お茶のいい香りが広がりました 釜煎り茶手もみ体験(4年生)
10月8日(水)4年生の総合的な学習の時間に、山鹿市茶業青年会の皆さまにお越しいただき、4年生がお茶の釜煎りと手もみの体験をさせていただきました。1学期には、茶つみとお茶工場見学を行いましたが、今度は自分たちの手で茶葉を釜煎り、手もみして、最後にはお茶を飲んで味わいました。茶業青年会の皆さんは、慣れた手つきで大きな釜の中の茶葉を混ぜて見せてくださいました。子どもたちはお手本を見た後に、手袋をして挑戦しました。釜煎りが始まると、だんだんお茶のいい香りが広がってきます。「いいにおいがする」「おちゃのにおいがする」と自分の順番を待ちました。その後は熊本の方言で「ねこぼく」と呼ばれる縄で編んだ厚い敷物の上で手もみを行いました。体重をかけながら、ころころと転がすように茶葉をもんでいきます。またまたいい香りがします。初めての体験、とても嬉しそうな4年生でした。釜煎りと手もみを4回繰り返して、やっと緑茶として飲むことができるまでになりました。茶業青年会の皆さんが、おいしいお茶の入れ方の説明をしながら入れてくださったお茶を、みんなでいただきました。茶業青年会の皆さんは、お茶の木を苗から育てて、おいしいお茶づくりをされています。4年生の質問にも丁寧に答えていただきました。お茶には150種類ほどの品種があることや、緑茶と同じ茶葉から紅茶や烏龍茶ができること、鹿北町には100年以上前のお茶の木の茶畑があることなど、たくさんのことを教えていただきました。子どもたちは、今日の体験を通して、ふるさと鹿北・山鹿には、こんなに素晴らしいお茶があるということをずっと忘れないと思います。山鹿市茶業青年会の皆さま、本当にありがとうございました。