きたっこの足あと

7月

一学期終業式

本日、一学期の終業式が行われました。
子どもたちは一学期に頑張ったことや、夏休みに楽しみにしていることを発表しました。

「プールで100メートル泳げるようになりました。」
「童話発表会では、100点以上の120点の出来で発表できました。」
「昼休みにサッカーをして、友達と仲良く遊べたのが楽しかったです。」

夏休みに向けては「勉強や部屋の片付けを頑張りたいです。」「スイカ割りが楽しみです!」と、期待いっぱいの様子でした。

校長先生から、
「一学期はたくさんの行事がありました。みなさんはどの行事にも全力で取り組み、大きく成長しました。支えてくれた周りの人たちへ、感謝の気持ちを忘れずに過ごしてください。」というお話のあと、

「校長先生からのお願いは一つです。それは“命を大切にすること”です。」というメッセージが伝えられました。

充実した夏休みを過ごし、元気に二学期に笑顔で会えることを楽しみにしています!

ふれあい交流会

童話発表会のあと、きたっこ元気会の方々とのふれあい交流会を行いました。

折り紙で色とりどりの飾りを作ったり、短冊に願いごとを書いたりしながら七夕飾りを作りました。

「きつねの飾りを作ったよ!」

作った飾りや、お願い事を書いた短冊を笹に丁寧に飾りつけ、校内が一気に七夕ムードに包まれました。

最後に、元気会の皆さんに子ども達からプレゼント。

いつも見守ってくださってありがとうございます!

子どもたちにとって、地域の方々とふれあう大切な機会となり、思い出に残る一日となりました。

 

校内童話発表会

 

先日「小山勝清顕彰童話発表会」が行われました。

子どもたちは、地域出身の作家・小山勝清の書いた「彦一とんちばなし」の中から選んだ話を一生懸命に暗記し、心を込めて発表しました。

3年生の発表「こぶとり」

4年生の発表「すいかどろぼう」

どちらの発表も声色を変えたり、間の取り方を工夫したこれまでの練習の成果を発揮した、堂々とした素晴らしい発表でした。

保護者の皆さまや地域の方々も大勢来てくださいました。 

「とても感動した」「子どもたちの成長が見られてうれしい」と、たくさんほめていただきました!

その後会場では小山勝清原作の「牛使いの少年」を映画化した、昭和29年の「虹の谷」の上映会がおこなわれました。

四浦地区を舞台にしたこの映画では、牛山師として成長する少年と牛との友情、また約70年前の当時の人びとの生活の様子などが生き生きと描かれていました。

「大勢の人の前で発表するのはとても緊張したけど、頑張ってよかった!」と、子どもたちも満足そうでした。

 

夏の楽しみ

4年生の国語の学習で,相良村での夏の楽しみを俳句に表しました!

その時の様子や,自分の気持ちを十七音にこめられるように工夫しました。

児童の思いは伝わるでしょうか?

PTA親子ふれあい活動

7月21日(日)に,PTA親子ふれあい活動がありました。

親子のふれあいを促進するために熊本県PTA連合会の助成を受けて行われたもので,令和2年豪雨災害の被害が大きかった球磨地区の見学と,球泉洞の探検コースの体験を,子供たちと保護者,職員らで行ってきました。

たくさんの学びやふれあいをすることができ,とても充実した一日になりました!

朝は相良北小に集合。校長先生やPTA会長から今回の目的などについてお話がありました。

球磨村の渡駅に到着。奥に見える駅の建物近くの電信柱は今でも倒れたままで,水害の被害の大きさを物語っています。

この場所の反対側にある電柱には,「5.7m」の位置に水位の実績を示す印があり,そこまで水が上がって来たのだと子供たちはとても驚いていました。

次に来たのは以前はたくさんの民家があったという茶屋地区。

ここから肥薩線の橋梁が流されて途切れているのを見ることができました。

川の水が増えると,流れが一番速い中央部分が大きく膨らみ,鉄の橋でも押し流してしまうくらいの力を持つのだそうです。

球磨川沿いに下流へと移動してきました。

ここでは,肥薩線の線路が大きく変形しているのを間近で見ることができました。

すぐそばの電信柱も折れ曲がっており,改めて水の力の大きさが実感できました。

一勝地駅に到着。豪雨災害の記録がたくさん展示されていました。

子どもたちはさまざまな写真や映像を一つ一つ真剣に見ていました。

線路の敷地内に降りて,気分は「スタンドバイミー」…!?な子供たち。

元気よく走っていきました。列車が通っていない今だけの特別な体験です。

(※普通の線路に入るのは危険です!)

お家の方もわが子をパシャリ!

子どもたちの姿も今だけの特別なものですよね☆

お姉ちゃんと一緒にはいチーズ!!

家族のふれあいが深まっています。

最後は子供たちみんなでピース!

北小の子の兄弟だけでなく,職員の娘まで仲間入りさせてもらいました。

次の目的地への移動中にも体験がありました。

なんとこのトンネル,被災前までは列車が通っていた,歴史あるトンネルなんです。

一時的に線路を道路にしてあるため,列車のトンネルを自動車で通りながら,石造りの様子を間近で見ることができました。

午前中最後の目的地に到着。奥に見えるのは「槍倒しの瀬」と呼ばれる名所です。

船が主な交通手段だった時代,将軍の乗る船に立てていた槍を,岩がせり出しているここだけは倒したことからこの名前がついたとか。

ここの足元に見える貝の化石が,「メガロドン」という何億年も前に生存していた二枚貝の化石だそうです。

メガロドンは赤道よりもさらに南の海中に住む生物らしく,この土地と化石は,何億年もかけてそこから球磨村まで移動してきたのだとか。

とてもスケールの大きい,地学のロマンが詰まった話ですね!!

球泉洞に行く前に,大きなつり橋がありました。

急遽,みんなで渡ってみることに。ゆれるし高いしでスリル満点でした!!

球泉洞に到着!お昼は注文していたお弁当をみんなでおいしくいただきました。

午後の活動スタートです。

長靴とヘルメットを身につけて,ガイドの方の説明を聞いています。

一般コースを一通り見て,3億年の地底の旅へ行ってきます!!

頭を打ちそうなくらい天井の低いところや狭い通路が何ヵ所もありました。

少し広くなった空間で一休み。。。

大きな滝があったよ!すごい音です!!

急な斜面を階段で降りていきます。滑らないようにゆっくりとね!

なんと地下40mも降りていきました。

球泉洞は世界でも珍しい縦型の鍾乳洞だとのこと。

最奥地に到着!奥には神秘的な光景が広がっています!

実際はまだまだ奥に洞窟は続いています。自然の力はすごいですね!

探検コース攻略!やったね!!

親子のふれあい,PTA会員相互のふれあいが深まった,とても充実した一日になりました!

みなさん,お疲れ様でした!!