学校ブログ

いのちの教育 ヒョウモンチョウ!

2022/5/27

 今回は、2年生の学級通信を紹介します。本校の合い言葉「ありがとうでもっとつながる大畑小」の『「と」友だちと命を大切に!』に関連する子どもたちの学びの一コマです。

 担任からのタイムリーな一言は、子どもたちの心を動かします。それを再確認できる内容です。

以下、通信より・・・

 「せんせ~い!」という声に振り向くと、五匹も六匹も手のひらに乗せて、私の目の前に差し出してきます。「ぎゃーーー!」という私の叫び声に、みんな大笑いをしていました。

 幼虫を愛するあまり、筆箱の中に入れて眺める子、ポケットの中に入れている子、忘れた頃に本バッグの中から出てきたりします。その都度、逃がしてくるようには言っていましたが、あまりにもかわいそうなので、ヒョウモンチョウについての動画を見せることにしました。

 卵や、幼虫の脱皮、サナギから羽化する様子に、「うわぁ、すごい」「初めて見た!」と大感動していました。そこで、みんなに考えてもらいました。

 今のかわいがり方は、ヒョウモンチョウにとってよいことだろうか・・・。

 クラスの中で一番幼虫を愛している男の子が、「先生、もといた場所に返してきます!」と言いました。その意見にみんな大賛成し、手のひらや腕に10匹ほど乗せて、もといた場所に返していました。命の大切さに気が付いてくれたかなと、うれしく思った瞬間でした。