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ハチミツとダイヤモンド

朝の登校の様子です。

子どもたちの気持ちのいいあいさつ、子どもたちとのコミュニケーション、そして少しずつの成長、正門前に立つ30分間で、いろいろなシーンがあります。

 

この前がんばれなかった子が、笑顔でハイタッチをしていく、

手をつながずに、自分で歩いて、来れるようになった子もいるし、涙を見せていた子が笑顔で手を振ってくれたり、その成長がうれしいです。

子どもたちの成長ってステキですね。子どもの成長はダイヤモンドです。

頑張れ、のエールと、すごいね、の賞賛で、子どもたちは成長しますね。磨かれて、輝きます。

運動場のボランティアがすごいです。草を取りながら、心を磨いているのだと思います。

こんなにたくさんの子どもたちが、運動会を気にして、運動会の成功を願って、ボランティアをしてくれているのがステキです。

運動会が大成功に向けて動いている気がします。

大切なのは気持ちですね。心です。心は磨けばもっと輝く。

今日の午後から、雨みたいですね。

ずっと天気予報を気にしながら、前もって前もっての1週間になりました。

きっと先生たちもそうだったろうと思います。

まだ運動場での完成段階ではないのに、位置取りを先に、とか計画を変更しての練習だったと思います。

今週末に体育大会を控えている中学校、体育大会できるといいですね。

 

 

 

 

今日は初任者研修の検証授業がありました。今年、4月に教諭として教職をスタートさせた2人の先生の授業を、初任者研修拠点指導員のK先生に見ていただきました。私たちも観に行きました。

1校時は5年生の授業でした。ステキだなあと思ったところを紹介します。

①授業前に、ティッシュや消しゴム等、教室に落ちているものの確認をしていました。まずは環境を整えるところから、すごく大切なことです。

 

②先生の人を穏やかな気持ちにさせる話術がステキだなあと思いました。

 

③相手意識を持った速度で話をしているのがステキでした。子どもたちは聞きやすいだろうなと思いました。

 

④話の聞き方等について、随時確認をしているのもいいなと思いました。

 

⑤挙手の手の挙げ方もきれいです。

 

⑥途中で少し学習が難しくなりましたが、子どもたちは先生の問いかけに応えようとがんばっていました。信頼関係だと思いました。

 

⑦こんな感じで学習を進めるという自分なりの学習パターンを構築しているのもいいなと思いました。

(4月初めの学級の約束の掲示はハナマルです)

 

 

2校時は4年生でした。

①きちんとがんばるぞ、と言う先生と子どもたちの契約ができていると感じました。(チェンソーマンの、デンジとポチタの契約と一緒です)

②子どもたちは、班を作るとき、実にさりげなく、欠席の子の机も動かしに行きました。ステキでした。

③子どもたちに、自分たちで展開していく力があるなあと思いました。それを先生が上手に活かしていました。

④先生が、子どもたちの良さ、陥りがちなエラーを知って、コントロールしていました。これにより授業のクオリティの確保ができます。

⑤先生が、自分の能力を上手に使っていました。(これはあとで書きます)

⑥先生が、授業を、そして子どもたちの学びを、コーディネートしようとしている意識がとてもよかったです。

 M先生、Y先生、お疲れさまでした。

 

 

 1年生が学校探検で学校を回っています。

すぐ校長室に来るかと思い、ドアの所に潜んで待っていたら、校長室手前の事務室、金魚の水槽、タイムカプセルに立ち止まり観察していたので、思いのほか結構ドアのところで待っていたら、やっと1年生が校長室にやってきました。

 

子どもたちは目を輝かせて、校長室の中を見学していました。

 

「ソファに座ってもいいですか?」「どうぞ」

 

「校長先生のトロフィーですか?」「ちがいますよ」

 

「音楽のトロフィー(音符のデザイン)が多いけど、校長先生音楽得意なんですか?」「そうじゃないですよ」

 

などと会話を楽しみました。

 

終了後、ステキな探検カードが送られてきました。

 

ステキです。

 

絵も文字も上手ですね。

 

 

 

 

今日もおいしい給食ありがとうございました。

 

 

 

放課後、応援団練習を終えた6年生が、「校長先生、スローガン、言ってもいいですか?」と校長室にチャレンジに来てくれました。

運動会スローガン暗唱チャレンジも、学校教育目標暗唱チャレンジも、ダブルクリアして、鬼滅の刃トークと、ONE PIECEトークと、ちょっとだけコナン、Dr.STONEトークを展開して帰って行きました。さすが6年生、次のチャレンジを見事に予想しました。次のチャレンジ待っています。

 

 

 

今日のタイトル「ハチミツとダイヤモンド」

私、若い頃、授業をうまくなりたくて購入した本の中に「お笑いに学ぶ授業学」みたいな本があって、結構参考にしていました。どうして明石家さんまさんのトークにみんなは引き込まれるのか?子どもたちの発言を楽しくつないでつないで授業を展開できないか?とか、タモリさんのトークの秘密は?とか、お笑いを分析して授業に活かすみたいな本でした。トーク番組で効果的な次のキーワードをわざと隠す「めくり」のテクは結構活用しました。この本、今も家のどこかにあると思います。

私はお笑い芸人さんのトークには教師が学ぶべきテクニックがいろいろあると思っています。私は東京ダイヤモンドさんのハチミツ二郎さんの「ぼやき」が結構好きです。何でもない相方のトークをツッコミではなく、「ぼやき」で返します。そうすると何気ない会話が、なんだかおもしろいものに変わっていく、というテクニックです。

私は今日、初任者の先生の授業を観て、「ぼやき」のテクニックを使っているのが印象的で、うまいなあとおもいました。結構しゃべる子が多い4年生のクラスで、子どもたちの発言をさりげなくぼやきでリピートしたりコメントを返していきます。そうすると、そこに展開する先生と子どもたちのトークが何だかステキなものへと化学変化を起こす、と言うことを感じました。

今日のタイトル「ハチミツとダイヤモンド」

ぼやきのテクニックが、東京ダイヤモンドさんのハチミツ二郎さんだ、と、このタイトルにしましたが、東京ダイヤモンドではなく、東京ダイナマイトさんでした。途中で気づきましたが修正しない確信犯です。初任の先生たちのステキな子どもたちとの信頼関係のあるやりとりを見ていて思いました。この、日々の、先生と子どもたちが紡ぐ時間こそが、輝く宝物なんだと、ダイヤモンドなんだと。この時間を積み重ねて積み重ねて、1年後にステキな化学変化が起きるんだと思いました。原石なんですよね、子どもたちは。そして先生たちも。上手とか、テクニックがあるとか、そんなことじゃないと思うんです。信頼関係なんだなあって、愛なんだなあって、思いました。

 

以上、校長、木村でした。

今日も最後まで観ていただきありがとうございました。

「いいね」を押していただくと校長が「いいね3つで缶ビールもう一缶いけるかも」なんてぼやきます。