せせらぎの人(学校生活)

種をまいたよ

 昨日(7日)の登校日に合わせて、3年生は理科で学習する草花の種まきをしました。ヒマワリ、オクラ、ダイズ、ホウセンカ。そのうちヒマワリ、オクラ、ダイズはそれぞれ持ち帰り、休業期間中の理科の学習として観察を続けてもらいます。

 この時間に、「奇跡のひまわり」の種もまきました。このヒマワリは、平成7年(1995年)1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災後、神戸市のとある少女の自宅跡に咲いた「はるかのひまわり」がルーツとなっています。栽培をとおして、命の尊さ、防災意識を高めることを目的として、全国各地で栽培されるようになりました。

 熊本地震をきっかけに、工校長が知人から種を譲り受け、今年3年生がこのプロジェクトに取り組みます。熊本地震の被害がほとんどなかった山鹿市において、この取組は大きな意味を持つものと考えます。この取組を本校3年生が引き継いでいき、市民の防災意識高揚の一助になればと考えているところです。

 夏を終え、たくさんの種が収穫ができたならば、何らかの形で多くの方々に配布したいと考えています。そのためにも3年生には、お世話をがんばってもらいたいですね。