2020年3月の記事一覧
修了式
3月23日(月)
臨時休校中の登校日があって、三連休明けに本年度の修了式がありました。
(CATVみなみチャンネルでも放送されますよ!)
でも、いつのものように多目的ホールにみんなで集まって の会はできないので、まずは校長先生のお話が一斉放送で流れました。
校長先生が集会のたびに「いのち」の話をしていたのにはわけがありました。
他の人より経験が多い分、悲しい経験があり・・・・そのことをお話してくれました。
だから、『いのち』があること 『生きている』ことによろこびを感じているのだと
だからこそ、『いのち』を大切にいかしてほしいのだと。
お話の後 みんなで放送に合わせて校歌を歌い、校長先生と教頭先生が各教室を回って、工作展の表彰状 修了証 校長先生からの表彰状を渡してくれました。
1年生から5年生にとったら、今日が今年度の一番最後の登校日。
担任の先生やお友だちと 思い出の歌を歌ってから、「さよなら」をしている学級もありました。
6年生は、3時間目に卒業式の練習がありました。
5年生と6年生は複式学級。1年間一緒に学んできたクラスメイトです。
1年から5年の在校生は 卒業式に参加できないのです。
5年生は 3時間目の卒業式の練習に参加しました。
(在校生からの呼びかけはすでに録画をしているし、歌も6年生だけが歌うので見学だけです。しっかりと見つめ、あとは 拍手だけしかできませんでした。)
そして 4時間目に一緒に過ごした教室の黒板に、卒業生へのメッセージを書きました。
修了式が終わったら、ひとつステップアップする春休みに入ります。
この日の最後の卒業式の練習は、つぎに登校するとき中原小のリーダーになっている5年生と卒業生の『引き継ぎ式』のようでした。
3月18日 登校日
3月の、馬頭観音のお祭も、残念ながら中止になってしまいました・・・
そんな中でも、18日(水曜)午前中のみ 登校日!
朝ランをしてから、朝ミーティング。
誕生日の子のお祝写真だけ撮って、教室へ・・・・。
でも、この日全員がそろいました!(よかったぁ。)
休み中の、おうちの方のご協力のおかげです。
1年生と2年生は、6年生を送る会がなくなったので、渡せなかったメダルやプレゼントを休み時間に持って行きました。
だって、次に登校するときは、もう修了式。卒業式に在校生は参加できません・・・。
2年生が行ったとき 6年生は、まだまだ残っている 卒業する前にしておくこと(to do リスト)の確認をしていました。(6年生ラストスパート!)
1年生が行ったときは、体育館で卒業式の練習をしていました。
在校生の分のいすはありませんでした・・・。
6年生が卒業式の練習をしている間に、5年生は教室の飾り付けをして、卒業生を送る会のために練習していた曲をプレゼントしました。(毎回ちがうアレンジのベルと5年生のベストマッチ 1.2.3.4年生にも聴かせたかったな。)
久しぶりの学校ですが(テストもいっぱい!!!)あっ!という間の4時間でした。
2年生の日記です。
題「いろんなことが中止・・・ざんねん」
(2月27日分)
今日、朝会のけんこうかんさつで、先生がお話しました。
一つ目は、そつぎょうしきで 今のところ そつぎょう生と ほごしゃの方と 先生たちだけでやるということです。
みんなでそつぎょうしきができないので、あんまりいやです。
二つ目は、じゅぎょうさんかんが、中止になったことです。せっかくたのしみにしていたのに、じゅぎょうさんかんが中止になるとは 思いもしませんでした。
なので、じゅぎょうさんかんで、お母さんに見せるのは 先生がしゃしんをとって、それをお母さんたちに見せるそうです。
「中原小31名のみんなで卒業をおいわいしたかったね。みんなの気持ちをビデオにのせて伝えよう。授業参観も本当に残念です。でも、今日、18日に2年生だけにでも、続きの授業ができてよかったです。」担任の先生より
4月末の押戸石のお祭りのころはコロナウイルスがおさまっているといいです・・・
Happy Birthday!
Happy Birthday!その①
いつもなら・・・・朝ランをしてから、朝ミーティングなのに・・・。
いつもなら・・・・みんなで多目的ホールに集まり、誕生日の子を囲んで ハッピーバースデー を歌って、5.6年生作の特性ケーキのろうそくを消してもらっていたのに・・・。
登校日の朝は、グランドで、誕生日の子を囲んでの写真撮影だけでした。
(いつもなら・・・・・全校児童一人ひとりからの ひとことメッセージがあるんだけど、この事態でできなかったので。でも、かがやき先生が先生たちからのメッセージカードを作ってくれました。)
Happy Birthday!その②
18日(水)登校日、4時間のうちの2時間を使って、2年生は『あしたへジャンプ』の最後の授業をしました。
(もしこの登校日がなかったら、3年生になってからでも、この部分は授業させてもらいたい・・・と担任の先生は言ってました。)
いのちのもとといのちのたまごが出会い、お母さんのおなかの中で、赤ちゃんが成長するところを 月ごとに。
子どもの事前にとった質問や、おうちの方からききとりして知っていることなどで、身近にわかりやすくしながら説明していました。
本物の出産の映像です。
ママは横になって陣痛に耐えています。
ママの手前にはおなか、腰、足をさすって付き添っている人がうつっています。
「フンギャ~」
産声が聞こえてから、産湯できれいにしてもらってママに抱っこされるところや、ベッドにいる赤ちゃんをうれしそうに見ているじいちゃんとばあちゃんの顔。
これは、担任の先生が出産されたときのビデオでした。
「え?先生?うそ~?若い!」なんて声もチラリ。
本当なら授業参観で、保護者の方に書いてもらっていた手紙を、子どもに向けて読んでもらいたかったところです。
誕生の時のこと、親になって思うことなどを、(後日談:日常生活ではなかなか言えないこと。この機会があったからよかったと言われながら書いてくれていましたね。)担任の先生が 保護者の方のかわって(泣きながら・・・)読みました。
子どもたちは、学習のまとめにおうちの方へのお手紙を書いて終わりました。
漫画やドラマ 「コウノドリ」のモデルになった産婦人科の荻田和秀先生は「出産は奇蹟」と言われました。
出産後に増加するホルモン「オキシトシン」について研究されていて、これを『信用ホルモン』とよばれています。
一般的には人間関係で欠かせない「愛情」「思いやり」「信頼」などと関係があると一般的に言われていますし、ストレスを緩和して 幸福感を得られるホルモンとも言われています。
荻田先生はこう言いました。
「出産後に増加する「オキシトシン」は愛情を注がれた子どもだけでなく、注いでいる側にもたくさん出るようになり、お互いに、そして家族にもよい影響を及ぼすのです。」と。
「家族間だけでなく、学校で子どもに愛情を注ぐことで、注がれた子どもの将来の育児行動もかわります。」とも。
学校便りをアップしました
学校便り「ぎんなん」No.40をアップしました。
ご覧ください。
一緒に
無観客試合 その2
大相撲を無観客で。
最初はなんだか違和感を感じていましたが、観客入りでは気付かなかった力士さんの出す音や、土俵の周りにいる役割ある人の動きなど、スポーツニュースを見ると新しい発見もあります。
2月末に予定されていた授業参観ができなくなり、1.2.3.4年生は予定の授業を延期しましたが、5.6年生は、もしも春休みまで休校が続いたら6年生は卒業してしまう・・・・ということで、2月に準備していたことを(保護者の方には見てもらえなかったけど)発表しました。
実は他にもたくさんできなくなったことがあるけど、その中のひとつ、『6年生を送る会』も。
5年生が中心になってせっかく計画していたのに・・・・です。
名前のあいうえお作文や、本当はオープニングで、5年生が練習してきた演奏も予定されていました。
かがやき1さんのハンドベル1曲と、みんなでリコーダー&ハンドベルで1曲を一緒に練習していたのです。
練習のとき、自分たちを録画して、見て、ひと笑いして、また練習していましたね。
かがやき1と5.6年教室は、間がひと教室離れています。
学年の最初は、前までの流れのままで、朝の会と帰りの会と給食と・・
いくつかだけは交流教室、他は休み時間も昼休みも、ほとんどかがやき1で、本を読んだりして過ごしてきました。
後期あたりからだったが、スケジュールに毎日2時間目の終わりに「5.6年教室へ行く」が入っていました。
これをする!とかの決まり事はなく、「た~だ」一緒の教室にいる です。
時には話をしたり、時には何もしなかったり、時にはプロレスしたり。誰かと遊んだり、みんなと遊んだり。
工作展へ出品も、交流とかがやき1が一緒の場で作れるもの で、給食の配膳時間も利用して一緒に制作していました。
2月最終日のお昼休みは、前任の校長先生ともよくやってたフリスビーをして遊んでいました。
一斉休校の前に、職員が今後の対応の話し合いであたふたしているときで、結局これが、今年度最後の休み時間でした。
世間には、自分と他の人とが ここがちがう とかで、偏った見方や知らんぷりや仲間はずしが是認されてきていますし、そのちがいを持つ人を疎ましく思う人も。
(自分自身も、同じことを繰り返したり、みんなの場で静かに!のときに、ひとりごとを言ったりするときに、冷たい目を向けたことがありました。
『そこにいること』を認めることが、できるようになってきているのは、中原の子どもたち、先生たち、保護者さんたち、ご近所さんたちの様子を見て、教えてもらって、少しずつですし、今も これからも 考え続けていくことです。
中原小の校長先生は今年度で退職です。
阿蘇郡市の特研をここ7年、県の特研でも5年お世話役をしてきました。
「あ~あと2週間しか・・・ほ~んなこてもぅ・・・。」と、片付け等の合間にため息をついていました。