学校ブログ
0203 5年生 学級通信から~国語科の学習のひとこま~
5年生の学級通信を紹介します。
想像力のスイッチって何だろう?
国語では、説明文「想像力のスイッチを入れよう」の勉強をしてきました。
はじめて本文を読んだとき、いつもみたいに、この説明文は何型か?と聞いたら、かなとさんが「今までの説明文となんだか様子が違うから、今まで学んできたどのタイプでもないのでは?」と言っていました。
調べてみると、この説明文は、はじめと終わりに筆者の考えがあったので、「双括型」だということが分かりました。
ここまでは、今までの説明文と変わりはなさそうです。
それでは、なぜ、かなとさんはどのタイプでもないと感じたのでしょう?そこには、「中」の書き方にヒミツがありました!
【課題】下村さんの「中」の書き方の工夫は何だろう?
すごいですね!
さて、結局「想像力のスイッチ」とは、結局何なのでしょう?
「はじめ」と「おわり」にまとめられた筆者の考えだけ読んでも、あまりよく分かりませんでした。そこで、みんなで「事例+考え」で読み手を納得させていた「中」の部分から探してみることにしました。
「わー!1つ2つ見つけたら、後はかんたんだ!書き方にきまりがある。」
「大きな『』の後には、「~が大切である」とか
「~が大事なのだ」などが書かれてる!」などたくさん気付いていました。
この文章の最後には、こんな素敵な一文があります。
「あたえられた小さいまどから小さい景色をながめるのではなく、自分の想像力でかべを破り、大きな景色をながめて判断できるようになってほしい。」という筆者の願いが書かれた文です。
はじめからこの一文を気に入っている人もいましたが、しっかり学んだあとで、その意味を自分なりに考えてもらいました。
その日のふり返りを紹介します。
教師の準備していた授業の流れではなく、子どもの疑問やつぶやきを拾い上げて授業が進められているのが分かります。
課題提示の仕方も同様です。
この通信の文章だけでは読み取れませんが、授業の中でペアやグループあるいは全体での伝え合い(対話)があったのだと推測されます。
それは、振り返りの内容から読み取ることができます。
かなり深くそれぞれが読み取っているようです。
本校では、教師が単元をスパンとして授業を構想し、ゴールの児童の姿をイメージして授業に臨んでいます。
また、子どもの「なぜ?」「どうして?」「なんか違うな?」などと子どもの問いを大切にしています。
45分間の限られた授業のなかで「振り返り」までできたのは、日頃からこのような授業を栗真絵師、子どもが学び方を身に付けているからでしょう。
4月から最高学年になる5年生です。
今後の活躍を期待しています。(HP担当者)
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