水上学園ブログ

2025年11月の記事一覧

6年生「猫寺」見学でふるさと再発見!

10月30日(木)、6年生が、ふるさと学習「水上学」の一環として、村内にある生善院観音堂(猫寺)へ見学に出かけました。

この見学は、「地域にある歴史的な建造物への親しみや愛着をもち、地域のよさを再発見する」こと、そして「地域の人との交流を通して、郷土を愛する心を育む」ことを目的としています。


住職からの貴重なお話

特に、住職の千葉様から、猫寺にまつわる伝説や、観音堂の歴史、そして建物の特徴など、大変貴重なお話を聞くことができました。子どもたちは、普段見慣れない立派な彫刻や美しい装飾に目を輝かせ、熱心にメモを取っていました。

今回の学習は図工の時間も兼ねており、説明の後はタブレットを使って、写生として描く構図のための写真撮影を行いました。子どもたちは、猫の石像や、珍しい彫刻などを、様々な角度から記録していました。


文化祭での成果発表に向けて

今回の学習も含めて、これまでの学習活動で感じたふるさとの誇りや地域の魅力は、11月16日(土)に開催される文化祭で発表する予定です。こうした学習活動を通じて深まった子どもたちの郷土愛が、どのような素晴らしい作品となって披露されるか、今から私も楽しみにしています。

子どもたちが地域と共に学び成長する姿を、今後とも温かく見守っていただければ幸いです。

いよいよお米に!5・6年生、収穫の最終工程「脱穀」に挑戦!

先日の稲刈りから天日干しを経て、ついに収穫のクライマックス、「脱穀」の日を迎えました!

天日干しでしっかりと乾燥させた稲は、黄金色が一層深まり、子どもたちも「早くお米にしたい!」と目を輝かせていました。今回も、JA青壮年部のみなさんが、この重要な作業のためにご協力くださいました。

青壮年部の方が持ち込んでくださったのは、昔ながらの「足踏み脱穀機」と、現代の「ハーベスター」と呼ばれる機械。子どもたちはまず、稲束を機械に差し入れ、足でペダルを踏み込む昔ながらの脱穀機に興味津々です。

「すごい!ちゃんと籾が取れた!」

「昔の人は大変だったんだね」

と、体を動かしながら、道具の進化や先人の知恵を学びました。

また、現代の機械(ハーベスター)に稲束を投入すると、あっという間に籾だけが選別されて排出される様子を見て、その効率の良さに驚くと同時に、農業の技術の進歩も感じ取ったようです。

子どもたちは刈り取った稲束を運び、脱穀機に投入する作業をチームで協力して行い、稲から籾へと変わっていく様子を間近で見ることができました。今回の体験で、稲作りのすべての工程(田植え→稲刈り→天日干し→脱穀)をやり遂げたことになります。

これも、常に温かく指導してくださるJA青壮年部のみなさんのおかげです。心より感謝申し上げます。

この自分たちが育てたお米を使って、12月にはもちつきを行う予定です。一粒一粒に込められた努力と、地域の方々への感謝の気持ちを分かち合い、美味しいお餅をみんなで味わいたいと思います。今から楽しみです!

 

自然の宝探し!~1年生の秋探し~

1年生が生活科の学習「あきをさがそう」で、市房キャンプ場とほいほい広場に出かけました。スクールバスに乗り、元気いっぱいの出発です!

子どもたちの目の輝きは、まるで探検家そのもの!キャンプ場の豊かな自然の中を歩き、落ち葉を踏む音や、清々しい空気を感じながら、夢中になって「秋の宝物」を探しました。

一番盛り上がったのは、やはり「ドングリ拾い」です!
「先生!こんなに大きなドングリを見つけたよ!」「こっちには帽子をかぶったドングリがいっぱいある!」と、子どもたちは歓声を上げながら、袋いっぱいに色々な種類のドングリを集めていました。その真剣な眼差しから、自然に対する好奇心と発見の喜びがひしひしと伝わってきました。

たくさん秋を見つけた後は、ほいほい広場へ移動。ここでは、長いローラーすべり台などの遊具で、思いっきり体を動かして遊びました。自然の中で学んだ後は、体を動かしてリフレッシュ!子どもたちの笑顔が弾けていました。

今回の遠足で、子どもたちは教室では学べない、五感をフル活用した学びを経験することができました。そして、水上学園の自慢の一つは、このように豊かな自然という学びのフィールドに、すぐにアクセスできる環境があることです。この地の利を活かし、これからも子どもたちの好奇心を育む教育活動を進めてまいります。

持ち帰ったドングリが、子どもたちの秋の思い出となり、さらに次の学びへとつながることを楽しみにしています!