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内科検診があります(4/23)

 

1.検査・診察における対応について

 検査・診察に当たっては、児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した対応を行います。

 

具体的な取組

(1) 男女別に検査・診察を行う。

(2)検査・診察時には、児童の身体が周囲から見えないよう、囲いやカーテンにより、個別の検査・診察スペースを用意する。

(3)女子児童の検査・診察に立ち会う教職員は女性となるよう、教職員の役割分担を調整する。

(4)検査・診察の会場内では、待機人数を最小限にした上で、他の児童に結果等が知られたりすることがないよう注意する。

(5)着替える場所を用意したり、待機時には体育服で身体を隠せるようにしたりするなどの工夫を行う。

 

2.検査・診察時の服装について

 高学年女子児童については、下着の着衣により身体を覆い、児童のプライバシーや心情に配慮します。なお、検査・診察の場面においては、正確な検査・診察のため、必要に応じて、医師が、下着をめくって視触診したり、聴診器を入れたりする場合があります。

 

3.特に留意が必要な検査項目について

① 脊柱の疾病及び異常の有無

保健調査票等の情報を参考に、脊柱の捻れやわん曲などの脊柱の疾病及び異常の有無を確認する際に、正確な判断を行うため、視診し、必要に応じて、背中や腰を触診する場合がある。

② 胸郭の疾病及び異常の有無

保健調査票等の情報を参考に、胸部の陥没や突出等の変形などの胸部の疾病及び 異常の有無を確認する際に、正確な判断を行うため、視診し、必要に応じて、前胸 部等を触診する場合がある。

③ 皮膚疾患の有無

伝染性軟属腫(みずいぼ)や伝染性膿痂疹(とびひ)、アトピー性皮膚炎などの皮 膚疾患の有無を確認する際に、皮膚の状態を視診し、必要に応じて、触診する場合 がある。なお、特に外傷の疑いがある場合などは、臀部や腹部を視診する場合がある。

④ 心臓の疾病及び異常の有無

心臓の疾病及び異常の有無を確認する際に、下着等の上からでは心臓の音が聞こえづらいため、肌に聴診器を当て聴診する。

 

文部科学省

児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した健康診断実施のための環境整備についてより一部引用