人生には後付けも有
朝の登校の様子です。
今日も朝から暑いですね。
毎日こんなコメントばかりしています。
正門前の30分間、汗がほとばしります。
セミゲットです。手で捕まえたそうです。
こちらも。
カブトムシに興味がある人は校長先生まで連絡ください。
気持ちのいいあいさつに元気をもらいます。
今日はこのあと出張なので、授業を観て回ることができないので、登校の様子を多めに紹介しています。
6年生、朝のボランティア、がんばっています。
たくさんの子どもたちが出てきて、それぞれに環境整備に取り組んでいます。
この風景だけで、私は胸がいっぱいになります。
ひょっとしたら、やんなくちゃだから、とやっている子もいるかも知れません。
でも意味は後付けのこともあります。
あとから、自分たちがやってきたことには意味があった、と感じることにも意味があると思います。
人生に無駄なことなんて一つもない、と思います。
教科書の勉強も、体験学習も、掃除も、ボランティアも、また社会体育でがんばっていることも、全て自分の心を磨くためなんですよね。
だから、毎日の、さりげないワンシーンが大切。そして派手なことばかりじゃなくて、こうやってコツコツとがんばることができることこそ人間の本当に価値なのかも知れません。
今日はここまでだったんですが、4年生、通いの場との交流の写真を、撮影した先生が、送ってくれました。
昨年度もとても確かな学びがあった通いの場との交流です。
年に1回ではなく、数回訪れることで、地域の皆様も、そして子どもたちにも、とても思い出深い交流となりました。
今日は最初の出会い、今日はまだ深い意味は分からなかった子がいるかも知れません。
だけど数回の交流で、こうやってふれあうことはとても意味があることなんだと後付けもありだと思います。
私が担任をした6年生で、正しいことを一生懸命伝えるのに、なかなか伝わらない子がいました。
言葉では伝わるけど行動が伴わない、漢字です。
まあそれでも2年間、言い続けたんですけれど。
その子が、中学校に進学して半年過ぎた頃、私に会いに小学校に来ました。
そしてこう言いました。「木村先生の言っていたことがやっとわかりました。」
「中学校の先生は、みんな木村先生と同じ事言います。」と。
「なあんだ、もっと早く気づけよ」なんて2人で笑ったことがありました。
人生には後付けも有、です。
以上、校長、木村でした。
今日も最後まで観ていただきありがとうございました。