水上学園ブログ

2026年2月の記事一覧

春の足音と、新しい仲間たち

今日は節分。給食には香ばしい節分豆が登場しました。暦の上では明日から立春。まだまだ冷え込みの厳しい日が続いていますが、本日の水上学園には、一足早く春の温かな光が差し込んだような、そんな素敵な行事がありました。

令和8年度に入学を予定している子どもたちの「体験入学」です 。

1年生はおもてなしの主役
1年生の教室では、今日のために一生懸命準備してきた「お兄さん・お姉さん」たちが、新入生を温かく迎えました。黒板には「ようこそ みずかみがくえんへ」と、カラフルなチョークで描かれた大きなメッセージと可愛らしいイラストが並びます。

1年生は、自分たちが学校で学んだことや楽しい生活の様子を堂々と発表してくれました。そして、準備していたお店屋さんごっこ。1年生がお店を開き、新入生がお客さんになっていろいろな商品のお買い物タイム。お客さんとしてやってきた新入生の目線に合わせて優しく語りかける姿に、この1年間の大きな成長を感じ、目頭が熱くなる思いでした。

水上学園は義務教育学校ですので、校内には後期課程の大きなお兄さん、お姉さんも一緒に生活しています。大きな体の後期課程の生徒に驚きながらも、興味津々で校内を歩く新入生の姿は、他の小学校では見られない、本校ならではの特別な光景です。
新入生の皆さんは、これから始まる新しい生活をどのように想像したでしょうか 。

入学を心待ちにしています
保護者の皆様には、入学に向けた準備や保健面、そして特別支援教育などについて説明をさせていただきました 。おいそがしい中ご来校いただき誠にありがとうございました。

新入生の皆さん、4月から、私たちと一緒に「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくっていきましょう!
皆さんが入学してくるのを、児童生徒・教職員一同、心から楽しみに待っています 。

 

2月のスタート、前期選抜、そして数年後の未来…

いよいよ2月が始まりました。校内にはどこかぴりっとした緊張感と、春を待つ温かな期待が入り混じっています。

2月2日(月)、9年生の多くは公立高校の前期選抜に挑んでいます。9年生の教室では、今日が受検日ではない生徒が5人で肩を寄せ合うようにして勉強していました。
これまで積み重ねてきた努力を信じ、持てる力を出し切って、全員の第一志望合格を願っています。最後までがんばれ、9年生!

一方、校舎を回ると、5年生の教室では落ち着いた雰囲気の中で国語の授業が行われていました。

黒板には「あなたは、どう考える」という大きな問いが。友達と文章を読み合い、交流しながら、その内容や構成、言葉選びの良さを見つける学習です。子どもたちは一人一台の端末を自在に操り、自分の考えをまとめたり、友達の意見に真剣に目を通したりしていました。

思考を深める5年生の姿
今の5年生の学習内容を見ていると、情報の扱い方や自分の意見の表現の仕方が、非常に洗練されていることに驚かされます。

「内容」:どこが一番納得したか(主張・根拠・反論)
「構成」:はじめ、中、終わりの順序
「言葉」:納得した言葉、分かりやすかった言葉

これらの視点を持ちながら、ただ「おもしろかった」で終わらせず、論理的に分析しようとする姿勢。まさに、これからの時代に必要な「対話を通して納得解をつくる力」を養っている真っ最中です。

さらに驚かされたのは、子どもたちが一人一台の端末を、まるで身体の一部のように使いこなしている姿です。 自分の考えをまとめ、即座にクラスメートと共有する。かつての「自分と先生」だけの閉じた学びではなく、「クラス全員の思考をリアルタイムで参照する」という高度な学びが、当たり前の光景として展開されていました。

6年生の教室に見る「スピード感」
そのお隣、6年生の教室でも国語の授業が行われていました。 教材を読み進める中で「にわか雨」という言葉に出会った子どもたち。すると、指示を待つまでもなく、一斉にタブレット端末を叩き始めました。

かつて、言葉の意味を調べる手段といえば「国語辞典一択」でした。重い辞書をめくり、爪を立てて言葉を探した日々が懐かしく思い出されます。しかし今、子どもたちは数秒でその意味にたどり着き、付随する画像や関連語までをも同時に吸収しています。

時代の変遷と「辞書」の価値
辞書を引くという行為には、その前後の言葉が目に入ったり、手触りで言葉を探したりするという良さがありました。一方で、今のタブレット学習には、圧倒的な「スピード」と「情報の広がり」があります。

辞書を引く時間を、より深い「議論」や「表現」の時間へと充当する。情報の扱い方がこれほどまでに洗練されたのは、まさにこのスピード感があるからこそでしょう。

数年後の春を想像して
数年後、今の5年生や6年生が高校進学を目前にしたとき、世界はさらに変化していることだと思います。しかし、これほどまでに柔軟に道具を使いこなし、論理的に思考を深める彼らなら、どんな未来もたくましく切り拓いてくれるはずです。

9年生の背中を追いかけながら、下級生もまた、一日一日の学びを大切に積み重ねています。水上学園のすべての子どもたちの成長が、今から楽しみでなりません。
水上学園の子どもたちの成長を、これからも地域の皆様とともに見守っていきたいと思います。