2018年7月の記事一覧
ちょー気持ちいい 記念日
水泳五輪のあの方のコメントですが、この時期、プールに入っただけでも気持ちいいですね。
でも、とってもうれしいことが起こると、ちょー気持ちよくなります。
水泳が終わって、教室に戻るとき、1.2年生は毎日職員室の前で「先生!今日はこれができました!」と、次々にうれしいことを伝えて行きます。
3.4.5.6.年生は体育も部活動も合同で練習しています。
フォームがみるみるきれいになる子、クロールのタイムが10秒も縮まる子、長い距離が泳げるようになる子・・・
5.6年生が、3.4年生が上手になるのを手伝う。
新しい経験や学習の成果がそこ数時間で見えて、1・2年生みたいに報告はしませんが、1回1回の練習の成果をとても感じます。
自然に拍手や「やったね!」「すげえ!」が聞こえます。
18日は5.6年町の合同学習で水泳記録会。
23日は郡市水泳記録会。
夏休みになったらプール開放があります。保護者の方には監視でお世話になります。
せみの声記念日
あら?
いつからせみの声聞こえていたかしら?と思った7月10日(火)
2時間目に校内童話発表会がありました。
低学年と高学年に分かれて、各クラスから2名ずつの代表が発表しました。
高学年は「平和」関連の内容が多く、「さすが。いい内容の本を選んでもいましたね。」と感想が聞こえていました。
最後に校長先生から、童話発表のポイントについての説明がありました。
低学年ははじめて参加の1年生に担任から「予選で全員が本を覚えて発表できました。みんなはクラス目標をひとつ達成したね。」と、(4月はじめのころは朝ミーティングでは、声が出せなかった1年生が)これまでこつこつがんばって覚えたこと ひとつ乗り越えてがんばれたことに、心からの拍手を送っていました。
教頭先生からは「登場する人の声をかえているのが上手でした。」とか「毎年代表をがんばっているね!」など発表したひとりひとりに、「すごかったよ!」というところを伝えてくれました。
7月11日(水)
これから週に1回、新しい司書の先生がおいでることになりました。
はじめまして!の紹介をした時に先生がごあいさつで、
「今日、はじめて中原小学校の図書館に入りました。乱れているところや、破れている本とかが少なくて、みんなが本をたいせつにしていることがわかりました。」と言ってくれました。
これまでずっと、すきま時間ごとに、こまめに本の購入や分類、整理などをしてくれている図書担当の先生、担任の先生達、こどもたちの意識が、図書館に表れていたんだな・・・とうれしくなりました。
7月12日(木)のぷくぷくタイム前には、図書の先生から、本のマナーについてのお話がありました。
「かりた本は もとの場所に もどしましょう。」と。
サラダ記念日
タイトルシリーズ
た~だつけていたタイトル。昨年度の途中からは手話指文字→点字→英単語とかえてきました。
新しくします。
一日一日が大切な日なんだ という作者の気持ちがこもった俳句がうまれた日 7月6日「サラダ記念日」にちなんで、記念日シリーズで。
7月6日(金)
南小国町教育委員会の依頼で、阿蘇教育事務所の先生方が来訪、朝からまる一日一緒にいてくださいました。
学校経営の根っこのところ、子どもや先生のこと、全部のクラスの授業、休み時間、給食、一斉下校、校舎などをみてくださいました。
先生方は、子どもたちのさわやかな朝の挨拶、きれいに並んだ長靴、整理された遊び道具など、日常、子どもにとって『あたり前』になっていることに、気づいてくださっていました。
給食も食べていただきましたが、裏方はなにぶん人数不足・・・机の移動や配膳は教育長さん、委員会の方々にもお手伝いいただきました。(ありがとうございました。)
「先生たちはお昼から何するんですか?」
午前中授業で帰る子どもにたずねられました。
先生たちはね・・・
分科会では、参観いただいた授業の事後研究会と、それと別に、PTA役員さんが参加くださっての地域学校共同活動部会もありました。
ファシリテーターにはついこの前まで本校に、そして学校からすぐそこ!!の先生ですが、はじまりはサイコロトークで自己紹介されていました。
全体会では、学校の教育目標に向けてのこと、管理の事、学力向上のためのことなどについてご指導いただきました。
中でも授業力向上についての資料は、前にカラー版リーフレットで見ていましたが、その中から特に!と切り取られたグラフ、中原小での授業様子を入れた実際の写真での解説、5つの重点の中からさらに絞られた拡大文字は、改善や充実が迫られているのをビリッと感じました。
81歳で終演を迎えた歌丸師匠は「ほめる人間は敵と思え。教えてくれる人、注意してくれる人は味方と思え。」と言っていました。
たくさん準備をしてご指導くださった阿蘇教育事務所の方々、南小国町教育委員会の方々、PTA役員の方々、どうもありがとうございました。
(七夕イヴ。笹の葉ようにふせん紙の付いた書類を片付けながら。)
the last(最後)
主人公の名前はスイミー。
暗い海の底で、きょうだいが食べられる場面2と、クラゲやいせえびたちが見えた場面3で、スイミーの気持ちがどんなふうに変わったのかを調べる研究授業でした。
気持ちの変化を探す『手がかり』が先生の発問・指示・説明(指導言)に。
今年の研究はこれを工夫すること。
変化の『証拠』を自分で、またペアやグループで少しずつ見つけ、気持ちカード(前時は真っ青だった)が、少しピンクに、そのピンクはどのくらい?どんな様子?を、日々の日記や、新しいことばに出会ったら書き込むノート、きよらっこノートなどなどの積み重ねをいかしながら文字にしました。
単式2年のクラスですが、その日の学習リーダーが、本を読むことやノートに写すことをリードします。
先を見通して、複式で間接指導時の学びを身に着けておくためです。
もしかしかたら使うかもしれないから・・・と(常にそうですけど)引き出しにはたくさんの拡大した資料やカードを準備していました。
「子どもたちが落ち着いていますね。」
参観の先生たちは、みんな職員室の2年担任を見てきています。
こつこつ、(ブツブツ何か言ったりもしながら)楽しみながら、いつもあれこれ授業準備されている先生。
ここは絶対!と許せないところをもって、愛情深く子どもたちに向かう先生。
授業を終えた先生は放課後「研究授業が終わった。」と、言いながらいつもと変わらず手書きのお便りを書いていました。
Book(本)
7月5日(木)
朝からとってもこころがホワッとあたたかくなったのは、けっこうな距離を歩いてくる子どもから、登校したときにもらった、ぬぎたての蛇の抜け殻のご利益かも・・・。
全校の校内童話会を次週に控え、各教室で練習や発表会が行われています。
こんなふうに読むといいね!というモデルの姿を学校で見せていただけることを、ありがたいなと思います。
四つ葉のクローバーさんの読み聞かせ。
低学年は、1年生のおばあちゃんです。
主人公はカエルさん。
子どもたちにはふつうの本みたいに読み聞かせしてくださいましたが、実はこれ、手作りでした。
おうちの前の田んぼに3年越しにきたカエルの卵のこと(実話)を、文も絵も自分で書いて一冊の本を作られ、それを読んでくださいました。
中・高学年は2、4年生のお母さんです。
「life」はお店の名前。
店員さんはいないけど、誰かが何かを置いていき、何かをもって帰るお店です。
悲しみに沈んでいたおばあさん、下を向いてる間も時が過ぎました。
この本のストーリーも挿絵も気に入って購入したというお母さんの、最後のページの読みが、耳に残りました。
5時間目前のぷくぷくうがいの時には、図書の先生が夏の本を紹介してくれました。
紹介の後すぐに、紹介した本に集まったり、「これも夏の本ではないですか?」と持ってきてくれたり・・・。紹介した先生が「もう、ほんっとにこの子達、うれしい~~~!」とほほ笑んでいました。
Truth(本当の事)
7月2日の熊日新聞に、入所の方がお祈りをしていた教会がなくなったことが掲載されていました。
その日はちょうど、南小国町の小学5年生が、合同で菊池恵楓園へ行く日でした。
帰ってきてから、ノートに書いたことをまとめたり、みんなで新聞にしています。
「あん」というどら焼き屋さんの映画があります。
ひとりの老女 徳江さんのつくるあんはとてもおいしくて、お店が繁盛しますが、こころない噂が、人やお店の運命を変えていくストーリーです。
まだむずかしいだろうから・・・、大きくなってから話せばいいだろう・・・とかで、触れなかったり、見ないまま通り過ぎたりしていることがあります。
南小国町の子どもは、小学5年生で必ず出会うことができます。