４月8日（水）に就任式、始業式がありました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、体育館いっぱいに広がり、換気に十分気をつけながらの式でした。
子どもたちは目をキラキラさせながら、新担任の発表を待っていました。
新しい学年で担任の先生と一緒に、心に残る1年間を過ごしてほしいと思っています。

　今年度の学校教育目標は

「心豊かで自ら学び夢に向かってチャレンジする中松っ子の育成」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　としました。
「あゆみをたしかめた」昨年度から、今年度は、一人一人自分のチャレンジや中松小全体で何かにチャレンジしてほしいと考えています。
　今年の合い言葉は「にこにこ」「わくわく」「すくすく」です。　

　まず、「にこにこ」についてです。
※にこにこ―人権教育、道徳教育の推進、積極的な生徒指導（明るいあいさつ、アンケートでの実態把握など）
　毎日、子どもたちがにこにこ笑顔で過ごしてほしいと思っています。けんかをすることもあるかもしれません。でも最後は「ごめんなさい」で仲直りして、にこにこ笑顔でおうちに帰ってほしいのです。先生に叱られることもあるかもしれません。でも、また、明日がんばろう！とにこにこで帰ってほしいなと思っています。

　つぎに「わくわく」です。　
※わくわく―知的好奇心を促す言語環境・読書活動の充実、学力の充実（学習意欲の喚起、　新学習指導要領完全実施、熊本の学び、授業力アップ）
　新しい学年の、新しい学習がはじまります。わくわくすることでしょう。新しいことを学んだり、がんばることができるようになったりする新しい自分に出会うことで成長することができます。はじめから、無理かも…とかどうせできない…とあきらめないで挑戦してほしいと思います。わくわくの気持ちを大切にして学習に取り組んでほしいと思います。

　そして、「すくすく」です。
※すくすく―体力向上（教科体育の充実、外遊びの励行）、自己の健康管理
　体をたくさん動かして、心も体もすくすくと成長してくれることを願っております。遊んだり、運動したり、働いたりなど体を動かすことはたくさんあります。また、命を大切にすることも大事なことです。自分の心と体、お友達の心と体を大切にし、毎日を元気に過ごしてほしいと思っています。
　その土台となる、環境教育の充実【校内掲示の工夫（旬のもの、知的好奇心を促す掲示）やうるおいのある環境としての草花、生きもの】やコミュニティ・スクール【地域の力を学校に】にも取り組んでまいります。

　さあ、今年はいよいよ閉校の年となります。さみしい気持ちがありますが、今年１年をチャレンジの年として、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。小さいチャレンジもありますし、大きなチャレンジもあります。もちろんわたしもこの中松小でたくさんチャレンジしたいことがあります。子どもたちと一緒に頑張りたいと思っています。
　おとなもこどももチャレンジしながら「にこにこ」「わくわく」「すくすく」の１日１日を大切にし、思い出たくさんの１年間にしていきます。　
　１年間、どうぞよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南阿蘇村立中松小学校　　　　校長　松本　政子