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令和7年 8月

8月29日(金)

今日の給食:ハヤシライス、にらと卵のサラダ、牛乳

 

【朝の様子です。1学期に比べると運動場に出て遊ぶ児童は少ないです。しかし、日陰で一輪車やブランコ、ドッジボールを楽しんでいる児童もいます。】

 

【今日から給食が始まりました。夏休み期間中、子どもさんたちの昼食作り大変ではなかったでしょうか。今日の給食ハヤシライス、とてもおいしかったです。】

 

【来週から9月に入ります。8月下旬でも、とても暑かったです。下校の様子です。多くはありませんが、暑さ対策で日傘をさしている児童もいます。まだまだ暑いです。気をつけてお過ごしください。】

 

8月28日(木)

40日間の夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。

【昨日、各担任が、子どもたちに向けて書いたメッセージです。】

 

 

 

 

 

【朝の様子です。夏休みの宿題や自由研究などを、たくさん持って来ていました。笑顔や笑い声、久しぶりに会った友との喜び等で学校がにぎやかになっています。40日ぶりに、児童靴箱の所であいさつをしていました。5年生の女の子に「身長のびたね。」と言うと「私も身長が伸びたと感じています。」と言ってくれました。日に日に大きくなっています。ほほに赤ペンをつけた男の子に「ほほの赤はなあに。」とたずねると「朝から宿題のまるつけけをしていたらつきました。」と答えてくれました。職員室で、冷房システムの一括操作ができます。7時15分になったら、各教室冷房が入るようにセットしています。子どもたちも、登校で暑かった体を教室で冷やして気持ちよさそうでした。】

 

暑さ対策や感染症対策で、ズームを使って2学期始業式がおこなわれました。

【これまで、育児休暇でお休みされていた篠原理恵子先生が、2学期から復帰されます。4年生、6年生算数少人数担当です。】

 

【木山邦博校長先生の話 内容は学校便りNO10をご覧ください。】

 

【2学期の抱負発表 5年生児童 授業中、集中して話を聞くことや人の気持ちを考えて行動することなどを発表してくれました。とても上手な発表でした。】

【各学級の様子】

 

【大掃除】

 

8月27日(水)

いよいよ今日が夏休み最後の日です。夏休み40日間が短かったと感じた人もいるでしょう。40日間が長かったと感じた人もいるでしょう。今年の夏休みを一言で表すと、私は「猛暑と大雨」です。とにかく暑かったです。それから、線状降水帯による大雨もひどかったです。大雨のため、楽しみにされていた「第52回御船があーっぱ祭り」も中止になりましたね。毎年私はよく蚊に刺されていました。しかし、今年は刺された回数が少なかったです。蚊自体が少なかったようにも感じました。また、セミの鳴き声です。いつもうるさいぐらい鳴いていましたが、今年は鳴き声が小さかったようにも感じました。明日から2学期が始まります。体調に気をつけ、安全面に気をつけ、「笑顔いっぱいで、明るく・楽しく・元気よく」やっていきましょう。

明日の2学期始業式は、暑さ対策、感染症対策で、体育館には集合せず、ズーム配信による始業式になります。

【職員朝会終了後、職員作業を実施しました。大型廃棄物や、先日PTA美化作業で、とっていただいた草をトラックで運びました。1時間30分ぐらいで終了しました。職員も、子どもたちを迎える準備を着々と実施しています。】

 

 

 【明日に備え水道水の入れ替えをおこなっています。】

【黒板には、子どもたちを迎えるコメントが書かれています。お楽しみということで、明日掲載します。】

 

【19回目 教育に大切なことは 番外編】

教育に大切なことは ~教え子からの手紙をもとに~

番外編

〇いまでも忘れられないエピソードがある。先生のクラスに学校になかなか来ることができない友人がいた。その友人が頑張って学校に来ていた日のことだ。私のクラスで、給食時に牛乳が足りないことがあった。私は先生のクラスに「牛乳が余っていませんか?」と聞きにいった。私は悪気も何もなく聞きに行ったのだ。その日の夕方、先生は私のところに来て、ゆっくり丁寧(ていねい)に話をしてくれた。「Mくんに悪気がないのはよくわかっている。でも、久々に学校に来てくれた友人がいた。この子にとったら、いつも休んでいるからきっと牛乳が余っているだろうと思って、Mくんは取りに来たという気持ちにならないだろうか。Mくんならきっとそこまで考えて行動できるのではないか?」と叱(しか)るわけでもなく、ゆっくり話をしてくれた。ここまでの考えがなかった私に、相手の立場や気持ちになって考える大切さをじっくりお話してくださった。これは大人になっても忘れることのできないエピソードである。

昨今個性を大切にする教育がもてはやされている。個性を大切にするとは何か。それは自分の個性を大切にすることを真の意味で学ぶことで、同じく、周囲の人々の個性を受け入れ大切にしていくことではないだろうか。自分を大切にしたい気持を通じて、同じように周囲の人々を大切にする気持ちを育(はぐく)むことではないだろうか。

 正直周囲の人々は他人なのだから、相手の気持ちなどわかるわけがない。気持がわかるというのはある意味傲慢(ごうまん)である。ただ、私たちができるのは「相手の気持ちに寄り添(そ)おうと思う姿勢」なのではないだろうか。寄り添う気持ちをもって生活することで、完璧(かんぺき)ではないが、「仲間を大切」に生きることができるのではないだろうか。

 このようなことを、私は小学校時代に先生に教わった。現在40歳を過ぎているが、先生に教わったことを大切にし、家族や仕事仲間、近所のおじいちゃんおばあちゃんとともに生活している。

 〇他国を訪れ仕事をしていく中で私は、ここ5、6年、とくに中国、南アジア、東南アジア、の発展が非常に速いスピードで進み、時代が変わるとはこういうことだなと身をもって感じています。日本は、「われわれはこれからも経済成長第一。勇(いさ)ましく歩みを続ける!」という無理に数あわせをしていくような経済ではなく、歴史の大きな流れや、日本の実情に目を向け、日本の良さをいかしながら国づくりをしてほしい。たとえば、世界の紛争(ふんそう)を作り出すような力に加担(かたん)したり、人を殺す兵器産業(へいきさんぎょう)を伸ばし、戦争がどこかで起きていないと成り立たないような、おかしなビジネスモデルに参加していくのではなく、弱者に優しく、自由で、文化的、より知的な国へ舵(かじ)を向けてほしいと思います。日本がこれからも、平和で文化的な生活ができ、子どもが夢を持ち、笑顔があふれた幸せな国であり続けてほしいと心から願います。

先生が私や、たくさんの子どもたちに与えてくださった大きな愛情に感謝するとともに、いただいた大切なものを、少しでも社会に返すことができるよう、私のできることを続けていきます。先生、長い間本当にお疲れさまでした。

 

保護者の方々からも手紙を頂きました。

【保護者の手紙から】

〇長男も自分の考えをしっかり持ち、自身が持ち得た力以上のことに挑戦し続けることができました。勉強の大切さだけでなく、人間関係の大切さ、相手の気持ちを考えて行動できる人間になること、そしていつでも思いやりを持つこと。先生はいじめ等絶対に見逃すことをしない方でしたね。

〇一番の思い出は、高校3年生の時、全国総合文化祭の弁論大会で最優秀賞(文部科学大臣賞)を頂いたことです。親として初めて聞いた時、涙があふれ、止まらないほど感動したことをいまでも忘れられない弁論でした。

〇学級懇談会が終わり、個人的に話す時、「〇〇さんは、算数の文章問題が苦手なので、まず、問題をよく読んで、絵をかかせてみてください。」と真面目な顔で言われた時のことです。私は、娘のことを「~さん」付けで呼ばれたことと、「文章問題ができない」ということにうろたえてしまいました。あの時、指導して頂いたおかげで、管理栄養士を目指して頑張っています。その時のことを何で時々思い出すかというと、知人が「うちの子、算数の文章問題ができないのよ。」と言うたびに、先生から教わった事を、どや顔で伝えているからです。

 

教育は日進月歩進化していますが、教育のそして教師の根幹は今も昔も、一人一人の子どもたちに寄り添い、一人一人の子どもたちを大切にすることだと考えています。

いよいよ明日から2学期が始まります。このシリーズは今回で終わりにさせていただきます。ありがとうございました。

 

8月26日(火)

 2学期始業式(8月28日木曜日)まで残り2日になりました。始業式の日課は1校時目(8:45~9:20)2学期始業式及び教室で2学期のくらし。2校時目(9:30~10:15)通常授業。3校時目(10:25~:11:10)大掃除と学級活動。下校予定時刻は11時30分頃です。給食はありません。よろしくお願いします。

 今日も多くの職員が出勤し、2学期の準備等に取り組んでいます。その一つとして、今週から、朝の職員朝会が終わって15分間ぐらい話し合いをしています。内容は、本校の学校目標「ふるさとを愛し、21世紀をたくましく生きぬく子供の育成~一人一人の良さが輝く学校を目指して~」です。そこで、2学期、一人一人の良さがさらに輝くにはどうすればよいかなどを話し合っています。

 

 

【19回目 教育に大切なことは4】

教育に大切なことは ~教え子からの手紙をもとに~

(4)教育は、やる気のでる授業を作りだすこと

 教え込む授業ではなく、子どもたちが進んで、やる気のでる授業を作りだすことが大切になると考えます。

【教え子の手紙から】

〇先生の算数は本当に分かりやすく、ますます勉強が楽しくなりました。今、高校生(当時)ですが、数学が得意であるのは、先生のおかげだといっても過言ではありません。先生の気持ちの強さや、やる気などという事は、生徒に伝わるもので、常にテンションが高く、やる気にみなぎっていた先生を見て、小学4年生ながら、「今日も1日頑張った」など思っていました。今でも強く覚えています。(ちょっとてれますが、原文のまま載せています。)

〇教育で大切だと思うことは1番目は「みんなが仲よしで、助け合える心の暖かいクラス」が1番に必要だということです。中学校の頃不登校、小学校から中学校までずっと不登校、不登校で勉強の仕方すらわからない子が多いです。そういう子に話を聞いてみると、「学校がつまらなかった。」「クラスになじめなかった。」「いじめ。」などでした。しつこいぐらいの熱心な先生やクラスメートのフォローがあったら、不登校も少しは改善されるのかなあと思いました。フォローの最初の頃は「しつこいなあ。」と思うくらいだと思いますが、続けていくと「少し学校に行ってみようかなあ。」となると私は考えます。2番目に大切だと思うことは「生徒と同じ立場に立って一緒に考える授業。」です。一緒にやってみることが大切だと思います。先生の授業でやった算数の、水を入れたり捨てたりして〇リットルの水を、△リットルと▢リットルの入れ物で計るという問題が印象に残っています。紙の上で書いて考えたり、頭で考えたりするよりは、実際にやってみるところがとても良いと思いました。やってみて、あれは違う、これも違う、「あ、これだ」となった時の達成感でまた、色々勉強してみようとなると思います。

〇先生のことでよく覚えているのは、よく私の家に来られ、両親に普段の私の学校生活の事を話して頂きました。また、その際には、家での私の事も、両親から詳しく話を聞かれていました。今にして思うと、両親からの話をもとに、学校での私の指導にいかされていたんじゃないかと思います。また、私の祖母とも非常に仲よくして頂きました。家に遊びに来て頂いた際は、話し相手になって頂き、祖母の若い頃のエピソードや苦労話を聞いて頂きました。また話を聞くだけではなく、授業に祖母を呼んで頂き、みんなの前で、戦争の話や色々な話をする時間を作って頂きました。祖母自身の経験を話す事が出来て嬉しかったと思いますし、私たちも非常に勉強になった授業でした。

 

8月25日(月)

 【8月23日(土)PTA美化作業お世話になりました。保護者の皆様、子どもたちのおかげで、とてもきれいになりました。お礼を申し上げます。ありがとうございました。】

 

 

【美化作業の後、校舎内ではワックスかけがおこなわれました。廊下、教室、ピカピカになりました。】

 

【18回目 教育に大切なことは3】

教育に大切なことは ~教え子からの手紙をもとに~

(3)教育は、子どもたちの話を聞き、子どもたちに寄り添うこと

子どもの話を聞く、これほどの諸問題解決策はそうないです。人は、話を聞いてもらうと安心します。そして、次に自分はどうすればよいか考え、力が出てきます。その時に、求められたらアドバイス等をすればよいと考えています。

【教え子の手紙から】

〇フットベースボールのキャプテンとして悩み、途中でやめようとした時、先生は決定するようなことは言わず、ただ聞いてくれたことが思い出です。娘と息子の担任の先生はとても忙しく、でも毎日放課後でもいいので、みんなの前ではなく、1対1で5分間でもいいので、話を聞いてくださるとありがたいと思います。

〇間違ったことをした時、しっかり叱ってくれました。また、そういうことは何故いけなかったのかを、10歳にみたない私に対し、一人の人として、ちゃんとみて考えさせてくれていました。何故そうしたのかをしっかり説明すると、納得してくれ、話を聞いてくれていたと思います。それは小さい自分にとっては嬉しかったです。子どもと一緒に楽しんでくれたという印象が強くあります。小学校は子どもの考えや発想などを、素直にのばす教育があればいいなあと思います。少し人と違うからダメではなく、その人にしかないものをのばす環境がもっとあるべきです。みんな一緒のことしかしないようなら、平均的な人にしかならないので、その人の「好き」をのばしてあげたら、もっと良いのではないかと感じます。中学校の時、学校外での活動を否定されたり、高校では、先生たちはセンター試験を受けるように、型にはめるように促す所を見ていると、個人的に嫌気がさしていました。先生自身が子どもに与える影響は大きいと思うので、子どもの意思を尊重してほしいと思います。ダメな事は何故ダメなのかを考えさせてくれる先生がいいです。そういう教育が大切だと思います。

〇先生には書ききれないくらい色々な事を教えてもらいました。今、振り返って強く想うことは、周りの人、他の人の事を考えて、思いやって行動するコミュニケーションの大切さを教えて頂きました。自分はいじめられることが多く、先生に心配と御迷惑をかけていましたが、いじめられて、何か問題が発生した時、先生は両者の意見をきき、いじめた子を指導するのはもちろんでしたが、いじめられた自分にも、何が悪かったのか、これからどうしたらいいのか指導していただきました。その時、先生はいつも両者に相手の事を考えて行動するように指導してくれました。その度に、小学生の自分は「向こうが相手の事を考えていないのに、なんで自分にも言うんだろう。」と思っていました。今になって考えると、いじめられた原因も、相手の事を考えず、相手の意見も聞かず、自分も言わなかったことで発生していた事が多かったような気がします。大人になってコミュニケーションの大切さを日々身にしみています。熊本地震の時も、助け合うにも、コミュニケーションがないといけないことを改めて学びました。