1学期終業式
朝の登校の様子です。
昨夜の予報では、7時頃、かなりの雨が降るとあったので、心配していたのですが、そうならなくて良かったです。
子どもたちの気持ちの良いあいさつがとてもいいです。
また今朝は車中から園児のみなさんが4人も「校長先生おはようございます」とあいさつをしてくれました、うれしいですね。
あいさつ名人見つけました。
すばらしいあいさつでした。
朝から終業式のリハを行いました。
2校時は終業式でした。
リモートで実施しました。校長室から発信の様子、各教室での受信の様子の画像を挟みながら、3人の代表の子どもたちのスピーチを紹介します。
一学期に頑張ったことと夏休みに頑張りたいこと
二年〇〇〇〇
僕は一学期にがんばったことが二つあります。
一つ目は 漢字大会計算大会でダブルパーフェクト賞を取ったことです。漢字大会と計算大会どちらも緊張しました。だけど、たくさん練習したのでダブルパーフェクト賞を取れました。
二つ目は一分前着席です。休み時間に時計を見て過ごすように気を付けました。それから気づいてない友達に教えることもできました。
次に夏休みにがんばりたいことが二つあります。一つ目は夏休みの宿題です。僕は夏休みの宿題を一日五ページやって早く終わらせたいです。二つ目は家のお手伝いです。僕は家のお手伝いをたまにしかやってないので、夏休みはいっぱいやりたいと思います。
一学期頑張ったことと二学期頑張りたいこと
四年〇〇〇〇
私が一学期頑張ったことは二つあります。
一つ目は漢字計算大会です。私は漢字計算大会に向けてたくさん練習をしました。間違えやすい漢字は自学や漢字ノートに何度も書いて練習をしました。計算大会に向けては練習問題を何度も解いて間違えたところはどうして間違えたのかを考えて次に活かしました。その結果ダブルパーフェクト賞を取ることができました。漢字も計算も何度も練習をすることで自信がつき、練習って大事だなと思いました。
二つ目は子ども民生委員になったことです。私は子ども民生委員として天草に住んでいる人たちを笑顔にできることを考えました。認知症サポート研修を受けたり福祉体験をしたりして、少しでも自分にできることは積極的にしていこうと思いました。先日、おじいちゃん、おばあちゃんたちとの交流会では、おじいちゃん、おばあちゃんたちを笑顔にしようと積極的に話しかけたり肩もみをしたりして、おじいちゃん、おばあちゃんたちを笑顔にすることができてよかったです。私も楽しい時間が過ごせました。二学期も交流会を盛り上げて行きたいです。
二学期頑張りたいことは二つあります。
一つ目はだれとでも仲良くするということです。おじいちゃんおばあちゃんたちとの交流会でも、話したり一緒に体験したりすることで仲良くなれることがわかりました。だからいろいろな人に話しかけたり困っている人を助けたり一緒に遊んだり、たくさん人のいいところを見つけて仲良くなりたいです。
二つ目は合唱コンクールです。四年生から合唱コンクールに参加するので合唱コンクールではピアノ伴奏をしたいと思っています。だから夏休みにたくさん練習をして頑張りたいです。
一学期頑張ったことと二学期がんばりたいこと
六年〇〇〇〇
ぼくが一学期がんばったことは三つあります。
一つ目は最高学年としての朝のボランティア活動です。はじめは自分の準備を優先してしまって、あまり活動する時間がとれませんでした。でも、ボランティアをすると学校が綺麗になっていき、自分の心もスッキリしていくのを感じました。だからボランティアは学校のみんなだけでなく、自分も気持ちよく学校生活を送るために必要なことと分かったので、少しずつ活動する時間を増やしていけるようになりました。
二つ目は運動会です。今年は発表会になってしまいましたが、六年生の表現では集団行動などを経験してテキパキとした動きができ、クラスの絆や結束力が深まったように感じました。紫団が優勝できてとてもうれしかったです。また、係などを通して他の学年を支えることができ、悔いのない発表会になりました。
三つ目は委員会活動です。五年生の時は委員会活動を忘れて遊びに行ってしまうことがありました。でも、休んでしまったら学校全体に影響することと知ったので休まずに仕事ができるようになりました。これからも6年生として進んでボランティアをし、積極的に自分の仕事を頑張っていきたいです。一学期を振り返ってみて、二学期がんばりたいことは積極的にいろいろな活動にチャレンジすることです。今まで恥ずかしいと思って発表ができなかったり、委員会ですることがあった時、自分がするよと声をかけたりすることができませんでした。だからこれから発表には間違いがないと思って手を挙げたり 、クラスの活動や委員会活動でも積極的に活動したりできるようにしていきたいです。そしてこれらを二学期だけでなく、三学期でも意識して成長した姿で卒業できるようにしたいです。
校長は次のような話をしました。
校長先生は1学期の始業式で1つ、「やらなければいけないことをきちんとやる」ということをお話ししました。大人になると、やりたいことをやっている時間より、やらなければいけないことをやっている時間の方が圧倒的に多い、やらなければいけないことをやらないと夢は叶えられない、だから、大人になるときのための練習を、今のうちから始めておいた方がいいと思うんです。とお話をしました。ちゃんとルールを守ることも一緒です。
どうでしたか?1学期、「やらなければいけないことをきちんとやる」ことができましたか?
運動会のみなさんのがんばり、すばらしかったです。雨で発表会になって残念だったけど、練習の時から、すばらしいがんばりを見せてくれました。だから当日のあの素晴らしさだったと思います。これは、「やらなければいけないことをきちんとやる」ということをみなさんががんばったからだと思います。校長先生にもすごくいい思い出になりました。ありがとうございました。
6年生、6年生は、最高学年として、この運動会を大成功に導いてくれました。6年生のがんばりなしに、運動会の成功はあり得ませんでした。6年生、ありがとうございました。6年生は、運動会だけじゃなく、委員会活動や児童総会など、いろいろな場面でとてもがんばりました。朝のボランティアにたくさん出てきてがんばっている姿もすばらしかったです。他の学年のみなさんもボランティアをがんばったと思います。だれかが見ているとかそういうことじゃなくて、誰かのためにがんばることができる人はステキな人間になると思っています。ボランティアで磨かれるのは自分の心です。もっともっと自分の人権感覚を磨いていってください。
もちろん、がんばったのは、6年生だけじゃなく、5年生、4年生、3年生、2年生、1年生、ひまわり、そして先生たち、ここにいるみなさん、そうです。712人のみなさんが一生懸命がんばったから、いろいろなことが、大成功したんだと思います。毎日の授業を一生懸命がんばっている姿もたくさん見せてもらいました。授業をしっかりがんばることはとても大切なことです。712人のみなさん、そして先生たちのがんばりのおかげで、今があります。本当にありがとうございました。
また、うまくいかなかったこともあったと思います。だけどうまくいかなかったことがあるからこそ、次は、うまくいくようになります。
人間は失敗をバネに、がんばることができるようになる人と、失敗を後悔して前に進めなくなる人がいます。それが人生の大事な大事な分かれ道です。みなさんはどっちですか?失敗をバネにがんばるのと、失敗を後悔して前に進めなくなるのと、どちらがいいと思いますか?
校長先生は、前に話したスマトラの津波の経験もそうだけど、「もうダメかも」と思うことが59年間の人生で何度もありました。だけど、失敗や後悔をバネにして、前に進もう、もう少しがんばってみよう、自分を成長させよう、今のままじゃダメだ、自分を変えよう、と思って行動したからこそ、今があると思っています。
1学期、中には、校長先生や他の先生に注意されたり怒られたりした人もいると思います。でも、そのあと、その人ががんばっている姿をよく見ました。きっと失敗をバネにがんばったんだなあと思ってうれしくなりました。失敗をバネにして、がんばることができる人になってください。
校長先生は、夏休みを前に、いつも思い出すことがあります。それは4年生で担任していた子どものことです。その子は、道を歩いているとき、すぐ家の前の道だったんだけど、前をちゃんと見ていなかった車に敷かれて、車のエンジンの部分の下敷きになりました。運転中の車のエンジンはすごい温度になっています。その子の命は助かりました。ランドセルが背中を守ってくれました。ランドセルは黒焦げになり、その子は背中に大きなやけどをしましたが、皮膚を移植する手術で元通り元気になりました。校長先生はクラスの子どもたちに、命が助かって良かったと泣きながら話をしました。
夏休み、命を大切にしてください。校長先生が一番心配していることです。交通事故だけじゃなくて、海や川などの水の事故、それから熱中症などなど、心配なことがたくさんあります。もしこんなことをしたらどんな危険になるか、想像して考えながら行動してください。
充実した夏休みを過ごしてください。
生徒指導担当のO先生の話、保健室のT先生の話は後日掲載します。
1学期で本渡北小を転校する子どもたちのあいさつです。あいさつがとても上手でした。新しい学校でもがんばってくださいね。
ALTのA先生もお別れです。実はA先生とのお別れに涙する子が多くいました。次の時間も悲しみが止まらない子もいました。ステキですね、子どもの感性。ステキですね、国を超えた人との出会い。
以上、校長、木村でした。
1学期、お世話になりました。
学校へのご理解とご協力ありがとうございました。