業式を行いました。坂瀬川小の52人が、大きな怪我や病気をせず、元気に学校に登校できたことの素晴らしさを伝えました。子どもたちの表情には、明日から始まる夏休みへの期待が溢れていました。
夏休みが終わる43日後、52人が揃って、元気に2学期をスタートできることを心から祈っております。
  

7月19日(月) スイカに舌づつみ

昨日から大雨の予報が出ていたため、朝からの登校を大変心配していましたが、教室での子どもたちの笑顔を見て、安心しました。本日の給食の献立は、「苓北産なつやさい」を使ったメニューになっていました。そのメニューの中に「スイカ」と書かれていることに早くから気付き、教えてくれる子もいました。子どもたちがどんな表情で給食を食べているかを見るために、各教室を回ってみると、おいしそうにスイカを頬張る子がたくさん見られました。子どもたちがニコニコしながら給食を食べている顔を見ると、見ている方も幸せな気持ちになります。
一人の子が、「校長先生、私はスイカが苦手です。なぜだか分かりますか?」と尋ねてきました。「スイカが苦手なんだね。どうしてだろう。」と聞き返すと、「それは、スイカが野菜だからです。」との答えが返ってきました。「なるほど。そういう考え方もあるんだ。」と勉強になりました。
明日で1学期が終わります。夏休み期間中、子どもたちの給食を食べる姿を見ることができなくなると思うと、少々寂しい気持ちになります。
  

7月11日~7月15日

7月15日(金) 2年生「みんな生きている発表会をしよう!」

2年生の生活科の授業で、グループに分かれて、身近な生きものについて調べる学習を行っていました。図鑑などを使って調べ、まとめたことを発表するので見に来てほしいとお願いがありましたので、喜んで参加させてもらいました。トンボやカニ、バッタ、ダンゴムシなど、子どもたちが興味のある生き物について発表してくれました。また、発表の途中でクイズを出したり、生き物の体を組み立てるパズルを提示したりと、それぞれのグループが工夫を凝らした発表をしていて、大変感心しました。
何よりも、子どもたち自身が発表を楽しんでいることが伝わり、「学びに向かう力」が向上していることを感じました。
来週から夏休みに入ります。色々な生き物に興味をもち、自由研究などでまとめてくれることを期待しています。
  
  

7月14日(木) 「熊本の心」で読み聞かせ

子どもたちに色々な本の世界を知ってもらい、読書の幅を広げることを目的に、本校では毎月2回、朝自習の時間を活用して「読み聞かせ」を行っています。読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の方にもご協力いただき、担任外の職員が発達段階に応じた様々な本を紹介しています。
本日は、私も3・4年生に読み聞かせを行いました。私が読み聞かせをする際は、道徳教育用郷土資料「熊本の心」からお話を選び、紹介するようにしています。この「熊本の心」は、道徳科の時間の教材として活用しますが、すべてを教材として取り扱うことはありませんので、授業で計画されていない話を選んで話し、熊本の偉人や伝統について理解を深めてもらいたいと思い、これまで続けてきました。
本日は、熊本の社会福祉事業の先覚者である 塘林虎五郎 の幼少期の出来事を描いた「ふたつの道」というお話を使って、よく考えて行動することの大切さを感じてほしいと思い、読み聞かせを行いました。
わずかな時間を使っての取組ではありますが、子どもたちが郷土熊本に誇りをもち、ふるさとを愛する心を培ってほしいと願い、これからも続けていきたいと思います。

7月13日(水) 小学校でのお勉強、がんばっていますね!

保育所と小学校とがお互いの教育・保育を理解し合い、子供の育ちや学びをつないでいく取組の一つとして、保育所の先生方に1年生の授業を参観していただきました。これまで新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、2年間見合わせてきましたが、本年度は実施することにしました。
保育所の先生方に、小学校でがんばっている姿を見せようと、1年生はいつも以上に張り切って授業に臨んでいたようです。国語の授業を見ていただきましたが、最近の学習の中で心に残ったものを自分で決め、文章に書く学習活動を見ていただきました。それぞれの園の先生方は、最初は遠くから見ておられましたが、時間が経つにつれて子どもたちのそばまで来られ、笑顔で話しかけていただき、子どもたちも喜んでいました。授業後に、「先生のお話をよく聞いて、これからもお勉強をがんばってください。」と声をかけてもらいました。1年生にとって、本当によい励みになったことでしょう。
夏休みには、本校の職員がそれぞれの園に出向き、保育所の先生方の取組を学ぶ機会を考えています。保育園と小学校が連携し合い、子どもたちの育ちを見守っていきたいと思います。
  

7月12日(火) 1学期の学習のまとめをがんばっています

各学年の授業の様子を見て回ると、ほとんどの学年で1学期の学習のまとめが行われています。算数の復習問題を解いたり、1学期に習った漢字の練習をしながら、学習事項の定着を図っているようです。算数の問題で悩んでいる子を見かけると、「校長先生と一緒に考えようか。」と声をかけ、課題が解決できるようにお手伝いしています。ある教室から、「タンタンタターン」という声が聞こえてきたのでのぞいてみると、3年生の音楽のリズムうちの復習が行われていました。体をフリフリしながら、楽しそうに手でリズムをたたいていました。3年生と一緒に「タン・タン・タターン・ターンタタ・タタタタ」と何度も手をたたいていると、そのリズムが耳に残ってしまいました。この楽しそうな様子を写真に撮ろうとしたら、カメラを校長室においてきてしまったことに気付き、残念に思いました。
1学期も残り1週間です。この期間を大切にしながら、しっかりと学習のまとめを行い、楽しい夏休みを迎えさせたいと思います。

7月11日(月) 「校長先生、セミがいます!」

朝からいつものように正門で子どもたちとあいさつを交わしていると、「校長先生、ちょっと来てください。」と、目をキラキラさせながら私を呼ぶ子がいます。本校ではよくある光景ですが、「校長先生、あそこにセミがいます。」と教えてくれました。「どこ?」「あそこ!」「どこ?」「あそこ!」とやりとりをしているうちに、木の高い位置でセミが鳴いているのを見つけました。本当に子どもたちは、虫を見つける天才です。虫取り網を振っても、届く場所ではありません。「校長先生、セミを取ってください。」と言われましたが、「ごめん。さすがに校長先生も届かないよ。」というと、いつまでもセミを見つけた木を見つめながら、残念そうに校舎に入っていきました。
朝からセミが鳴く暑い一日でしたが、子どもたちが元気に、そして楽しく学校生活を送ってくれていることをうれしく感じました。

7月4日~7月8日

7月8日(金) なつとあそぼう

1年生の生活科で「なつとあそぼう」という学習があります。毎年、この活動をするときは、校長室から見える手洗い場の近くで楽しく学習している様子が見えます。子どもたちが楽しそうに学習していると、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。本日、「1年生の「なつであそぼう」の学習が行われました。シャボン玉で遊んだり、アサガオで水を染めたりする活動が行われていました。大変蒸し暑い気候でしたが、1年生の子どもたちは、ニコニコしながら活動を楽しんでいました。家から持参したものを自分だけで楽しむのではなく、友だちにも貸して、一緒に遊ぶ姿を微笑ましく感じました。
これから、夏本番です。夏休みには、色々な夏の遊びを楽しみ、心に残る時間を過ごしてほしいと思います。
  

7月7日(木) 本日の給食は「七夕こんだて」

子どもたちは、今日の給食を大変楽しみにしていたようです。本日の給食は、「七夕こんだて」でした。その日の給食の献立を確認している子が多く、「星形ハンバーグ」や「たなばたじる」、「たなばたサラダ」とメニュー表に書かれてあり、どんなおかずが出てくるのか気になっていたようです。昨日は、「校長先生、たなばたサラダってどんなサラダですか。」と聞きに来る子もいたぐらいです。また、「たなばたゼリーはないんですか?」と尋ねる子も・・・・。今日の献立の中で一番話題となったのは、「たばなたじる」でした。「たなばたじる」の食管の中に、いくつか星形のにんじんが入っていたらしく、そのにんじんを見つけた子は大喜びでした。職員室でも話題になり、「私のには、入っていますよ。」という声が聞かれます。残念ながら、私の「たなばたじる」には、入っていませんでした。
様々な工夫を凝らし、このように暑い日でも子どもたちのために給食を作ってくださっている共同調理場の皆さまには、本当に感謝しています。毎日、給食の時間には各教室を回り、子どもたちが笑顔で食べている姿を見ながら、私自身が幸せな気持ちになっています。

7月6日(水) 子どもたちの「読むこと」の力を高める授業づくり

本校の校内研究は、教育目標の具現化に向けて、すべての子どもたちの「分かった」「できた」「もっとやってみよう」が生まれる授業づくりを推進することで、自ら学び、ともに学びに向かう力を育成していくことを目指しています。特に、国語科を中心として読む力を高めるための学習活動の工夫に取り組んでいます。
本日は、1年生、3・4年生、6年生で国語の研究授業を行いました。本校の研究の方向性について、熊本県立教育センターより指導主事の先生をお迎えし、様々な角度からご意見をいただきました。まずは、どの学年の子どもたちも、しっかりと学習課題に取り組む「学びに向かう力」が見られたことを、高く評価していただきました。合わせて、本校の先生方のよりよい授業を作るために、真摯に取り組んでいる姿勢を褒めていただきました。
今回の助言を元に、さらに子どもたちが「分かった」「できた」「もっとやってみよう」という気持ちが高まる国語の授業となるよう、職員一同努力していきたいと思います。
  

7月5日(火) 子どもたちは元気に登校しました

台風4号の接近に伴い、町内の小中学校は、3時間遅らせて登校することになりました。台風が近くを通過し、県内でも記録短時間大雨情報が出されている地域もありましたが、幸いなことに校区では、大きな被害はなかったようです。登校時間前に校区に被害がないかを見て回りましたが、心配するような被害は確認されませんでした。そのような中、「おはようございます。」と元気なあいさつをして登校する子どもたちを目にし、本当に安心しました。
台風対策のため、低学年の子どもたちが育てているアサガオやミニトマトは室内に入れていましたが、登校するとすぐに外に並べ、いつものように水かけをする姿が見られました。1年生の子が、「朝ご飯ですよ。」とアサガオに声をかけながら水をかけている様子が何とも微笑ましく、その素直に心に感動しました。

7月4日(月) 図書室に天の川が・・・・!

毎週木曜日に来ていただいている司書の先生が、子どもたちが図書室に足を運び、本に興味をもってほしいという願いを込めて、図書室を季節に応じたレイアウトに彩ってくれています。子どもたちだけでなく、私も楽しみにしています。7月に入ったということで、大きな天の川が登場しました。その天の川の下には、司書の先生が薦める絵本などが設置してあり、子どもたちが楽しめるような工夫が施されています。
わくわく図書委員会の子どもたちが、毎日本をたくさん読んでほしいと放送で呼びかけています。校内では、本に親しむ子が増えてきたように感じます。魅力ある図書室づくりを行ってくれている司書の先生や委員会の子どもたちに感謝しています。