2024年7月の記事一覧
今日の健康クイズ
人間ひとりひとりの体の中には、おどろくほどすごいものがつまっています。
血管がその一つです。手の甲やひじのあたりに緑色でみえるのも血管です。血管は体のすみずみまで血液を行きわたらせるため、さまざまな太さのものが、体全体にはりめぐらされています。一番太いのは、大動脈や大静脈で太さは25~30ミリほど。ぎゃくに、もっとも細いのは毛細血管で、太さは1000分の1ミリほどしかありません。
では、このようなさまざまな太さの血管を、すべて1本につないだら、いったいどれくらいの長さになるでしょうか。
① 1キロメートル
② 50キロメートル
③ 6000キロメートル
こたえは、なんと ③の6000キロメートル です。
日本列島の北から南までの長さが約3000キロなので、人間の体の中にはその2倍もの長さになる血管があるということになります。体の中をめぐる血液は、それだけの旅をしているのです。
血管の長さを合計した けっか、ん~ すごいとわかりましたね!
(「ざんねん?はんぱない!からだのなかのびっくり事典」より)
今日の健康クイズ
1日のうちで、身長は少し変化します。
では、どの時間帯が一番高いでしょうか。
① 朝
② 昼
③ 夜
こたえは、 ①の朝です。
背骨の間にある「椎間板」というところに、ひみつがあります。椎間板は、背骨にかかるしょうげきをやわらげ、背骨がしなやかに動くように、ゼリー状の物質でできています。やわらかいものなので、立ったり歩いたりしていると、頭や体の重さのせいで、だんだんとつぶれていきます。それにともない、身長も低くなるのです。しかし、夜ねむっている間は、頭や体の重さがかからないので、椎間板は元どおりになります。朝起きたときは、ねる前よりも、約2センチも高いそうですよ。
(「ざんねん?はんぱない!からだのなかのびっくり事典」より)