ブログ

本 1月の音読「百人一首」

1月の音読は、百人一首を三首声に出して読んでいます。いつも1年生の読む声を聞きながら、日本語のリズムの心地よさと6歳の子供たちが唱えることで身に付いていく素晴らしさを感じています。玉名学「日本語」から抜粋された内容ですが、担当の植野先生が、季節に応じた作品を各学年に配付し、掲示もされています。お正月に、かるたや百人一首をされたご家庭もあるでしょうか。

私自身は、高校時代、校内の百人一首大会に出場するため、必死で覚えていたころを思い出します。「あしびきの・・・」は一枚札で、読み手が読むと同時に取ることのできる札ですので、40年以上たった今でも下の句が唱えられます。

小天っ子たちも、今は掲示物を見ながらの音読ですが、成長して大人になってから季節ごとにそれぞれの作品を思い出し、唱えてみたり、作者の思いや作品のよさに気づいたりする時が来るかもしれません。日本人の素養としてもっていてほしいと願っています。