せせらぎの人(学校生活)

祝「卒業」

 24日(火)、無事、卒業式を執り行うことができました。新型コロナウイルス感染症対策のため、参加者は、卒業生、卒業生保護者、教職員のみ、開催時間も1時間以内という制約の中での式典となりました。

 通常、3月に入ってからの3週間、最後のフィナーレに向けて、学級全体が心を一つにして練習に取り組み、心を高揚させていくのですが、今年は、急遽、臨時休業となり、子ども達は、不安な日々を過ごしたことと思います。保護者の皆様も同様であったことでしょう。

 そのような中、子ども達は、本当によく頑張ってくれました。わずかに与えられた時間の中で、集中して練習に取り組み、卒業証書授与、呼びかけの言葉、ピアノ伴奏に至るまで立派にやり遂げることができました。逆境をはねのけ、胸を張って本校を巣立った子ども達を誇りに思います。

 本校でも、卒業生や保護者の皆様に、少しでも心に残る式典にしようと、職員一人一人が工夫を凝らし、会場をはじめ、控室、教室に向かう廊下や階段、そして教室とこれまで行ってこなかった掲示を行いました。また、祝辞、祝詞・祝電も冊子にまとめお配りしました。

 ある保護者の方から、「今までの卒業式にない、素晴らしい装飾の数々に、先生方のおもてなしの心を感じ、大変感銘いたしました。」とのお言葉をいただきました。

 本日を迎えるまで、そして終了するまでには、様々な困難がありました。しかし、それにもまして大きな感動をいただいた卒業式となりました。

 卒業生、そして卒業生保護者の皆様、本日のご卒業、おめでとうございました。