学校ブログ

くまむら ふるさと学

 総合的な学習の時間の一部を使い、「くまむらふるさと学」をスタートします。

 ふるさと学のテーマは、村の面積の9割を占める広大な「森林」です。

 森林を学ぶことを通して、球磨村の歴史や文化、産業について知り、私たちに何ができるかを考えていきます。

 今年度当初、球磨村森林組合さんにふるさと学の趣旨を説明し、計画を立てていただきました。

 今年度は、来年度へ向けた試行段階ではありますが、渡小学校において森林をテーマに系統立てたプランを作成し、学習を進めています。

 12月20日(水)には、渡小の全児童が参加して森林学習と植林体験を行いました。

 球磨村森林組合の松野さんをはじめとする職員の皆様、村役場の産業振興課の皆様のサポートを受け、貴重な体験をさせていただきました。誠にありがとうございました。

 今後もご支援のほどよろしくお願いいたします。

復興教育支援授業

 12月15日(金)の3・4時間目、渡小と一勝地小の6年生が復興教育支援授業に参加しました。

 この授業は日本理科教育振興協会が主催する取組で、球磨村は今回が3年連続となります。

 この日は、6年生の理科の単元「わたしたちの生活と電気」において、株式会社内田洋行の皆様に授業を実施いただきました。

 授業では、前半の活動においてプログラミングについて詳しく説明いただき、後半の活動では、タブレットPCを用いてプログラミングを体験。子どもたちは、センサーで光る電球や熱感知で動く扇風機作りに熱心に取り組んでいました。

 日本理科教育振興協会の会長で株式会社内田洋行代表取締役社長の大久保昇様も来校され、子どもたちの活動の様子を参観されました。

 貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

防災学習

 12月3日(日)は球磨村防災の日でした。

 それに伴い、今年度もこの日を登校日に設定し、球磨中、一勝地小、渡小の3校合同による防災学習が実施されました。

 球磨中学校のグラウンドには、村当局、地域医療センターから「D-MAT」のメンバーの方々、下球磨消防本部から消防士の方々、EVバスを管理される関係者の方々、アマチュア無線を使った送配信を説明される方々、地域の方々など、多くの

皆様がお見えになりました。

 たくさんの皆様に関わっていただき、子どもたちは様々な体験ができました。児童生徒を代表してお礼を述べた球磨中3年の青山くんは、「更に防災への意識が高まった」と話していました。

 自助・共助・公助の精神を常に持ち、日頃の備えに対する意識を高めていければと思います。

 関わってくださったすべての皆様に感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

合同音楽会

 11月17日(金)の午後から、渡小と一勝地小が合同音楽会を実施しました。

 2校の児童がそれぞれの学年で一緒になって、合奏や合唱の練習に励んできた成果を来賓の方や保護者・地域の方に披露しました。

 どの学年も趣向を凝らした発表で、笑いあり感動ありの充実した時間となりました。

 聴衆はみな満足されたことと思います。

 2校とも閉校まで138日となったこの日。閉校・開校に向けた決意も、子どもたちの発表から聞かれました。

 今後も力を合わせて日々の授業や行事を頑張っていきます。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いします。

犬童球渓顕彰音楽祭

 11月9日(木)、人吉市の人吉スポーツパレスにおいて犬童球渓顕彰音楽祭が開催され、渡小学校と一勝地小学校の全児童で参加してきました。

 この音楽祭は、郷土の偉人、音楽家である犬童球渓(いんどう きゅうけい)先生の功績を讃え、人吉球磨の伝統的なイベントとして開催されてきました。今年は4年ぶりの開催となり、子どもたちの貴重な発表の場として帰ってきました。大変ありがたいことです。

 当日は、人吉球磨の小中学校から多数の参加がありました。その中でも、渡小学校と一勝地小学校は今年度いっぱいで閉校するということもあり、注目を集めました。

 両校ともに校歌を披露。元気いっぱい、堂々と歌い上げました。また、2校合同で「ふるさと」(小山薫陶 作詞)を披露しました。

 会場に来られた保護者の方からは、感動したとの声もいただきました。ありがとうございました。

 渡小と一勝地小の合同合唱を実現させていただいた運営担当の関係者の皆様、誠にありがとうございました。

 

 あと何回、校歌を歌えるのか・・・。

 開校が近づいていると同時に、閉校も迫ってきました・・・。