人権について考えました
12月の人権旬間に実施した人権学習の成果を発表し合い、人権意識を高めるために『人権集会』を10日(木)に開催しました。
まず、全員で鹿北小学校人権スローガンを唱和し、各学年の発表へ移りました。
1年生は、『みんなといっしょに』を学習しました。車いすで生活するただしくんの作文を読んで、「みんな一緒に活動することが楽しい」と、ただしくんの思いと重ねました。
2年生は、『りゅうへいくんとなかまたち』の学習でした。足に障がいをもったりゅうへいくんの姿から、「助けることだけが優しさじゃない。じっと見守る心も大切にしたい。」と結びました。
3年生は、『島ひきおに』の学習を通して、「見た目だけで決めつけない」「もっとその人のことを知る」ことが大切であり、「気づき、考え、行動しよう」と呼びかけました。
4年生は、『できないことないですか』の学習です。「だれにでもできないことがある」自分のこととして考え、4年生の人権スローガン「仲良しでいじめのないクラス」を設定しました。
5年生は、『水俣に学ぶ』です。学習を通して、みんな同じ命を持つ仲間。笑顔で生活できるよう、差別は絶対許さない。と力強く訴えました。
6年生は、『わが子とともに』の学習です。障害のある人についての理解を中心とし、障がいの有無にかかわらず、誰に対しても「心のバリア」を解消できるようにすること。互いに助け合って生きていくと決意を新たにしました。
各学年の発表後には、「友達に嫌なことを言ったり、したりするのは絶対にいけない」「差別は絶対許されない」など、いじめや差別をなくす取組みへの意識の高まりが感じられる感想発表がありました。
鹿北小学校関係者の皆さんのご支援をいただき、子どもの笑顔あふれる学校を目指します。