2020年7月の記事一覧
町のたんけんたい
7月17日(金)、2年生が生活科の学習で、佐伊津町の町探検を行いました。
3つのルートに分かれて、佐伊津町にはどんなお店があるのか、どんな建物があるのかなどを探ってきました。
佐伊津の小道をぬってぬって行く探検は、子供たちにとってとても楽しかったようです。
見つけたものをたくさんメモすることができました。
その中で、「ここは何をするところ?」「このお店には何があるの?」などの疑問が出てきたようです。
次は、その疑問について話し合ったり、地図にまとめたりする予定です。
今回、学習支援ボランティアとして、お二人の保護者にご協力いただきました。誠にありがとうございました。
佐伊津小学校教育会議~第2回学校運営協議会
7月10日(金)第2回学校運営協議会を開催しました。今回の協議会は、委員の皆様と6年児童が本校の課題について話し合う「佐伊津小教育会議」として実施しました。
学校運営協議会委員の皆様と6年生が、「さわやか部会」「いっしょけんめい部会」「つよさ部会」の3つの部会に分かれ、学校の課題について、6年生から委員の皆様に提案し、ご意見を伺うことが中心となりました。3つの部会は委員会活動によって部会の所属が分かれています。
6年生は事前に各部会に分かれ、佐伊津小学校を今よりよくするための提案書を作成し、校長先生と3日かけてランチミーティングを行い、検討を重ねました。
「さわやか部会」では、あいさつをよくするための4つの提案、「いっしょけんめい部会」では、読書推進とよりよい家庭学習についての提案、「つよさ部会」からは、交通安全とスマホ・ゲームルールの提案をしました。
当日は、少し緊張した提案者の6年生と、小学生の提案を受けるという緊張に包まれた委員の皆様でしたが、協議が始まると様々な委員さんからのご意見を出され、それをうなずきながら聞いている6年生の姿がありました。
参加した児童は、「参加された方は僕たちが提案する内容をしっかり聞いてくださいました。地域の方がどんな話をされるのか、とてもドキドキしましたが、いろんな人に相談していくことで、僕たちの提案になかった意見を聞き、問題が解決できると思うようになりました。」と感想を綴っていました。
自分たちの提案を学校外の大人の方に意見を伺う機会はめったにないことです。6年生にとっても委員の皆様にとっても有意義な1時間を過ごすことができたようです。
次回は12月10日。今日の提案の報告会を行う予定です。
《ランチミーティング》
《さわやか部会》
《いっしょけんめい部会》
《つよさ部会》
地域の先生に学ぶ~6年社会科
現在6年生は社会科で地方自治を学んでいます。
7月9日(木)その学びを深めるため、天草市議会で議員をされている濱洲さんを講師にお迎えし、地方自治についてお話を伺いました。
濱洲さんは、昨年終えた小中学校のクーラー設置についてや、医療費のことなど、子ども達に分かりやすくお話しくださいました。また、佐伊津町や佐伊津小の歴史までに触れていただき、子供たちも魅力あるお話に聞き入っていました。
途中簡単なゲームなども取り入れられ、子ども達に話し合うことの大切さも教えていただきました。また一つ6年生の思い出が増えました。
地域の先生に学ぶ~5年道徳科
7月9日(木)天草中央消防署で救急救命士をされている堤内さんをお招きし、5年生の道徳科のゲストティーチャーとしてお話を伺いました。堤内さんは佐伊津小出身です。
この日の教材は「お父さんは救急救命士」。
主題は「社会や公共のために役立つ」。働くことの大切さを知り、公共のために役立とうとする心情を育てることをねらいとしています。
堤内さんには、子供たちの将来つきたい仕事に対する思いを高めたいという担任の思いを受け、現役の救急救命士として、自分がこの仕事を目指したきっかけや、命の現場に向かう姿勢などを実体験を交えながら、8分という短い時間で子供たちの心に驚きと尊敬の念を抱かせるお話をしてくださいました。
「これから将来仕事をするときは、人のことを考えて行動したり、諦めないという気持ちでいろいろなことを乗り越えたりしていきたいと思いました。今自分ができることは精一杯努力してがんばりたいと思います。」と感想を綴っている子がいました。
地元の先輩で、現役で活躍されている方のお話を伺うことは、より教材が身近になり、また自分事として考えることができます。将来救急救命士を目指して、また違う職業を目指してがんばろうという気持ちを子供たちがもつよい機会となりました。
きいて、きいて、きいてみよう~5年国語インタビューの学習
7月2日(木)5年生の国語の時間に、天草ケーブルネットワーク株式会社の河口咲耶花さんと吉村彩花さん(今回はカメラマン)をお招きして、プロのインタビュアーとしてのインタビューの仕方やまとめ方についてお話を伺いました。
この学習で5年生は話の意図を考えて聞き合い、「きくこと」について考えることを学びます。
河口さんはお話だけでなく、子ども達のためにインタビューのコツについて自作の資料を作っていただいたり、実際にインタビューをしている番組の映像を見せてくださったり、45分間をフルに活用してお話をしてくださいました。
5年生は、「会話を広げていくという方法を知ったので、それを生かしていこうと思いました」と感想を述べていました。
お話の中にはキャリア(職業)教育につながるお話もあり、今している勉強をしっかりすることの大切さも教えてくださいました。
次回から子ども達は実際に友だち同士でインタビューをするための準備を始めますが、実際に子ども達がインタビューを行った様子を河口さん、吉村さんに見ていただき、感想をいただきたいなあ・・・と思っています。